メルセデス・ベンツ / MODEL HISTORY
GLS
GLS目次
GLSとは
GLSは、メルセデス・ベンツのSUVで最上級に位置する7人乗りモデルです。2016年にGLクラスから名称を改めた初代X166は、大人7人が座れる室内、680〜2,300Lの荷室、4MATICとAIRマティックを組み合わせ、大人数での長距離移動を一台で受け持つ役割を明確にします。
初代を今見るとき、世代の古さだけで切る必要はありません。GLS 350 d 4MATICは3.0L V6ディーゼル+9G-TRONIC、GLS 550はV8ガソリン、AMG GLS 63は専用4MATICとAMG RIDE CONTROLを持ち、同じX166でも狙いが違います。家族で長距離を走るのか、V8やAMGの走りを求めるのかで見るべき個体は変わります。初代は装備表を横並びにするより、パワートレインと足まわりの構成を先に分ける方が性格をつかめます。
2020年の2代目X167は、7人乗りを維持しながらE-ACTIVE BODY CONTROLを日本初採用し、安全運転支援も新世代へ進みます。2023年の改良ではGLS 450 d 4MATICを追加して全モデルを電動化し、MBUX ARナビゲーションとトランスペアレントボンネットも標準化。現行型はディーゼルISG、AMG、Mercedes-Maybachのどこに価値を置くか、さらに2023年改良後の機能を必要とするかで候補を切り分ける車です。
GLSを30秒で理解
- 初代登場
- 2016年
- 歴代
- 2世代
- GLSの基本
- 7人乗り3列シート、4MATIC、AIRマティックからE-ACTIVE BODY CONTROL、ISG、MBUX ARナビゲーションへ発展
- ボディの変遷
- X166からX167へ2世代。大人7人が乗れる大型SUVという軸を保ちながら、電動化と車体制御・表示機能を更新
- 現行世代
- 2代目 X167
GLSらしさはどこにある?
7人乗車と大容量荷室を同時に狙った最上級SUV
初代X166は3列すべてに大人が座れる空間を確保し、荷室はシート構成によって680〜2,300Lまで変化します。3列目を使う日と荷物を優先する日を同じ車で切り替えられるため、GLSの大きさには明確な用途があります。単に車体が大きいSUVではなく、大人数移動と積載を両立することが車種の中心です。
初代はディーゼル、V8、AMGで役割が分かれる
GLS 350 d 4MATICはV6ディーゼル+9G-TRONIC、GLS 550はV8ガソリン、AMG GLS 63は高出力V8と専用4MATICを採用します。長距離移動を重視する仕様と、高性能な駆動系・足まわりを求める仕様では比較の物差しが異なります。
2代目は車体をどう制御するかまで世代差になる
X167ではE-ACTIVE BODY CONTROLを日本初採用し、路面の凹凸やコーナリングに合わせて車体を能動的に制御する考え方が加わります。7人乗りという用途は初代と共通でも、長距離での乗り心地を整える方法は別世代です。大型SUVを家族移動に使う人ほど、この違いは装備表以上に意味を持ちます。
2023年改良後は電動化と表示機能が共通基盤になる
GLS 450 d 4MATICの追加で全モデルが電動化され、MBUX ARナビゲーションとトランスペアレントボンネットも標準装備へ移行します。改良前後を分ける理由は外観より、動力系と運転中に使う表示・周辺確認機能にあります。
歴代GLS比較
| 世代 | 販売期間 | 型式 | この世代を一言で |
|---|---|---|---|
| 初代 | 2016年4月~2020年(月確認中) | X166 | 初代X166は2016年にGLクラスからGLSへ刷新。7人乗り、大容量荷室、4MATIC、AIRマティックを軸に、ディーゼル、V8、AMGまで幅広い動力系を持つ世代です。 |
| 2代目 | 2020年3月~現行 | X167 | 2代目X167は2020年に日本発売。大人7人が乗れる室内を継承しつつ、E-ACTIVE BODY CONTROLを日本初採用し、安全運転支援と車体制御を新世代へ進めた現行型です。 |
GLSの世代別詳細
各世代の型式、ボディ、特徴、向いている人、選ぶときの確認点を同じフォーマットで比較できます。
- 型式
- X166
- 主なボディ
- 7人乗り・フラッグシップSUV
- この世代を一言で
- 初代X166は2016年にGLクラスからGLSへ刷新。7人乗り、大容量荷室、4MATIC、AIRマティックを軸に、ディーゼル、V8、AMGまで幅広い動力系を持つ世代です。
POINTこの世代のポイント
- 2016年4月27日にGLクラスをGLSへ刷新して日本発売。大人7人が乗れる3列シートと、680〜2,300Lまで変化する荷室を備えます。
- GLS 350 d 4MATICは3.0L V6ディーゼルで258PS/620N・mを発生し、9G-TRONICと4MATICを組み合わせる構成です。
- AIRマティックサスペンションと4MATICを採用し、GLS 550ではON & OFFROADパッケージも設定。舗装路と悪路の両方を想定した大型SUVです。
- AMG GLS 63 4MATICは5.5L V8ツインターボ、AMG 4MATIC、AMG RIDE CONTROLを採用し、通常GLSとは走行性能の狙いが異なります。
FITこんな人に向いている
V6ディーゼルやV8を含む初代らしい大型SUVを選びたいなら。GLS 350 d 4MATICは大トルクのV6ディーゼルと9G-TRONICを組み合わせ、長距離移動との相性が分かりやすい仕様です。V8ガソリンやAMGまで必要としないなら、初代の中でも350 d系を基準に据えやすい構成です。
CHECK選ぶときに見るポイント
X166では登録年より先に、GLS 350 d、GLS 550、AMG GLS 63のどれを求めるかを決める方が比較の軸がぶれません。ディーゼルなら長距離用途、V8なら出力特性、AMGなら専用4MATICや足まわりまで含めて見ます。その上で3列目の使用頻度とAIRマティックを含む装備状態を重ねると、初代の中で残す候補が明確です。
- 型式
- X167
- 主なボディ
- 7人乗り・フラッグシップSUV
- この世代を一言で
- 2代目X167は2020年に日本発売。大人7人が乗れる室内を継承しつつ、E-ACTIVE BODY CONTROLを日本初採用し、安全運転支援と車体制御を新世代へ進めた現行型です。
POINTこの世代のポイント
- 2020年3月23日に新型GLSを日本発売。大人7人が乗れるメルセデス最大のラグジュアリーSUVという位置付けを継承しています。
- E-ACTIVE BODY CONTROLを日本初採用し、路面の凹凸やコーナリング状態に合わせて車体を制御する足まわりを導入しています。
- 2020年12月にはMercedes-AMG GLS 63 4MATIC+を追加。48V電気システムとISGを組み合わせる高性能仕様がX167へ加わります。
- 2023年12月の改良ではGLS 450 d 4MATICを追加して全モデルを電動化し、MBUX ARナビゲーションとトランスペアレントボンネットを標準装備としています。
FITこんな人に向いている
7人乗りに加えて新世代の車体制御や電動化まで求めるなら。X167は3列シートを使う家族用途を残しながら、E-ACTIVE BODY CONTROLや新しい安全運転支援まで選択の軸に入ります。2023年改良後ならISG、MBUX ARナビゲーション、トランスペアレントボンネットも共通条件となり、初代との差がさらに広がります。
CHECK選ぶときに見るポイント
X167を選ぶ理由を『高年式』だけに置かず、E-ACTIVE BODY CONTROLや2023年改良後の表示機能を必要とするかで考えると違いが見えます。長距離主体ならGLS 450 d系、高性能を求めるならAMG、後席の快適性と専用内外装を重視するならMercedes-Maybachというように用途を先に分けます。最後にEdition Black StarsやNight Editionの装備差を重ねれば、現行世代の中でも選択理由がはっきりします。
GLSはどう進化してきたか
GLクラスからGLSへ変わっても7人乗りが中心に残った
2016年のX166は車名をGLSへ改めても、大人7人が乗れる室内と大容量荷室という役割を維持します。そこに9G-TRONIC、AIRマティック、4MATICを組み合わせ、GLクラスから続く大型SUVの性格を新しい車名体系へ移しています。
2代目は車体をどう動かすかまで技術の対象にした
X167ではE-ACTIVE BODY CONTROLが加わり、路面やコーナリングに合わせて車体を能動的に制御する方向へ進みます。7人乗りの実用性はそのままに、長距離での乗り心地を技術で整えることが世代差になりました。大型SUVとしての進化を、出力だけで見ない方がGLSらしさを捉えられます。
2023年改良後は電動化とデジタル表示が標準側へ移った
GLS 450 d 4MATICの追加で全モデルが電動化され、MBUX ARナビゲーションとトランスペアレントボンネットも全車標準になります。X167前半と後半では、電動化された動力系と新しい表示機能をどこまで使うかが選択軸として強くなります。
GLSはどの世代を選ぶ?
初代と2代目は足まわり制御をどこまで求めるかで分ける
X166でもAIRマティックを備えますが、X167ではE-ACTIVE BODY CONTROLという別の制御へ進みます。7人乗りと4MATICがあれば十分なら初代も候補に残り、長距離の乗り心地や車体制御まで重視するなら2代目へ進む理由が明確です。
X167前半と2023年改良後は表示機能まで含めて比べる
改良後はMBUX ARナビゲーションとトランスペアレントボンネットが標準です。市街地での案内表示や車両前方の確認を日常的に使いたいなら後半型が基準です。そこを必須としない場合、改良前まで候補を広げても7人乗りというGLSの基本用途は変わりません。
GLS 450 d、AMG、Maybachは同じ物差しで選ばない
GLS 450 dは長距離移動を軸にしたディーゼルISG、AMG GLS 63は高性能な駆動系とシャシー、Mercedes-Maybach GLS 600は後席の快適性と専用仕立てが中心です。ボディを共有していても、何に価値を置くかが違うため、グレードの上下関係だけで比べるより用途別に分ける方が自然です。
GLSを選ぶときに確認したいポイント
初代はAIRマティックと3列目を別々に見る
X166ではAIRマティックが乗り心地と車高制御を担い、3列目は大人数乗車の実用性を担います。どちらもGLSらしい装備ですが、使う場面は別です。家族で7人乗る頻度と、長距離での足まわりの状態を切り分けて見ると、車両の評価が混ざりません。
X166は350 dとAMGで整備の前提を分ける
V6ディーゼルのGLS 350 dとV8のAMG GLS 63では、エンジンに加えてタイヤ、ブレーキ、足まわりの構成も異なります。AMGを候補にする場合は、高性能仕様に合わせた消耗品と整備履歴まで含めて見る必要があります。
X167は2023年改良後の装備を正式グレード名と合わせる
2023年改良でGLS 450 d 4MATICが加わり、全モデル電動化と新しい表示機能が共通化されます。その後にEdition Black StarsやNight Edition、Mercedes-Maybachの限定仕様も加わります。登録年だけで並べず、正式グレード名と改良時期をセットで見ると装備差を取り違えにくくなります。
Maybachは3列SUVの延長として見ない
Mercedes-Maybach GLS 600は通常GLSと同じ車系でも、後席の快適性や専用内外装へ重点を置く仕様です。大人数で3列目まで使うことを優先するのか、後席中心の移動を重視するのかで、通常GLSとの選択理由は変わります。
2代目 GLS X167
情報確認:2026年9月
GLS 450 d 4MATIC Night Editionを追加
直列6気筒ディーゼル+ISGのGLS 450 d 4MATICにNight Editionを追加。標準仕様とは異なる内外装装備を組み合わせた新ラインアップです。
Mercedes-Maybach GLS 600 Night Edition IIを限定設定
2024年のNight Editionに続く第2弾として、オールブラックのエクステリアを採用したMercedes-Maybach GLS 600の特別仕様車を全国40台限定で設定しています。
最新の販売状況・受注状況は、メーカー公式サイトまたは正規販売店で確認してください。
