トヨタ / MODEL HISTORY
カローラ ツーリング
Corolla Touring
目次
カローラ ツーリングとは
カローラ ツーリングは、2019年9月にカローラ セダンと同時に登場した日本向けステーションワゴンです。従来のカローラ フィールダーから車名を改め、TNGAのGA-Cプラットフォームを採用。ワゴンとして荷室を確保するだけでなく、低重心のプロポーションや操縦安定性まで含めて、カローラシリーズの走りと実用性を担うモデルとして再構成されました。
初期型は1.8Lハイブリッド、1.8Lガソリン、1.2Lターボ+6速i-MTを用意し、ハイブリッドにはE-Fourも設定しました。荷室には高さを変えられるリバーシブルデッキボードを採用し、後席を倒したフラットな積載から背の高い荷物まで対応。ボディ形式がワゴンであることを、日常の積載性へ具体的につなげた設計が特徴です。
2022年10月の改良は、現行世代を選ぶうえで大きな分岐です。ハイブリッドは電動モジュールを刷新した1.8Lシステムへ、ガソリン車は1.5Lダイナミックフォースエンジンへ変更され、安全機能やコネクティッド機能も更新されました。登場時の多様なパワートレーンを楽しむ前期型と、動力系・安全・通信をまとめて新しくした改良後では、同じ初代でも比較軸がはっきり異なります。
さらに2025年の改良を経て、現在はハイブリッド中心の構成へ整理されています。2026年5月にはカローラ誕生60周年に合わせ、ACTIVE SPORTを60周年記念仕様へ更新し、通常モデルも一部改良。カローラ ツーリングは一代の中で、パワートレーンを広く選べるワゴンから、電動化を軸に装備を磨くワゴンへと役割を変えてきました。
カローラ ツーリングを30秒で理解
- 初代登場
- 2019年
- 歴代
- 1世代
- カローラ ツーリングの基本
- TNGA(GA-C)を基礎に、1.8Lハイブリッド/E-Four、Toyota Safety Sense、コネクティッド機能を継続的に更新
- ボディの変遷
- 2019年にカローラ フィールダーから車名を改め、ステーションワゴンとして初代カローラ ツーリングが登場
- 現行世代
- 初代 ZWE219W
カローラ ツーリングらしさはどこにある?
ワゴンの積載性をTNGA世代のカローラに統合
リバーシブルデッキボードや6:4分割可倒式後席を備え、荷物の形に応じて荷室を使い分けられるのがカローラ ツーリングの核です。同時にGA-Cプラットフォームによる低重心化や操縦安定性も追求し、積めることだけを目的にしたワゴンではなく、現代のカローラらしい走りと実用性を一つの車体にまとめました。
登場時は3種類の動力系から選べた
2019年の発売時は1.8Lハイブリッド、1.8Lガソリン、1.2Lターボ+6速i-MTという幅のある構成でした。ハイブリッドにはE-Fourも用意され、燃費、駆動方式、MTという異なる希望を同じワゴンで受け止めていた点は、現在の構成との大きな違いです。
2022年改良で動力・安全・通信をまとめて刷新
2022年10月には1.8Lハイブリッドの電動モジュールを刷新し、ガソリン車を1.5Lダイナミックフォースエンジンへ変更。Toyota Safety Senseやコネクティッド機能も更新されました。外観差だけではなく中身の変更範囲が広いため、中古車では2022年改良前後を分けて考える価値があります。
現行型はハイブリッドを中心に熟成
近年はラインアップをハイブリッド中心へ整理しながら、安全・快適装備を拡充しています。2026年には60周年記念のACTIVE SPORTを設定し、通常モデルも一部改良。発売時の選択肢の広さとは異なり、現在は1.8Lハイブリッドを軸に仕様や装備で選ぶ性格が強くなっています。
歴代カローラ ツーリング比較
| 世代 | 販売期間 | 型式 | この世代を一言で |
|---|---|---|---|
| 初代 | 2019年9月~現行 | ZWE219W | 初代カローラ ツーリングは、TNGAのGA-Cプラットフォームとワゴンの積載性を組み合わせ、2019年から現在までパワートレーン、安全装備、コネクティッド機能を段階的に更新してきた現行世代です。 |
カローラ ツーリングの世代別詳細
各世代の型式、ボディ、特徴、向いている人、選ぶときの確認点を同じフォーマットで比較できます。

- 型式
- ZWE219W
- 主なボディ
- 5ドアステーションワゴン
- この世代を一言で
- 初代カローラ ツーリングは、TNGAのGA-Cプラットフォームとワゴンの積載性を組み合わせ、2019年から現在までパワートレーン、安全装備、コネクティッド機能を段階的に更新してきた現行世代です。
POINTこの世代のポイント
- 2019年9月17日にカローラ セダンと同時発売され、従来のフィールダーとは異なる「カローラ ツーリング」の名称でスタートしました。GA-Cプラットフォームによる低重心の車体にステーションワゴンの荷室を組み合わせ、カローラシリーズの中で実用性を担うモデルとして位置付けられています。
- 発売時は1.8Lハイブリッド、1.8Lガソリン、1.2L直噴ターボ+6速i-MTを設定し、ハイブリッドにはE-Fourも用意しました。現在より選択肢が広く、MTを含めて走り方や駆動方式まで選べたことが前期型の特徴です。
- 2022年10月にはパワートレーンを大きく更新し、ハイブリッドの電動モジュール刷新と1.5Lダイナミックフォースガソリンへの切り替えを実施。安全機能とコネクティッド機能も同時に進化したため、前後で比較すると装備変更以上の差があります。
- 2025年以降はハイブリッド中心へ整理され、2026年5月には60周年記念仕様のACTIVE SPORTと通常モデルの一部改良を実施しました。一代を通してワゴンという基本形は変えず、動力系の多様さから電動化と装備の熟成へ重点を移してきた世代です。
FITこんな人に向いている
荷室の使いやすさとカローラの現代的な安全・走行技術を両立したいなら。カローラ ツーリングは、後席を倒した長尺物の積載やデッキボードの使い分けといったワゴンの実用性を保ちながら、TNGA世代の走りとToyota Safety Senseを組み合わせています。前期にはMTや1.8Lガソリンも存在するため、実用性を共通軸にしつつ動力系の好みまで含めて選べます。
CHECK選ぶときに見るポイント
中古車では、まず2022年10月改良の前後を確認したいモデルです。前期には1.8Lハイブリッド、1.8Lガソリン、1.2Lターボ+6速i-MTがあり、改良後は刷新された1.8Lハイブリッドと1.5Lガソリンへ構成が変わりました。ハイブリッドでは2WDとE-Fourの別、W×Bなどのグレード、Toyota Safety Senseやディスプレイオーディオの仕様差も年式で異なります。荷室ではデッキボードの仕様や後席可倒部を実車で確認し、用途に合う積載形態かまで見ておくと安心です。
カローラ ツーリングはどう進化してきたか
フィールダーからツーリングへ、ワゴンの役割を再設計
2019年の登場では名称をカローラ ツーリングへ改め、GA-Cプラットフォームを採用しました。リバーシブルデッキボードなどワゴンらしい積載機能を持たせながら、低重心のスタイルや操縦安定性も重視。荷室だけでなく走りまで含めてカローラのワゴンを作り直したことが出発点です。
発売時はハイブリッド、ガソリン、MTまで幅広く用意
初期ラインアップは1.8Lハイブリッドと1.8Lガソリンに加え、1.2Lターボ+6速i-MTも設定されました。ハイブリッドにはE-Fourもあり、同じボディで燃費、駆動方式、MTという異なるニーズを選べた時期です。中古車で前期型を見る価値は、この選択肢の広さにもあります。
2022年、パワートレーンだけでなく安全と通信も更新
2022年改良では1.8Lハイブリッドの電動モジュールを刷新し、ガソリン車は1.5Lダイナミックフォースへ移行しました。Toyota Safety Senseとコネクティッドサービスも更新され、外観も変更。現行世代の途中で商品内容を広範囲に切り替えた節目になっています。
ハイブリッド中心へ整理し、60周年の節目へ
2025年の改良後はハイブリッドを軸とする構成が明確になり、2026年5月にはACTIVE SPORTを60周年記念仕様へ更新しました。通常モデルにも装備・ボディカラーの改良が加わり、現在は動力系を増やすより、電動化を基礎に装備や仕様を磨く方向へ進んでいます。
カローラ ツーリングはどの世代を選ぶ?
MTや発売初期の多様な動力系を求めるなら前期型
1.2Lターボ+6速i-MTや1.8Lガソリンは発売初期ならではの選択肢です。ハイブリッド以外の走り方を重視する場合、2022年改良前を中心に探すと候補を明確にできます。
動力系と安全装備の新しさなら2022年改良後
2022年10月以降は、刷新された1.8Lハイブリッドや1.5Lガソリンに加え、Toyota Safety Senseとコネクティッド機能も更新されています。年式差を単なる外観変更として扱わず、機構と支援装備をまとめて比較したい区分です。
雪道などで駆動方式を重視するならE-Fourを確認
ハイブリッドにはE-Fourが設定されています。2WDと同じハイブリッドという名称でも駆動方式が異なるため、使用地域や走行環境から4WDが必要かを決めてから車両を絞ると、グレード比較がぶれにくくなります。
新車ではハイブリッドと装備内容を中心に選ぶ
現行ラインアップは発売時より整理され、1.8Lハイブリッドが中心です。W×Bなどのグレード、2WD/E-Four、標準装備や特別仕様の違いを比べることが、現在のカローラ ツーリング選びの中心になります。
同じ世代でも年式、グレード、駆動方式、改良時期によって仕様は異なります。購入時は実車の状態や装備、整備履歴も含めて確認してください。
カローラ ツーリングを選ぶときに確認したいポイント
2022年10月改良の前後を最初に分ける
前期と改良後ではガソリンエンジンだけでなく、ハイブリッド、安全機能、コネクティッド機能まで内容が変わります。中古車サイトの年式だけでなく初度登録と仕様を照合し、どちらの構成かを特定してから価格差を見るのが基本です。
前期型のMTは1.2Lターボとの組み合わせを確認
6速i-MTを狙う場合は1.2L直噴ターボとの組み合わせです。1.8Lガソリンやハイブリッドとは別の仕様なので、外観やW×Bというグレード名だけで判断せず、エンジンとトランスミッションをセットで確認します。
ハイブリッドは2WDとE-Fourを混同しない
ハイブリッドには2WDとE-Fourが存在します。中古車では価格や燃費表示だけを比べず、駆動方式を車両情報で確認し、必要な走行環境に合うものを選ぶことが重要です。
荷室装備は実車で使い方まで確かめる
カローラ ツーリングの価値はワゴンの荷室にあります。リバーシブルデッキボードは仕様条件によって構成が異なるため、床面の高さ、後席を倒した状態、積みたい荷物の寸法を実車で確認すると、ワゴンを選ぶ意味を確かめられます。
初代 カローラ ツーリング ZWE219W
情報確認:2026年5月

ACTIVE SPORTを60周年記念仕様へアップデート
カローラ誕生60周年を記念し、カローラ ツーリングのACTIVE SPORTを60周年記念仕様へ更新。専用デザインや内装、特別設定色を採用し、通常モデルも同時に一部改良されました。
通常モデルも一部改良
2026年5月の一部改良ではボディカラーを更新し、Xグレードにスマートエントリーとナビレディパッケージを標準装備。現行世代の基本構成を保ちながら装備内容を見直しています。
最新の販売状況、受注状況、グレード構成、価格については、メーカー公式サイトまたは正規販売店で確認してください。
