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ロータス / MODEL HISTORY

Emira

Emira
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メーカーロータス
初登場2021年
歴代1世代
現行世代初代
目次

Emiraとは

Emiraは、Elise、Exige、Evoraの流れを受けて登場したミッドシップ・スポーツカーです。新しいLotus Sports Car Architectureを使い、接着アルミシャシーや油圧式ステアリングといったロータスらしい構成を残しながら、室内の使いやすさやインフォテインメントまで従来より広く受け持ちます。ロータスは現行公式ページで、Emiraを内燃エンジンを積む同社スポーツカーの系譜を締めくくるモデルとして位置づけています。

この車の選び方を大きく分けるのは、同じ後輪駆動シャシーに二つの異なるパワートレインを用意したことです。3.5LスーパーチャージャーV6は6速MTまたは6速AT、AMG由来の2.0Lターボは8速DCTを組み合わせるため、出力差よりも変速操作とエンジンの反応の違いが運転感覚に直結します。

初代の途中で変わったのは、車の基本構成よりグレードの見せ方です。First Edition中心だった初期から、後期は4気筒の標準仕様とSE、V6系へ役割を分け直していますが、V6+MT/ATと4気筒+DCTという二本柱は残り、年式違いを読む基準もここにあります。

2026年の420 Sportでは、2.0Lターボの出力向上に加えて、専用空力、冷却、車高、軽量化まで車体側へ変更が及びます。現在のEmiraは、日常で使えるミッドシップスポーツという出発点を保ちながら、4気筒側によりサーキット寄りの選択肢まで持つ一世代へ広がっています。

Emiraを30秒で理解

初代登場
2021年
歴代
1世代
Emiraの基本
接着アルミ製Lotus Sports Car Architecture、前後ダブルウィッシュボーン、油圧式ステアリング、3.5L V6+6MT/6AT、2.0Lターボ+8速DCT
ボディの変遷
初代のみ。2ドア・ミッドシップクーペを基本に、パワートレインとシャシー設定を拡充し、現行では一部モデルにリムーバブルルーフも設定
現行世代
初代

Emiraらしさはどこにある?

新しい車体でも、ステアリングの手応えは機械的に残した

Emiraは新設計の接着アルミシャシーを採用しますが、操舵には油圧式パワーステアリングを使います。ダブルウィッシュボーンとTour/Sportのサスペンション設定も組み合わせ、電子制御だけで反応を作るのではなく、路面から伝わる感触を車体側の構成で残している点が特徴です。

V6と4気筒は、数字より変速機まで含めて性格が違う

V6はスーパーチャージャー付き3.5Lに6速MTまたは6速ATを組み合わせ、4気筒はAMG由来2.0Lターボと8速DCTの専用構成です。4気筒車はロータスとして初めてDCTを採用し、V6の手動変速とは操作のリズムそのものが異なります。どちらが上位かではなく、運転中に何を操作したいかで選択が分かれます。

快適装備を増やしても、ミッドシップ2シーターの骨格は変えていない

Emiraは従来のロータスより室内の収納、電動シート、デジタル表示や接続機能を充実させています。それでもエンジンを座席後方に置く2シーターと後輪駆動の基本レイアウトは維持され、実用性を足すためにスポーツカーの構成を別物へ変えたわけではありません。

420 Sportは4気筒を軽さと空力まで含めて詰め直した

2026年の420 Sportは、2.0Lターボの高出力化を起点に、車体側まで手を入れた仕様です。新しい空力パーツで冷却気流とダウンフォースを増やし、オプションのLightweight Handling Packでは車高、ダンパー、タイヤ、排気系、バッテリーまで見直します。Turbo SEとの差はエンジン出力に加え、サーキット走行を意識したシャシーと軽量化の範囲にも表れます。

歴代Emira比較

世代 販売期間 型式 この世代を一言で
初代 2021年10月~現行 確認中 初代Emiraは、新しい接着アルミ製スポーツカーアーキテクチャにV6と4気筒ターボの二つのパワートレインを載せ、従来のロータスらしい操舵感と日常での使いやすさを一つにまとめた世代です。

Emiraの世代別詳細

各世代の型式、ボディ、特徴、向いている人、選ぶときの確認点を同じフォーマットで比較できます。

初代現行世代Emira2021年10月~現行
型式
確認中
主なボディ
2ドア・ミッドシップスポーツクーペ
この世代を一言で
初代Emiraは、新しい接着アルミ製スポーツカーアーキテクチャにV6と4気筒ターボの二つのパワートレインを載せ、従来のロータスらしい操舵感と日常での使いやすさを一つにまとめた世代です。

POINTこの世代のポイント

  • 2021年7月に世界公開されたEmiraは、Eliseで培った接着アルミ技術を新しいLotus Sports Car Architectureへ発展させ、従来の軽量スポーツから室内機能や快適性まで受け持つ新世代の2シーターとして設計されています。
  • 日本では2021年10月にV6 First Editionの受注を開始。3.5LスーパーチャージャーV6に6速MTを標準で組み合わせ、6速ATも選べるため、初期Emiraの中心はエンジン特性と変速操作を直接楽しむ構成でした。
  • 2022年4月にはAMG由来の2.0Lターボを積む4気筒First Editionが日本で受注開始となり、8速DCTをロータスで初採用します。V6を小排気量へ置き換えた仕様ではなく、異なるエンジンと変速機で同じシャシーの性格をもう一方向へ広げたモデルです。
  • 2025年モデル以降はFirst Edition中心の構成からTurbo/Turbo SE/V6へ移り、さらにV6 SE、Turbo、420 Sportへ展開します。世代自体は変わらず、制御、冷却、サスペンション、空力を段階的に更新して性能の幅を広げていることが初代後半の特徴です。

FITこんな人に向いている

V6の操作感か、4気筒DCTの速い変速かを最初に分ける。世代は一つですが、V6と4気筒ではエンジンとトランスミッションの組み合わせが異なります。MTを含む機械的な操作感を重視するならV6、パドル操作とDCTの素早い変速を軸にするなら4気筒が比較の起点です。年式が新しくなるほどTurbo SE、V6 SE、420 Sportなど仕様名が増えるため、エンジン系統を決めてからシャシー装備へ進むと比較軸がぶれません。

CHECK選ぶときに見るポイント

初期のFirst Editionと2025年モデル以降では名称と標準装備の切り方が変わっています。V6では6MT/6AT、4気筒では8速DCTという変速機の違いが大きく、Turbo SEや420 Sportではサスペンション、ブレーキ、空力まで標準構成が変化します。中古車では年式と正式グレード名を確認したうえで、装着されているDrivers Packやシャシー仕様がその車両本来の構成かを追うと比較がぶれません。

Emiraはどう進化してきたか

新設計シャシーで、ロータスのスポーツカー像を日常側へ広げた

2021年のEmiraは、接着アルミとミッドシップという基本を守りながら、室内の収納やデジタル機能、乗降性まで含めて使い勝手を引き上げます。EliseやExigeの代替をそのまま作るのではなく、Evoraが担っていたGT的な役割も一台へ寄せたことが出発点です。

4気筒とDCTの追加で、運転のリズムをもう一つ用意した

日本では2022年に2.0LターボのFirst Editionを受注開始し、ロータス初の8速DCTを採用します。V6+MT/ATとはエンジンの回り方もシフト操作も異なり、同じ車体で二つの運転感覚を選べる構成がここで完成します。

First Editionを卒業し、Turbo SEを性能側の基準に置いた

2025年モデルではTurbo、Turbo SE、V6へラインアップを再編。Turbo SEは4気筒の出力とトルクを高め、Sportサスペンション、2ピースブレーキ、ローンチコントロールをDrivers Packとして標準装備します。この変更で4気筒側にも、日常寄りのTurboと走りを深めたTurbo SEという明確な役割分担が生まれます。

420 Sportで空力と軽量化まで踏み込んだ

2026年の420 Sportは416bhpの2.0Lターボに専用の空力部品を加え、冷却気流とダウンフォースを改善します。Lightweight Handling Packでは車高やダンパー、タイヤ、排気系、バッテリーまで対象が広がり、最大25kgの軽量化も狙います。初代Emiraの4気筒系は、DCTによる扱いやすさから始まり、ここでよりサーキット寄りの方向まで伸びました。

Emiraはどの世代を選ぶ?

6速MTを残したV6は、操作そのものを楽しみたい人の基準になる

V6系は3.5Lスーパーチャージャーと6速MTを組み合わせられることが最大の違いです。4気筒DCTより最高速や加速値だけで選ぶのではなく、クラッチ操作やシフトフィールまで含めて運転したいならV6を先に見ると候補を絞りやすくなります。

4気筒はTurboとTurbo SEで、日常性とシャシー装備の差を見る

どちらもAMG由来2.0Lターボと8速DCTを使いますが、Turbo SEは高出力化に加えてSportサスペンション、2ピースブレーキ、ローンチコントロールを標準化しています。TurboはTour系の使いやすさを基準にし、Turbo SEは高負荷走行へ寄せた装備を最初から持つ構成です。街乗り中心か、ワインディングやサーキットまで想定するかで、この装備差の意味が変わります。

420 Sportは4気筒の最高出力より、車体側の変更量で考える

420 Sportでは専用エアロ、冷却改善、5mm低い車高が入り、Lightweight Handling Packでは最大25kgの軽量化を狙います。Turbo SEからの違いは出力の上積みだけではないため、サーキット走行や調整式ダンパーまで必要かどうかが選択の境目です。

Emiraを選ぶときに確認したいポイント

First Editionの装備量を、後期グレードの序列へそのまま当てはめない

初期のFirst Editionは複数のパックや装備をまとめて持つ特別な構成で、後期のTurbo、Turbo SE、V6は標準装備の切り方が異なります。装備の多さだけで上下関係を決めると誤解しやすいため、その車両が新車時にどのサスペンション、ブレーキ、タイヤ設定で組まれたかを基準に読む方が実態に合います。

V6はMTかATかで、LSDを含む仕様の見方が変わる

V6は6速MTと6速ATを選べるため、エンジンが同じでも駆動系の構成が完全には同じではありません。現行V6 SEではMTにLSDが標準とされ、シフトフィール改善のためマウントも更新されています。中古車では単に「V6」とまとめず、トランスミッションまで含めて仕様を特定すると、走りの違いを取り違えません。

4気筒はDCTだけでなく、Turbo SE以降のシャシー装備まで追う

2.0L車は8速DCTで共通していても、Turbo SEではSportサスペンションや2ピースブレーキ、ローンチコントロールが標準となり、420 Sportではさらに空力と軽量化の範囲が広がります。外観だけで高性能仕様を判断すると差を取り違えやすく、正式な装備構成が比較の中心です。

2025年の車両制御ソフトウェア更新歴も確認材料になる

日本正規輸入元は2025年7月、Emira V6/2.0を対象にECM、VDDM、CEMの不具合修正を含む無償ソフトウェア更新を案内しています。メーカーが公式に用意した更新なので、該当車では機械部分の整備記録とあわせて実施履歴が残っているかを見る価値があります。

現行モデル情報

初代 Emira

情報確認:2026年9月

Emira 420 Sportを追加

2.0Lターボを416bhpへ高め、専用の空力パーツ、冷却改善、5mm低い車高を採用。オプションのLotus Lightweight Handling Packでは調整式ダンパーや軽量部品まで加わり、4気筒Emiraの性能領域をさらにサーキット側へ広げています。

V6 SEとTurboを加え、2026年モデルを更新

V6 SEを新設し、4気筒のTurboをエントリー側へ追加するとともに、Emira全体で冷却とトランスミッションを改良。V6 SEではMT用マウントを変更し、変速フィールの精度向上も図られています。

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