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スズキ ハスラー完全ガイド|初代から最新型までの軌跡と歴代モデル情報

投稿日:2025年5月22日| 最終更新日:2025年6月3日
メーカー:スズキ

【音声配信】スズキ ハスラー歴代モデルの概要

この記事の概要を音声で配信しています。

目次
  • スズキ ハスラーの概要
  • スズキ ハスラーの歴代モデル概要

スズキ ハスラーの概要

スズキ ハスラーは、2014年の初代登場と同時に「遊べる軽」という斬新なコンセプトを市場に提示し、日本の軽自動車シーンに一大センセーションを巻き起こしたモデルです。日常の使い勝手に優れた軽トールワゴンの実用性と、アウトドアやレジャーシーンにも映えるSUVのデザインや走破性を巧みに融合。これにより、従来の軽自動車の枠を超えた、新しいライフスタイルを提案するクルマとして確固たる地位を築きました。

歴代ハスラーを貫くのは、単なる移動手段としての役割に留まらず、オーナーの「遊び心」を刺激し、毎日をアクティブに彩るパートナーであろうとする開発思想です。愛嬌のある個性的なスタイリング、ポップで多彩なカラーバリエーション、そして見た目だけでなく実際に使えるSUVテイストの機能性は、多くのユーザーの冒険心をくすぐります。それでいて、広い室内空間や多彩なシートアレンジ、そして時代とともに進化する燃費性能や安全技術は、日常の道具としての高い実用性も兼ね備えているのです。

スズキ ハスラーの歴代モデル概要

初代 ハスラー (MR31S/MR41S型)

  • 販売期間:2014年1月 – 2020年1月
  • 型式:MR31S (2WD/4WD), MR41S (2WD/4WD、S-エネチャージ搭載車)
  • 特徴:
    • 「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」として、軽トールワゴンの広い室内空間とSUVのデザイン・走破性を融合させた、全く新しいジャンルのパイオニアとして誕生。そのキャッチーなネーミングと「遊べる軽」というコンセプトは、市場に強烈なインパクトを与えました。
    • 愛嬌のある丸型ヘッドライトとスクエアなボディ、そしてポップで多彩な2トーンカラーを含む豊富なボディカラーバリエーションが最大の特徴。インテリアも、ボディカラーに合わせたカラーパネルを採用するなど、乗るたびに気分が上がるような遊び心あふれるデザインが採用されました。
    • 見た目の楽しさだけでなく、実用性も徹底的に追求。助手席を前倒しすればテーブルとして使えるほか長尺物も積載可能、フルフラットになるシートアレンジ、汚れを拭き取りやすいラゲッジフロアなど、アウトドアやレジャーシーンでの使い勝手を高める工夫が満載でした。
    • パワートレインには、R06A型エンジン(自然吸気およびターボ)を搭載。当初はスズキ独自の低燃費技術「エネチャージ」を採用していましたが、2015年5月には自然吸気エンジン車に、発進・加速時にISG(モーター機能付発電機)でエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステム「S-エネチャージ」を搭載したMR41S型が追加され、さらなる燃費向上を実現しました。
    • 4WD車には、滑りやすい路面での発進をサポートする「グリップコントロール」や、急な下り坂で車速を自動制御する「ヒルディセントコントロール」を軽自動車として初採用(当時)。SUVらしい走破性も備えていました。安全装備としては、当初「レーダーブレーキサポート」などが設定され、後期型では「デュアルカメラブレーキサポート」も選択可能となりました。個性的な特別仕様車「J STYLE」や「タフワイルド」なども高い人気を博しました。

2代目 ハスラー (MR52S/MR92S型)

  • 販売期間:2020年1月 – 現在 (2025年5月時点)
  • 型式:MR52S (自然吸気エンジン FF/4WD), MR92S (ターボエンジン FF/4WD)
  • 特徴:
    • 「もっと遊べる!もっとワクワク!!新しいハスラーと、新しい毎日に。」をコンセプトに、初代で確立した「遊べる軽」としての魅力を継承しつつ、デザイン、走行性能、安全性、使い勝手の全てにおいて大幅な進化を遂げました。まさに、正統進化と呼ぶにふさわしいモデルチェンジです。
    • エクステリアは、初代のアイコンである丸型ヘッドライトやスクエアなフォルム、そして特徴的なサイドのクォーターガラスなどを踏襲しながら、よりタフで力強く、機能性を感じさせるデザインへと洗練。インテリアも、遊び心と機能性を融合させたデザインコンセプトはそのままに、質感の向上や視認性・操作性に優れたメーターや大型9インチHDディスプレイナビゲーション(メーカーオプション)の設定など、現代的な進化を遂げています。
    • スズキの次世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、軽量化と高剛性を両立。これにより、操縦安定性や乗り心地、静粛性が大幅に向上しました。室内空間もさらに拡大され、特に後席の足元スペースや荷室の使い勝手が向上しています。
    • パワートレインは、全車マイルドハイブリッドシステムを搭載。新開発の自然吸気エンジンR06D型と、改良型のR06A型ターボエンジンに、それぞれISG(モーター機能付発電機)を組み合わせ、優れた燃費性能と軽快な走りを実現。CVTも新開発され、効率とレスポンスが向上しています。
    • 安全性能では、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を全車標準装備(一部機能はグレードにより異なります)。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に加え、後退時ブレーキサポート、誤発進抑制機能(前後)、車線逸脱警報機能、アダプティブクルーズコントロール(ターボ車に設定)など、先進の安全運転支援機能が大幅に充実しました。
    • 4WDシステムも進化し、雪道やアイスバーンでの発進をサポートする「スノーモード」を新たに採用。従来のグリップコントロールやヒルディセントコントロールと合わせ、多様な路面状況に対応する走破性を備えています。豊富な純正アクセサリーによるカスタマイズ性の高さも、ハスラーならではの魅力です。
  • スズキ ハスラー(2代目)のユーザー評価と詳細レビューはこちら

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