ランチア / MODEL HISTORY
ガンマ
Gamma
目次
ガンマとは
新型Gammaは、Ypsilonに続いてLanciaの再始動を広い車格へ押し広げる4.67m級のクロスオーバー・ファストバックです。STLA Mediumを使い、全高を抑えた後ろ下がりのルーフを持つ一方、全幅1.89m・全高1.66mという寸法からは、従来の小型Lanciaとは別の用途を担うモデルであることが分かります。Ypsilonの上位に単純な大型版を置くのではなく、欧州で私用とビジネス需要の双方を狙う新しい商品領域へ戻るための車として位置付けられています。
パワートレーンは145hpのHybridと複数のEVで構成されます。EVは230hpで540km超、245hpで740km超、375hp AWDで最大675kmという公表値で、出力が上がるほど航続距離が伸びる単純な序列ではありません。長距離を優先する245hp、四輪駆動と高出力を組み合わせる375hp AWDというように、EV同士でも選ぶ理由が分かれる設計です。
2026年5月の最初の画像公開時点では、Melfi工場で生産準備を進めながら実車のロードテストが最終段階に入っていると説明されました。9月の公式発表でもHybridとEV、375hp AWDという基本構成は維持されていますが、販売開始月や正式なグレード名は示されていません。したがって現時点のGammaは、販売中の完成済みラインアップとしてではなく、主要仕様まで公表された発売前モデルとして読むのが適切です。
ガンマを30秒で理解
- 初代登場
- 2026年
- 歴代
- 1世代
- ガンマの基本
- STLA Mediumを基礎に、145hp Hybridと複数のEV、375hp AWDまでを同一車系で展開
- ボディの変遷
- Lancia再始動のラインアップを、Ypsilonの小型ハッチバックから4.67m級クロスオーバー・ファストバックへ拡張
- 最終世代
- 初代
ガンマらしさはどこにある?
Ypsilonより上の市場へ戻るための4.67m級Gamma
全長4.67mのクロスオーバー・ファストバックという構成は、Lancia再始動の第一弾だったYpsilonとは役割が明確に違います。ブランド側もGammaで商品レンジを広げ、個人客とビジネス客の双方を狙うと説明しており、小型車中心だった再始動の次段階を担う車です。
HybridとEVを同じ車体で用意するSTLA Medium世代
GammaはSTLA Mediumを使い、145hp Hybridと100%電気自動車を同じモデルに用意します。電動化方式を一つに絞らないため、充電環境を前提にEVを選ぶ場合と、長距離移動で給油の自由度を残したい場合を同じ車格の中で比較できる構成です。
EVは最高出力と航続距離が同じ順番ではない
公表されたEVは230hp、245hp、375hp AWDの3段階で、最長航続距離は245hpの740km超です。375hp AWDは最大675kmとされるため、最上位出力を選ぶことが最長航続距離の選択には直結しません。GammaのEVでは、出力・駆動方式・航続距離を別々の軸で見る必要があります。
設計から生産までイタリア国内でまとめるプロジェクト
デザインはTurinのLancia Design Center、開発と工業化もイタリアで行い、生産はMelfi工場が担当します。これは単なる生産地の説明ではなく、Lanciaが新型Gammaを欧州市場へ再進出する上級モデルとして立ち上げる際に、設計と製造を同じ国内プロジェクトとして結び付けていることを示します。
歴代ガンマ比較
| 世代 | 販売期間 | 型式 | この世代を一言で |
|---|---|---|---|
| 初代 | 2026年(月確認中)~現行 | 確認中 | 初代Gammaは、STLA Mediumを使う4.67m級クロスオーバー・ファストバックとして、145hp Hybridと複数のEVを用意するLancia再始動の上級モデルです。 |
ガンマの世代別詳細
各世代の型式、ボディ、特徴、向いている人、選ぶときの確認点を同じフォーマットで比較できます。
- 型式
- 確認中
- 主なボディ
- 5ドア クロスオーバー・ファストバック
- この世代を一言で
- 初代Gammaは、STLA Mediumを使う4.67m級クロスオーバー・ファストバックとして、145hp Hybridと複数のEVを用意するLancia再始動の上級モデルです。
POINTこの世代のポイント
- 全長4.67m、全幅1.89m、全高1.66mのクロスオーバー・ファストバックで、STLA Mediumを採用。Ypsilonより大きな車格へLanciaの新世代ラインアップを広げる役割を持ちます。
- 145hp Hybridは総航続距離1,000km超を公表しており、充電設備を前提にせず長距離を走る使い方をGammaの中に残すパワートレーンです。
- EVは230hp・540km超、245hp・740km超、375hp AWD・最大675kmを公表。最長航続距離は245hp仕様で、高出力AWDとは異なる価値を持たせています。
- Melfi工場で生産され、2026年5月にはロードテストが最終段階と発表。9月時点でも販売開始月と正式グレード名は示されておらず、発売前モデルとして扱う段階です。
FITこんな人に向いている
充電環境と長距離用途を先に決めて動力源を選びたいなら。GammaはHybridとEVで車体の基本を共有するため、まず日常の充電環境と長距離移動の頻度を基準に動力源を分けられます。EVを選ぶ場合も245hpの長距離志向と375hp AWDの高出力・四輪駆動では役割が異なり、単純な上位下位では整理できません。
CHECK選ぶときに見るポイント
発売前の現段階で確定しているのは、4.67mの車体、STLA Medium、145hp Hybrid、230hp/245hp/375hp AWDのEV構成など主要仕様です。一方、正式なグレード名と販売開始月は公式資料でまだ確定していません。注文開始予定や公表スペックを、そのまま最終的な市販ラインアップや納車時期へ置き換えず、正式発表後に仕様名と販売時期を照合する必要があります。
ガンマはどう進化してきたか
Gammaは『EVかどうか』より動力ごとの役割で見る
当初の予告ではHybridとEVを用意する方針しか見えませんでしたが、現在は145hp Hybridと複数のEVが並ぶことで、Gammaの違いは電動化の有無より動力ごとの役割として捉えやすくなっています。充電環境を前提にしない日常用途ならHybrid、EVを選ぶなら出力と駆動方式まで含めて考える車で、発売前の段階でも比較の出発点はすでにそこにあります。
ガンマはどの世代を選ぶ?
給油中心の使い方を残すなら145hp Hybrid
Hybridは総航続距離1,000km超が公表され、Gammaの中で外部充電を前提にしない選択肢です。自宅や職場での充電環境を用意しにくい場合や、長距離移動で給油時間の短さを重視する場合は、EVとは別の理由で候補に入ります。
EVは航続距離優先かAWD・高出力優先かで分ける
245hp仕様は740km超で公表値の航続距離が最長なのに対し、375hp AWDは最大675kmです。長距離の電費と航続余裕を重視するか、四輪駆動と高出力を取るかで選択が分かれ、最高出力だけを基準に並べるとGammaのEV構成を読み違えます。
ガンマを選ぶときに確認したいポイント
発売前は「注文予定」と「販売開始」を同じ日付として扱わない
2026年5月の公式資料は注文受付を夏以降に予定するとしましたが、9月の発表でも販売開始月は明記されていません。登録年や納車時期を推測で埋めると、将来の中古車年式区分にも影響します。Gammaでは正式な発売日が出るまでsales_start_dateを空欄で扱うのが安全です。
EVは230hp・245hp・375hp AWDを一括りにしない
同じGamma Electricでも、245hp仕様が740km超で最長航続距離を掲げ、375hp AWDは最大675kmという関係です。後者は高出力と四輪駆動が主眼なので、将来中古車を比較するときも「EV」という名称だけでまとめず、出力・駆動方式・公表航続距離をセットで特定する必要があります。
正式グレード名が出るまでは装備差を他車から推測しない
STLA Mediumは他のStellantis車にも使われますが、Gammaの正式なグレード名や各仕様の装備内容は今回の公式資料では確定していません。プラットフォームが共通でも装備構成まで同じとは限らないため、兄弟車の仕様をGammaへ当てはめず、Lanciaが公表する最終ラインアップを基準に比較します。
初代 ガンマ
情報確認:2026年9月
新型Gammaの車体と主要パワートレーンを初公開
4.67mのクロスオーバー・ファストバックとして初画像を公開し、STLA Medium、145hp Hybrid、230hp/245hp/375hp AWDのEV構成と各航続距離の目安を発表。Melfi工場での生産準備とロードテストが最終段階に入ったことも示されました。
最新の販売状況・受注状況は、メーカー公式サイトまたは正規販売店で確認してください。
