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ホンダ / MODEL HISTORY

CR-V

CR-V
ホンダ CR-V
メーカーホンダ
初登場1995年
歴代6世代
現行世代6代目

目次

CR-Vとは

CR-Vは1995年にHondaの『クリエイティブ・ムーバー』第2弾として登場したSUVです。初代が狙ったのは、本格クロスカントリー車の代わりではなく、セダンの快適性やワゴンの使い勝手を持ちながら、必要な場面では4WDの機動性も使える一台でした。この『普段の生活を中心に置いたSUV』という考え方が、その後のCR-Vを理解する土台という位置付けです。

CR-Vが世代を重ねても変えていないのは、SUVらしい大きさを見せることより、毎日の使いやすさを広げることです。荷室の開口や後席の動かし方は、その時代の家族構成や荷物の載せ方に合わせて見直されています。変化の中心にあるのは装備を増やすことではなく、人が乗り降りしやすく、荷物を出し入れしやすくすることです。そのためCR-Vは、外観や車体サイズが変わっても、生活の中で扱いやすいSUVという性格を保っています。

パワートレインの変化は、CR-Vが求められる役割の広がりをよく表れる部分です。初期は2.0L/2.4Lガソリンとリアルタイム4WDを軸にしていましたが、5代目では1.5L VTEC TURBOと2モーターハイブリッドを並べ、燃費だけでなく走り方そのものを選べる車種という位置付けです。6代目ではe:HEVに加えて、外部充電にも対応するe:FCEVを日本へ導入。排気量や駆動方式を選ぶSUVから、利用環境に合わせて電動システムまで選ぶSUVへ役割を広げる変化です。

安全支援も、上級グレードの付加装備からCR-V全体の基本価値へ移っています。3代目でVSAを全タイプ標準とした流れは、5代目のHonda SENSING全グレード標準へつながり、現行6代目e:HEVではHonda SENSINGを基本装備とし、BLACK EDITIONにはHonda SENSING 360まで採用しています。初代から続く『日常で気軽に使えるSUV』という原点はそのままに、現在のCR-Vは広さ、電動化、安全支援をまとめて日常の安心と使いやすさへ結び付けるモデルへ変化する流れです。

CR-Vを30秒で理解

初代登場
1995年
歴代
6世代
CR-Vの基本
リアルタイム4WDからi-MMD/e:HEVへ発展し、6代目ではプラグイン機能付きe:FCEVと第4世代e:HEVを展開
ボディの変遷
乗用車感覚の5ドアSUVを軸に、荷室・後席の使いやすさを拡大し、5代目では3列7人乗りも設定
現行世代
6代目 RS5 / RS6 / ZC8

CR-Vらしさはどこにある?

都市型SUVの出発点を作った『乗用車感覚』

初代は、セダンの快適性、ワゴンのユーティリティ、4WDの機動性を一台にまとめる発想から生まれています。大きすぎない車体、フルフラットフロア、センターウォークスルー、リアルタイム4WDを組み合わせ、日常の延長でレジャーにも使えることを重視。CR-Vが長く受け継いできたのは、悪路性能を前面に出すことではなく、生活の中で気軽に使えるSUVという考え方です。

広さだけでなく『使い方』まで考えたパッケージ

2代目は前モデルとほぼ同じ外寸で室内長・室内高を広げ、3代目はスペアタイヤを床下へ移して縦開きテールゲートの採用が特徴です。4代目は車体を小さくしながら室内長と荷室容量を拡大し、5代目はガソリン車に3列7人乗りを用意。現行6代目e:HEVも後席足元を先代比16mm拡大し、後席スライドと8段階リクライニングを備えるなど、CR-Vは世代ごとに『同じ大きさでどう使いやすくするか』を更新する改良です。

2.0Lガソリンからe:HEV・e:FCEVまで広がった動力源

初代は2.0Lガソリン+4AT+リアルタイム4WDで始まり、2代目後期から3代目にかけては2.4Lガソリンが中心という構成です。5代目では1.5L VTEC TURBOに加え、CR-V初の2モーターハイブリッドを投入し、ハイブリッドにも4WDを設定。6代目ではプラグイン機能付き燃料電池車e:FCEVと第4世代e:HEVが日本へ導入され、CR-Vは一つの動力方式に固定されないHondaの電動SUVへ役割を広げる変化です。

安全支援を上級装備から車種全体の基盤へ

3代目ではVSAを全タイプ標準とし、上級グレードにIHCCやCMBSの採用が特徴です。4代目は2012年改良でサイドエアバッグとサイドカーテンエアバッグを全タイプ標準化し、5代目ではHonda SENSINGを全グレードに標準装備。6代目e:HEVではHonda SENSINGに加え、BLACK EDITIONへHonda SENSING 360を採用しており、安全支援は一部グレードの先進装備からCR-V全体の基本価値へ移っています。

歴代CR-V比較

世代販売期間型式この世代を一言で
初代1995年10月~2001年8月RD1 / RD2初代RD1/RD2は、セダンの快適性とワゴンの実用性に4WDの機動性を組み合わせ、CR-Vが掲げる『日常で使える都市型SUV』の原型を作った世代です。
2代目2001年9月~2006年9月RD4 / RD5 / RD6 / RD72代目RD4/RD5/RD6/RD7は、初代の使いやすさを引き継ぎながら室内と荷室を拡大し、後期には2.4L+5ATへ刷新して走りと商品構成を大きく変えた世代です。
3代目2006年10月~2011年10月RE3 / RE43代目RE3/RE4は、2.4L+5ATを軸に低重心・ワイドトレッド化し、縦開きテールゲートや先進安全装備を採用して都市型SUVとしての上質さを強めた世代です。
4代目2011年12月~2016年8月RM1 / RM44代目RM1/RM4は、2.0L FF+CVTと2.4L 4WD+5ATを明確に分け、外寸を抑えながら室内・荷室を広げて扱いやすさを高めた世代です。
5代目2018年8月~2022年12月RW1 / RW2 / RT5 / RT65代目RW1/RW2/RT5/RT6は、1.5L VTEC TURBOとCR-V初の2モーターハイブリッドを並べ、3列7人乗りとHonda SENSING全車標準で国内CR-Vの選択肢を大きく広げた世代です。
6代目2024年7月~現行RS5 / RS6 / ZC86代目は、日本では2024年にプラグイン充電機能付きe:FCEVが先行し、2026年に第4世代e:HEVのRS/RS BLACK EDITIONが加わった、電動化を前面に出す現行世代です。

CR-Vの世代別詳細

各世代の型式、ボディ、特徴、向いている人、選ぶときの確認点を同じフォーマットで比較できます。

初代CR-V RD1 / RD21995年10月~2001年8月
型式
RD1 / RD2
主なボディ
5ドアSUV
この世代を一言で
初代RD1/RD2は、セダンの快適性とワゴンの実用性に4WDの機動性を組み合わせ、CR-Vが掲げる『日常で使える都市型SUV』の原型を作った世代です。

POINTこの世代のポイント

  • 1995年10月12日に発売された初代は、Hondaクリエイティブ・ムーバー第2弾として、セダンの快適性、ワゴンの使い勝手、クロスカントリー4WDの機動性を一台にまとめた構成です。日常で無理なく使えることを出発点にしたことで、CR-Vの『都市型SUV』としての基本思想がここで定まっています。
  • 発売時は130PSの2.0L DOHC 16バルブエンジン、電子制御4AT、デュアルポンプ式リアルタイム4WDという構成です。常時重い4WD機構を意識させるのではなく、市街地から不整地まで一台で対応することを狙った駆動系で、乗用車感覚と機動性を両立するCR-Vらしさを支えています。
  • フルフラットフロアとセンターウォークスルー、フルフラット化できるリアシートなど、初代から室内の使い方に工夫が多く盛り込まれています。SUVらしい外観だけでなく、人が動きやすく荷物を積みやすいことを商品価値にした点は、その後のCR-Vにも続く重要な特徴です。
  • 1998年12月のマイナーチェンジでは、2.0Lエンジンを150PSへ高出力化し、フルマークにFFを加えた構成です。4WD中心で始まったCR-Vに都市部向けのFFが加わったことで、用途に応じて駆動方式を選べるSUVへ広がり、初代後半は前半とは選び方が明確に異なります。

FITこんな人に向いている

CR-Vの原点とシンプルな機構を味わいたいなら。初代は、現在のSUVが一般化する前に『乗用車のように使える4WD』を形にした世代です。発売当初は2.0L+4AT+リアルタイム4WDのみでしたが、1998年のマイナーチェンジで5MTやFFを含む選択肢が広がる流れです。初期型の4WDらしさを重視するのか、後期型の仕様拡大や装備改善を重視するのかで候補を分けると比較しやすくなります。

CHECK選ぶときに見るポイント

1998年12月のマイナーチェンジは大きな分岐です。パフォーマでは4WD+4AT/5MTを継続し、フルマークにはFF+4ATが追加され、エンジン出力も150PSへ高められています。同じ初代でも駆動方式、トランスミッション、スペアタイヤの配置や外観が異なるため、年式とタイプ名を先に確認したい世代です。

2代目CR-V RD4 / RD5 / RD6 / RD72001年9月~2006年9月
型式
RD4 / RD5 / RD6 / RD7
主なボディ
5ドアSUV
この世代を一言で
2代目RD4/RD5/RD6/RD7は、初代の使いやすさを引き継ぎながら室内と荷室を拡大し、後期には2.4L+5ATへ刷新して走りと商品構成を大きく変えた世代です。

POINTこの世代のポイント

  • 2001年9月20日に発売された2代目は、初代が開拓した『乗用車感覚のSUV』を受け継ぎながら、グローバル・コンパクトプラットフォームの採用が特徴です。前モデルとほぼ同じボディサイズで室内長・室内高を広げ、荷室容量527Lも確保しており、CR-Vの中心価値を走破性より空間効率へさらに明確に寄せています。
  • 発売時は2.0L DOHC i-VTECを搭載し、FFと4WD、4ATと5MTを組み合わせる構成でした。初代後半で広がったFFを本格的な選択肢として定着させ、街乗り中心か4WDの機動性を求めるか、ATかMTかまで用途に合わせて選べた点が2代目前期の特徴です。
  • パフォーマとフルマークの2タイプを用意し、スペアタイヤを背負うアクティブな外観と、ボディ同色バンパーを使う都会的な外観を選べる構成でした。機構だけでなく見た目の方向性まで分けたことで、CR-Vがアウトドア専用ではなく幅広い生活スタイルに合わせるSUVであることを強める方向です。
  • 2004年9月のマイナーチェンジでは全タイプを2.4L i-VTEC+5ATへ変更し、新リアルタイム4WDやVSA+DBWの協調制御の採用が特徴です。前期の多彩な2.0L仕様から、後期はトルクと安定性を重視した構成へ整理されたため、2代目の中でも前後期で走りと選び方が大きく分かれます。

FITこんな人に向いている

実用性と機械的な選択肢の多さを両立した世代を選ぶなら。前期型は2.0L i-VTECを軸にFF/4WD、4AT/5MTを選べる構成で、駆動方式やトランスミッションの選択幅が大きい世代です。2004年9月以降は全タイプ2.4L+5ATへ切り替わり、走りとグレード構成が別物に近いほど変化しています。「2代目」でひとまとめにせず、前期2.0Lか後期2.4Lかを最初に分けると、候補車の性格をつかみやすくなります。

CHECK選ぶときに見るポイント

2004年9月24日のマイナーチェンジが最大の分岐です。それ以前は2.0L i-VTECで5MTも存在しましたが、改良後は全タイプ2.4L i-VTEC+5ATとなり、iL/iL-Dの2グレードへ整理されています。駆動方式だけでなくエンジン排気量と変速機まで変わるため、登録年と型式を合わせて見ないと、使用感の違う車を同じ条件で比べてしまいます。

3代目CR-V RE3 / RE42006年10月~2011年10月
型式
RE3 / RE4
主なボディ
5ドアSUV
この世代を一言で
3代目RE3/RE4は、2.4L+5ATを軸に低重心・ワイドトレッド化し、縦開きテールゲートや先進安全装備を採用して都市型SUVとしての上質さを強めた世代です。

POINTこの世代のポイント

  • 2006年10月13日に発売された3代目は、従来のスクエアなSUV像から離れ、力強いロアボディとスポーティなキャビンを組み合わせた都会的なスタイルへ転換した世代です。CR-Vの実用性を残しながら、見た目と走りの質感を高める方向へ踏み込んだ世代です。
  • 全タイプに2.4L DOHC i-VTECと5ATを採用し、FFと4WDを設定する構成です。4WDは後輪へのトルク伝達能力を高めた新リアルタイム4WDとし、VSAを全タイプ標準装備。前世代後期で始まった2.4L化を世代全体の基本に据え、余裕ある走りと安定性をCR-Vの標準へ引き上げています。
  • スペアタイヤを床下へ移し、テールゲートを横開きから縦開きへ変更したことも大きな転換です。さらに後席は6:4分割でスライド、リクライニング、ダブルフォールディングが可能で、デザインを洗練させても荷室とシートアレンジの実用性を犠牲にしないCR-Vらしいパッケージを保っています。
  • 上級グレードにはIHCCやCMBS、AFSなど当時の先進装備を採用し、2009年のマイナーチェンジでは内外装とナビ装備を更新する改良です。同じ2.4Lでも安全・快適装備と外観が年式で変わります。中古車では上級グレードの装備内容と2009年改良前後が、価格差を理解する実質的な比較軸です。

FITこんな人に向いている

2.4Lの余裕と都市型SUVらしい完成度を重視するなら。3代目は2.4L i-VTEC+5ATに一本化され、FFと4WDで選ぶ構成です。初代・2代目の道具感を残したスクエアな雰囲気から、低重心・ワイドトレッドの洗練されたスタイルへ大きく方向転換した世代です。2009年のマイナーチェンジでは内外装が改められているため、外観や装備の新しさまで含めるなら後期型を分けて比較する価値があります。

CHECK選ぶときに見るポイント

2009年9月18日のマイナーチェンジでは、フロントグリル、ボンネット、前後バンパー、アルミホイールのデザインが変更され、上級タイプではHDDインターナビ標準化など装備も充実した内容です。パワートレインの骨格は共通でも見た目と装備差が大きいため、写真の印象だけでなく年式とタイプ名まで揃えて前後期を比べたい世代です。

4代目CR-V RM1 / RM42011年12月~2016年8月
型式
RM1 / RM4
主なボディ
5ドアSUV
この世代を一言で
4代目RM1/RM4は、2.0L FF+CVTと2.4L 4WD+5ATを明確に分け、外寸を抑えながら室内・荷室を広げて扱いやすさを高めた世代です。

POINTこの世代のポイント

  • 2011年12月2日に発売された4代目は、ボディサイズを従来型より小さくしながら室内長を225mm、荷室容量を65L拡大する変更です。大きくするだけで広さを稼ぐのではなく、都市部での取り回しと居住性を同時に高めた点が、CR-Vのパッケージ思想をよく表れる部分です。
  • 20Gは2.0L i-VTEC+CVT+FF、24Gは2.4L i-VTEC+5AT+4WDという明快な2本立てでした。2.0L FFは燃費と価格、2.4L 4WDは出力と四輪駆動を重視しており、同じ世代の中で用途に応じた選択がしやすい構成です。
  • 4WDには電子制御で後輪駆動力を制御するREAL TIME AWDを採用し、荷室側のレバーで後席を格納できる機構も導入しています。走行時の安心感と、荷室を素早く広げられる使い勝手を一緒に磨いたことで、日常からレジャーまで一台でこなすCR-Vの役割をより具体化する改良です。
  • 2012年10月の改良ではサイドエアバッグとサイドカーテンエアバッグを全タイプ標準化し、レザーパッケージも追加しています。国内では2016年8月で一度販売を終えるため、この世代は従来型CR-Vのガソリン中心の構成を締めくくる一方、次の5代目でハイブリッドとHonda SENSINGへ移る前段階として位置付けられます。

FITこんな人に向いている

FFの効率か4WDの余裕かを明確に選びたいなら。4代目は20Gが2.0L+CVT+FF、24Gが2.4L+5AT+4WDと、パワートレインと駆動方式がグレードごとに明確に分かれています。市街地中心で燃費や扱いやすさを重視するか、4WDと2.4Lの組み合わせを求めるかを先に決めると候補を絞りやすい世代です。2012年改良後はサイドエアバッグとサイドカーテンエアバッグが全タイプ標準となるため、安全装備を重視するなら改良時期も価格差を考える材料です。

CHECK選ぶときに見るポイント

2012年10月11日の改良で、サイドエアバッグとサイドカーテンエアバッグが全タイプ標準装備という位置付けです。発売時から20Gと24Gで駆動方式・排気量・変速機が固定されているため、まずFFか4WDかを選び、その後に2012年改良前後とレザーパッケージなどの装備差を見る流れが分かりやすい比較方法です。

5代目CR-V RW1 / RW2 / RT5 / RT62018年8月~2022年12月
型式
RW1 / RW2 / RT5 / RT6
主なボディ
5ドアSUV(5人/7人)
この世代を一言で
5代目RW1/RW2/RT5/RT6は、1.5L VTEC TURBOとCR-V初の2モーターハイブリッドを並べ、3列7人乗りとHonda SENSING全車標準で国内CR-Vの選択肢を大きく広げた世代です。

POINTこの世代のポイント

  • 日本では2018年8月31日にガソリン車、11月1日にハイブリッド車が発売され、約2年の国内空白を経てCR-Vが復帰した世代です。新世代プラットフォームで低重心・高剛性化し、広い室内と走行安定性を両立させたことで、グローバルSUVとしての役割を日本市場でも改めて示した世代です。
  • ガソリン車は1.5L VTEC TURBO+CVT、ハイブリッド車は2.0Lエンジンと2モーターのSPORT HYBRID i-MMDを採用し、どちらにもFFと4WDを設定する構成です。CR-V初のハイブリッドに加え、i-MMDとして初の4WDも用意され、燃費だけでなく駆動方式まで含めて電動化を選べるようになった点が大きな転換です。
  • ガソリン車には同じボディサイズで3列7人乗りを設定し、5人乗りと用途を分けられています。後席足元の拡大やワンアクションのダイブダウン機構も備え、従来からの広さと荷室の使いやすさに『多人数乗車』という選択肢を加えたことが5代目のパッケージ上の特徴です。
  • Honda SENSINGを全グレード標準装備とし、2020年改良ではハイブリッドの呼称をe:HEVへ変更、BLACK EDITIONや上級装備を加えた構成です。中古車ではターボ/e:HEV、5人/7人、FF/4WDに加えて2020年改良前後まで確認すると、同じ5代目でも性格の違いを整理できます。

FITこんな人に向いている

ターボ・e:HEV・3列シートから用途に合わせて選びたいなら。5代目は、ガソリンの1.5L VTEC TURBOと2.0L+i-MMDのハイブリッドを選べるだけでなく、ガソリン車には5人乗りと7人乗りがあります。ハイブリッドは5人乗りのみで、FF/4WDを設定。家族人数や荷室の使い方、電動走行の感触をどこまで重視するかで候補がはっきり分かれるため、まずパワートレインと座席数を決めると選びやすい世代です。

CHECK選ぶときに見るポイント

2018年発売時はHYBRID表記でしたが、2020年6月19日のマイナーチェンジで2モーターハイブリッドの名称がe:HEVへ変更され、BLACK EDITIONも追加されています。シーケンシャルターンシグナルやステアリングヒーターなど装備も見直されているため、初期型と2020年改良後を分けて比較したいところです。ガソリン車だけに7人乗りがある点も、同じ5代目の中で見落とせない違いです。

6代目現行世代CR-V RS5 / RS6 / ZC82024年7月~現行
ホンダ CR-V 6代目
型式
RS5 / RS6 / ZC8
主なボディ
5ドアSUV(e:HEV/e:FCEV)
この世代を一言で
6代目は、日本では2024年にプラグイン充電機能付きe:FCEVが先行し、2026年に第4世代e:HEVのRS/RS BLACK EDITIONが加わった、電動化を前面に出す現行世代です。

POINTこの世代のポイント

  • 日本向け6代目は、2024年7月19日にCR-V e:FCEVから始まる時期です。北米や中国で展開する6代目CR-Vをベースに、燃料電池と外部充電可能なバッテリーを組み合わせ、一充填走行距離約621kmと一充電走行可能距離約61kmを実現。SUVの実用性と新しいエネルギー技術を組み合わせる先行モデルとして導入されたのが特徴です。
  • 2026年2月27日にはe:HEV RSとe:HEV RS BLACK EDITIONが日本で発売されています。2.0L直噴アトキンソンサイクルエンジンと2モーターを使う第4世代e:HEVに、CR-V専用のハイ/ロー2段エンジン直結ギアを加え、FFと4WDを設定。5代目の2モーターハイブリッドを受け継ぎながら、走行領域と効率の両立をさらに進めています。
  • 後席足元は先代より前後長で16mm拡大し、8段階リクライニングとスライド機構を採用。フラットな荷室床と広い開口部も備え、電動化や車体の上質化を進めても、CR-Vが初代から重視してきた乗員空間と荷室の使いやすさを中心に据えています。
  • e:HEVはHonda SENSINGを全タイプ標準装備し、RS BLACK EDITIONにはHonda SENSING 360を採用。Google搭載の9インチHonda CONNECTディスプレーも標準とし、安全支援とデジタル機能を車種の基盤へ組み込んでいます。6代目は、広さと快適性だけでなく、電動化・安全・接続性まで含めてCR-Vの役割を更新した世代です。

FITこんな人に向いている

現行CR-Vの快適性と電動化を重視するなら。日本の6代目は導入経緯が独特で、2024年にe:FCEVがリース販売で先行し、2026年にe:HEV RSが一般向けSUVの中心として加わっています。e:HEVはFF/4WD、BLACK EDITIONは4WDで、e:FCEVはFFです。ハイブリッドの使いやすさを求めるのか、水素と外部充電を組み合わせるe:FCEVという特殊な選択肢を検討するのかで、購入・利用条件まで含めて比較する必要があります。

CHECK選ぶときに見るポイント

6代目では、2024年のe:FCEVと2026年のe:HEVを同じ「現行CR-V」として混同できません。e:FCEVはプラグイン充電機能を備える燃料電池車でリース形式、e:HEVは2.0Lエンジン+2モーターのハイブリッドです。e:HEVの中でもRSはFF/4WD、RS BLACK EDITIONは4WDでHonda SENSING 360や専用装備を持つため、まず動力方式、その次に駆動方式と安全装備を見ると違いが明確です。

CR-Vはどう進化してきたか

都市型SUVの原点から、上質なグローバルSUVへ

初代は『大きすぎず、日常で気軽に使える4WD』として、セダンの快適性とワゴンの実用性を融合した成り立ちです。2代目は同等の外寸で室内・荷室を広げ、3代目以降は縦開きテールゲートや洗練された外観、静粛性を採り入れて都市型SUVとしての質感を向上。現在はアッパーミドルクラスの快適性を求めながらも、広い後席と荷室を重視する初代からの考え方を維持する構成です。

ガソリン中心から、ターボ・e:HEV・e:FCEVへ

初代は2.0Lガソリン、2代目後期から3代目は2.4Lガソリンが中心でした。4代目は2.0L FFと2.4L 4WDを使い分け、5代目で1.5L VTEC TURBOと2モーターi-MMDを並行設定。6代目では第4世代e:HEVに加え、プラグイン充電可能なe:FCEVも日本へ導入され、CR-Vの動力源は排気量の違いから電動システムの違いを選ぶ段階へ移っています。

4WDの安心感を残しながら、FFも用途別の主役に

初代はリアルタイム4WD専用で始まりましたが、1998年にFFを追加し、2代目以降は街乗り中心のFFと機動性を重視する4WDを並行展開する構成です。3代目ではVSAとの協調、4代目では電子制御REAL TIME AWD、5代目ではハイブリッドにも4WDを設定。6代目e:HEVでは前後駆動力配分をより積極的に使う制御へ進み、CR-Vの4WDは悪路対応だけでなくオンロードの安定性も担う技術へ変化する流れです。

先進安全装備を一部グレードから標準機能へ

3代目ではVSAを全タイプに標準装備し、上級グレードにIHCCやCMBSを用意する構成です。4代目の2012年改良ではサイド/カーテンエアバッグを全タイプ標準化し、5代目ではHonda SENSINGを全グレード標準へ拡大。6代目e:HEVはHonda SENSINGを基本装備とし、BLACK EDITIONにはHonda SENSING 360まで採用しており、安全支援の範囲が段階的に車種全体へ広がる流れです。

CR-Vはどの世代を選ぶ?

初代・2代目は『道具感』と機械的な違いで選ぶ

初代と2代目は、現行SUVよりシンプルな機構とコンパクトな実用車らしさが魅力です。初代は1998年にFFを追加し、2代目は前期2.0Lと後期2.4Lでパワートレインが大きく変わります。古いCR-Vらしい軽快さを求めるなら、世代名より駆動方式・変速機・改良時期を揃えて比べると、各仕様の違いが見えてきます。

3代目・4代目は2.4L 4WDと日常性のバランスを見る

3代目は2.4L+5ATを中心に都市型SUVとしての上質さを高め、4代目は2.0L FF+CVTと2.4L 4WD+5ATへ役割を分けました。走りの余裕と4WDを重視するなら3代目または4代目24G、燃費や街中での扱いやすさを優先するなら4代目20Gというように、用途を先に置くと候補の違いがはっきりします。

5代目はターボ・e:HEV・7人乗りが分岐点

5代目は1.5Lターボと2.0Lハイブリッドを選べ、ガソリン車には7人乗りもあります。Honda SENSINGが全グレード標準なので、安全支援を確保しつつパワートレインと座席数で用途を選べるのが特徴です。2020年改良後はe:HEV表記とBLACK EDITIONが加わるため、高年式を狙う場合は改良前後も価格と装備の比較軸です。

6代目はe:HEVとe:FCEVを別の選択肢として考える

現行6代目では、一般的なガソリン給油で使えるe:HEVと、水素充填に加えて外部充電もできるe:FCEVで利用条件が大きく異なります。e:HEVはFF/4WDとBLACK EDITIONを選べる一方、e:FCEVはFF・リース形式です。同じボディ世代でも所有方法とエネルギー補給環境が違うため、装備の多寡より先に自分の生活へ組み込める動力方式かどうかを考える必要があります。

同じ世代でも年式、グレード、駆動方式、改良時期によって仕様は異なります。購入時は実車の状態や装備、整備履歴も含めて確認してください。

CR-Vを選ぶときに確認したいポイント

初代は1998年12月改良前後で駆動方式まで変わる

初期型は2.0L+4AT+リアルタイム4WDが基本ですが、1998年12月の改良で150PS化され、フルマークにFFも選択肢です。パフォーマには5MTもあり、同じ初代でも駆動方式と変速機が大きく異なります。年式、パフォーマ/フルマーク、FF/4WD、AT/MTを順に確認すると候補車の性格を誤りにくくなります。

2代目は2004年9月の2.4L化を境に分ける

2代目前期は2.0L i-VTECでFF/4WD、4AT/5MTが存在しますが、2004年9月以降は全タイプ2.4L+5ATへ刷新されています。前期の軽快さやMTを求めるのか、後期のトルクと新リアルタイム4WDを重視するのかで狙う車が変わります。車検証の型式と初度登録に改良時期まで重ねて見ると、前後期の取り違えを避けやすくなります。

3代目・4代目は安全装備の標準化時期を見る

3代目ではVSAは全タイプ標準ですが、IHCCやCMBSは上級グレード中心です。4代目では2012年10月改良でサイドエアバッグとサイドカーテンエアバッグが全タイプ標準という位置付けです。古いCR-Vで安全装備を重視する場合は、単に高年式を選ぶのではなく、その年式で何が標準装備だったかを確認すると比較の精度が上がります。

5代目は座席数と2020年改良をセットで確認

5代目の7人乗りはガソリン車だけで、ハイブリッド/e:HEVは5人乗りです。2020年改良ではe:HEVへの呼称変更、BLACK EDITION追加、快適装備の拡充が行われています。家族人数で7人乗りが必要か、2モーターの電動走行を優先するかを先に決め、その後で2018~2020年型と2020年改良後を比べると、候補の理由が整理できます。

現行モデル情報

6代目 CR-V RS5 / RS6 / ZC8

情報確認:2026年9月

ホンダ CR-V 6代目

6代目CR-V e:HEVを日本発売

Hondaは6代目CR-Vのe:HEVを2026年2月27日に発売すると発表れる部分です。e:HEV RSはFF/4WD、e:HEV RS BLACK EDITIONは4WDで、第4世代e:HEVにCR-V専用の2段エンジン直結ギアを組み合わせます。BLACK EDITIONにはHonda SENSING 360、全タイプにはGoogle搭載9インチHonda CONNECTディスプレーを採用し、日本向け6代目に通常の給油で使えるハイブリッドという選択肢を加えています。

CR-V誕生30周年、日本向けe:HEV投入を予告

HondaはCR-V誕生30周年を発表し、1995年の初代から2024年のe:FCEVまでの歴史を整理するとともに、6代目CR-V e:HEVの日本発売予定が公表値です。グローバル累計販売は2025年8月に1,500万台へ到達し、CR-VがHondaの主要SUVとして続いていることも示されています。

最新の販売状況、受注状況、グレード構成、価格については、メーカー公式サイトまたは正規販売店で確認してください。