レクサス / MODEL HISTORY

LX

LX
レクサス LX
メーカーレクサス
初登場2015年
歴代2世代
現行世代2代目
目次

LXとは

LXは、1996年に北米で誕生したLEXUSのフラッグシップSUVです。日本で正式販売されたのは2015年のグローバル3代目からですが、車種そのものは海外で初代・2代目を経ており、日本導入1世代目を「初代」と数え直すと公式の系譜とずれます。ELCでは世界通算の3代目・4代目という世代番号を維持し、日本初導入年は別情報として扱います。

2015年に日本へ導入された3代目LX570は、5.7L V8、8速AT、AWDを採用しました。3列シートの大型SUVとして悪路走破性と上質さを両立し、Lexus Safety System +も国内LEXUSで初採用。海外で育ってきたLXの「信頼性・耐久性・悪路走破性」に、日本のLEXUSユーザーが求める快適装備や安全支援を重ねた世代です。

2022年の4代目LX600ではプラットフォームとパワートレインを刷新し、3.5L V6ツインターボ+10速ATへ移行しました。4座独立シートの“EXECUTIVE”と、悪路走破性を重視した“OFFROAD”を用意し、単一の高級SUVではなく、後席重視とアウトドア志向を同じ車種内で分けて選べる構成になっています。

2025年にLX700hが加わったことで、現行LXはガソリンのLX600とハイブリッドのLX700hを用途で選び分ける構成になりました。LX700hは電動化してもフルタイム4WDや悪路での信頼性を重視し、OVERTRAIL+ではアウトドア性能をさらに明確にしています。一方でEXECUTIVEは後席快適性を重視するため、同じ4代目でも『後席中心の上質な移動』『本格的な悪路走行』『最新の電動パワートレイン』のどこを優先するかで候補が変わります。2026年9月時点ではLX700hとLX600が併売されており、最新LXは装備の多さではなく、使い方に合うパワートレインと仕様を選ぶことが重要です。

LXを30秒で理解

日本初導入
2015年
通算
4世代
LXの基本
3代目は5.7L V8+8AT+AWD、4代目は3.5L V6ツインターボ+10ATへ刷新し、2025年に3.5L V6ツインターボハイブリッドのLX700hを追加
ボディの変遷
1996年から世界通算4世代。日本では2015年のグローバル3代目から正式販売し、2022年に4代目へ移行
現行世代
4代目 VJA310W / VJH310W

LXらしさはどこにある?

日本では3代目から始まった、世界基準のフラッグシップSUV

LXは1996年に北米で始まったモデルで、日本での正式販売は2015年の3代目からです。つまり日本市場だけを見ると2世代ですが、車種としての通算世代は4世代。日本導入年と公式世代番号を分けることで、海外で培ってきた悪路走破性と耐久性の系譜を切らずに理解できます。

高級SUVでも悪路走破性を核から外さない

LXは大型で豪華なSUVでありながら、歴代で信頼性・耐久性・悪路走破性を中心価値としてきました。3代目のLX570はV8とAWD、4代目のLX600/LX700hもフルタイム4WDを採用し、快適装備を増やしてもオフロード性能を失わないことが車種の役割です。

4代目はEXECUTIVEとOFFROAD/OVERTRAIL+で役割を分けた

4座独立シートのEXECUTIVEは後席2名の快適性を重視し、OFFROADやOVERTRAIL+は悪路走破性やアウトドア用途を強く意識しています。同じLXでも、ショーファードリブン寄りの使い方と、遠出や未舗装路まで含む使い方で選択肢が分かれることが4代目の特徴です。

2025年のLX700hで、電動化と本格4WDを両立

LX700hは単に燃費向上のためにハイブリッドを追加したモデルではなく、LXが重視する過酷環境での信頼性を守るため専用のパラレルハイブリッドシステムを開発しています。電動化しても「どこへでも行き、生きて帰って来られる」という考え方を維持した点が、LXらしい進化です。

日本で販売されたLXの世代比較

世代番号はメーカーの通算世代表記に合わせ、日本で「LX」として販売された世代を掲載しています。

世代 販売期間 型式 この世代を一言で
3代目 2015年9月~2022年1月 URJ201W グローバル3代目URJ201W系は、日本で初めて正式販売されたLX。5.7L V8+8速AT+AWDを採用し、3列シートの上質さと本格SUVの悪路走破性を両立しました。
4代目 2022年1月~現行 VJA310W / VJH310W グローバル4代目VJA310W/VJH310W系は、3.5L V6ツインターボへ刷新し、EXECUTIVE/OFFROADを設定。2025年には歴代初のハイブリッドLX700hとOVERTRAIL+を追加しました。

日本で販売されたLXの世代別詳細

メーカー公式の通算世代番号を維持し、日本で販売された世代の型式・特徴・選び方を比較します。

3代目LX URJ201W2015年9月~2022年1月
型式
URJ201W
主なボディ
フラッグシップSUV
この世代を一言で
グローバル3代目URJ201W系は、日本で初めて正式販売されたLX。5.7L V8+8速AT+AWDを採用し、3列シートの上質さと本格SUVの悪路走破性を両立しました。

POINTこの世代のポイント

  • 2015年9月14日に日本導入されたLX570は、日本で初めて正式販売されたLXですが、世界通算では3代目です。1996年から海外で続いてきたLXの系譜を日本へ持ち込み、LEXUS SUVラインアップの頂点として位置付けられました。
  • 3UR-FE 5.7L V8、8速AT、AWDを採用し、大型ボディでも余裕ある動力性能を確保しました。大排気量V8を軸にした重厚な走りは、V6ターボへ移行した4代目とは性格が異なり、中古車で3代目を選ぶ大きな理由になります。
  • Lexus Safety System +を国内LEXUSで初採用し、快適装備だけでなく予防安全もフラッグシップSUVの基準へ取り込みました。本格SUVとしての走破性に加えて、日常の安心感まで商品価値として広げたことが日本導入世代の重要な特徴です。
  • 3列シート、AHC、AVS、ドライブモードセレクトなどを備え、舗装路の上質さと未舗装路での能力を同じ車体にまとめました。高級SUVでありながら悪路性能を装飾的な要素にせず、実際の機能として残した点がLXらしさを明確にしています。

FITこんな人に向いている

大排気量V8の余裕と、LXらしい本格SUV感を重視するなら。3代目LX570は5.7L V8と8速AT、AWDを組み合わせ、現行4代目にはない自然吸気V8の滑らかさと力強さを味わえる世代です。3列シートの大型SUVとして快適装備も充実しているため、最新の電動化やマルチメディアよりも、大排気量V8の乗り味と重厚感を優先したい人に向きます。

CHECK選ぶときに見るポイント

日本導入は2015年9月で、LX570・5.7L V8・AWDという構成が基本です。中古車では大柄な車体ゆえにタイヤやブレーキ、足まわりの状態が維持費へ影響しやすく、AHCやAVSなど車高・減衰系の作動も確認したいところです。3列シートや後席装備の状態、整備履歴、下回りの使用状況まで見れば、街乗り中心だった個体とアウトドア利用が多かった個体の差を判断しやすくなります。

4代目現行世代LX VJA310W / VJH310W2022年1月~現行
レクサス LX 日本市場2代目(グローバル4代目)
型式
VJA310W / VJH310W
主なボディ
フラッグシップSUV
この世代を一言で
グローバル4代目VJA310W/VJH310W系は、3.5L V6ツインターボへ刷新し、EXECUTIVE/OFFROADを設定。2025年には歴代初のハイブリッドLX700hとOVERTRAIL+を追加しました。

POINTこの世代のポイント

  • 2022年1月12日に発売された4代目LX600は、3.5L V6ツインターボとDirect Shift-10ATへパワートレインを刷新しました。3代目の5.7L V8からダウンサイジングしながら、軽量化と応答性を高め、LXの大型SUVらしい余裕を新しい方法で作り直した世代です。
  • 4座独立式シートを備えるEXECUTIVEと、悪路走破性を重視したOFFROADを設定しました。後席2名の快適性と本格的なアウトドア性能を同じ車種内で分けたことで、LXは単一の高級SUVではなく、利用目的で仕様を選び分けるモデルへ変わりました。
  • 2025年には歴代LXで初めて電動化し、3.5L V6ツインターボハイブリッド+フルタイム4WDのLX700hを追加しました。悪路での信頼性を損なわないことを前提に専用システムを開発しており、燃費だけではなく、LXらしい走破性を保ったまま電動化したことに意味があります。
  • 同じ2025年改良でOVERTRAIL+を追加し、3つのデファレンシャルロックや18インチタイヤなど悪路向け装備を強化しました。EXECUTIVEの後席快適性とOVERTRAIL+の走破性という両極を持つことで、4代目は使い方の違いが歴代で最も明確な世代になっています。

FITこんな人に向いている

最新の走り・安全支援に加え、ガソリンかハイブリッドかまで選びたいなら。4代目はLX600の3.5L V6ツインターボと、LX700hの3.5L V6ツインターボハイブリッドから選べます。後席重視ならEXECUTIVE、悪路やアウトドア用途を強く意識するならOVERTRAIL+、従来型のガソリンフィールを求めるならLX600というように、パワートレインとパッケージの両方で用途を分けられる世代です。

CHECK選ぶときに見るポイント

2022年発売時はLX600のみでしたが、2025年3月にLX700hを追加し、同時にLX600も一部改良されています。中古車や高年式車を比較する場合は、2022~2024年のLX600と、2025年改良後のLX600/LX700hを同じ仕様として扱わないことが重要です。EXECUTIVE、OVERTRAIL+、標準仕様ではシート構成や悪路向け装備も異なるため、車名だけでなくグレード・年式・パワートレインまで揃えて比べると条件が整理できます。

LXはどう進化してきたか

海外で育ったLXが、2015年の3代目から日本へ正式導入

LXは1996年から海外で販売されていましたが、日本で正式に選べるようになったのは2015年の3代目LX570からです。日本での販売歴だけなら2世代でも、公式系譜は3代目・4代目と続いています。世代番号を世界基準で揃えることで、海外で培った悪路走破性と耐久性が日本導入後も受け継がれている流れを比較できます。

3代目の5.7L V8から4代目の3.5L V6ツインターボへ、余裕の作り方を刷新

3代目LX570は大排気量V8による滑らかさと力強さが持ち味でしたが、4代目LX600は3.5L V6ツインターボ+10ATへ変更しました。自然吸気V8の重厚感を楽しみたいなら3代目、最新の車体設計と応答性、安全支援まで求めるなら4代目という違いが、世代選びにそのままつながります。

4代目でEXECUTIVEとOFFROADを分け、使い方から選ぶSUVへ

2022年の4代目では、後席2名の快適性を重視するEXECUTIVEと、悪路走破性を強く意識したOFFROADを設定しました。同じLXでもショーファー用途とアウトドア用途で適した仕様が変わるため、装備の多さではなく、誰を乗せてどこへ行くかを先に決める方が選びやすい構成です。

2025年のLX700hで、ガソリンとハイブリッドを選べる時代へ

LX700hの追加によって、4代目はLX600のガソリンとLX700hのハイブリッドを併売する構成になりました。ハイブリッドはモータートルクとフルタイム4WDを組み合わせながら、LXが重視する過酷環境での信頼性も維持しています。現行型では、従来のガソリンフィールか、電動化された最新パワートレインかという選択が加わっています。

LXはどの世代を選ぶ?

自然吸気V8の重厚感を求めるなら3代目LX570

5.7L V8を搭載する3代目は、現行型にはない大排気量自然吸気エンジンの滑らかさと音が魅力です。最新の運転支援や電動化より、昔ながらのLXらしい余裕ある走りを重視するなら候補になります。大型SUVだけに整備履歴と足まわり、タイヤの状態まで含めて個体差を確認したい世代です。

最新のガソリンLXを選ぶならLX600

LX600は3.5L V6ツインターボと10ATを採用し、4代目の新しい車体設計や安全支援を使いながら、ガソリン車としてのフィーリングを維持しています。ハイブリッドを必要としない人や、LX700hよりシンプルなパワートレインを好む人に向く選択です。2025年改良前後で装備差があるため、年式も確認したいポイントです。

電動化と最新装備を重視するならLX700h

LX700hは3.5L V6ツインターボハイブリッドを採用し、歴代LXで初の電動モデルです。モーターを使った応答性に加え、最新のLexus Teammateや電子プラットフォーム更新も盛り込まれています。高年式で安全・快適装備までまとめて選びたいなら、現行LXの中心的な候補になります。

EXECUTIVEとOVERTRAIL+は、利用目的から先に決める

EXECUTIVEは4座独立シートで後席2名の快適性を重視し、OVERTRAIL+はデファレンシャルロックや18インチタイヤなど悪路向け装備を備えます。価格や装備の上下として見るより、後席中心の移動か、アウトドアや未舗装路を含む移動かで選ぶ方が、それぞれの価値を活かせます。

同じ世代でも年式、グレード、駆動方式、改良時期によって仕様は異なります。購入時は実車の状態や装備、整備履歴も含めて確認してください。

LXを選ぶときに確認したいポイント

3代目LX570はAHC・AVSと大径タイヤの状態を確認

LX570は車高調整を行うAHCやAVSを備え、大型タイヤと重量級ボディを支えています。中古車では警告灯だけでなく、車高変化や乗り心地、タイヤの偏摩耗、ブレーキの状態も確認したいところです。下回りの傷や整備履歴も合わせて見ると、使用環境を判断する材料になります。

4代目は2025年改良前後を分けて比較する

2022~2024年のLX600と、2025年改良後のLX600/LX700hでは安全支援や電子装備、ラインアップが異なります。中古車価格だけでなく、LX700hの有無、OVERTRAIL+、Lexus Teammateなど必要な機能がどの年式に含まれるかを確認すると、価格差の理由が見えます。

EXECUTIVEは後席装備、OVERTRAIL+は悪路装備を実車で確認

EXECUTIVEでは4座シートやリクライニング、後席操作系の作動を確認したい一方、OVERTRAIL+ではタイヤ、ホイール、デファレンシャルロック、下回りの状態が重要です。同じLXでも確認すべき場所が異なるため、グレードの目的に合わせて実車チェックの重点を変える必要があります。

大型ボディなので自宅車庫と普段の道路環境を先に確認

4代目LXは全長5,100mm、全幅1,990mm、ホイールベース2,850mmの大型SUVです。車庫寸法だけでなく、出入口の幅や曲がり角、機械式駐車場の制限まで確認しておくと、購入後の日常利用で困りにくくなります。用途が街中中心なら、実車で取り回しを試す価値があります。

現行モデル情報

4代目 LX VJA310W / VJH310W

情報確認:2025年3月

レクサス LX 日本市場2代目(グローバル4代目)

LX700hを追加し、歴代LXで初めて電動化

新開発3.5L V6ツインターボハイブリッド+フルタイム4WDを採用したLX700hを設定し、3月24日から発売。OVERTRAIL+も追加し、悪路走破性と電動化を両立しました。

LX600も一部改良し、安全・快適装備を更新

LX700h追加に合わせてLX600も改良し、電子プラットフォームやLexus Safety System +を最新化。Lexus Teammateのアドバンストドライブ(渋滞時支援)などを採用しました。

最新の販売状況、受注状況、グレード構成、価格については、メーカー公式サイトまたは正規販売店で確認してください。