キャデラック / MODEL HISTORY

LYRIQ

LYRIQ
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メーカーキャデラック
初登場2025年
歴代1世代
現行世代初代
目次

LYRIQとは

LYRIQは、キャデラックが日本へ初めて導入したバッテリー式電気自動車です。2025年3月8日に右ハンドルのSPORTとして販売を始め、デュアルモーターeAWDとEV専用プラットフォームを採用。既存SUVのパワートレインを置き換えたモデルではなく、デザイン、車内インターフェース、静粛性まで電動車として組み直したことが、この車の出発点です。

3,085mmのホイールベース内に95.7kWhのバッテリーを床下へ収め、前後重量配分50:50と低重心化を狙った構成です。長いホイールベースは後席の余裕にも使われ、荷室は通常793L、後席格納時1,722Lを確保。510kmのWLTP航続距離だけを見るより、電動化で得たスペースと静かな室内をラグジュアリーSUVの価値へ振り向けたモデルとして見る方がLYRIQの成り立ちを捉えやすくなります。

2026年にはLYRIQ-Vが加わり、同じ初代の中に高性能側の枝が生まれています。SPORTが航続距離と静粛性を含む日常性能を軸にするのに対し、Vは専用サスペンション、Brembo製フロントブレーキ、Vモードなどで走りの性格を明確に変えています。SPORTにも同年4月からGoogleビルトインが加わり、初期導入車と高年式車を比べる際は、動力性能よりソフトウェア環境の差が実用面で効く場面もあります。

LYRIQを30秒で理解

初代登場
2025年
歴代
1世代
LYRIQの基本
EV専用プラットフォーム、デュアルモーターeAWD、33インチLEDディスプレイ、回生ブレーキとGoogleビルトイン
ボディの変遷
初代5ドアEV SUVを継続し、2026年にSPORTへ高性能派生LYRIQ-Vを追加
現行世代
初代

LYRIQらしさはどこにある?

電動化で生まれた余裕を室内と静粛性へ使う

バッテリーを床下へ収める専用設計と3m超のホイールベースにより、後席の足元と大容量の荷室を両立しています。二重ガラスやアクティブノイズキャンセレーションも組み合わせ、モーターの静かさだけに頼らずキャビン側から騒音を抑える考え方です。

eAWDは常時四輪へ同じ力を配る仕組みではない

前後に独立したモーターを置き、通常時は後輪側の効率を優先しながら、必要に応じて前輪へ駆動力を加える制御です。SNOW/ICEを含む4つのドライブモードを備えます。四輪駆動を出力のためだけに使わず、路面状況に応じたトラクション制御へ結び付けている点がLYRIQのeAWDらしさです。

33インチ画面を中心に右ハンドル用の操作系を作った

湾曲した33インチLEDディスプレイは3つの表示ゾーンに分けられ、日本仕様では右ハンドル向けのレイアウトを採用しています。2026年4月以降のSPORTにはGoogleビルトインも加わり、LYRIQでは年式差が画面サイズではなくソフトウェア環境として現れるようになりました。

LYRIQ-Vは同じ電池を使いながら走りの優先順位を変える

Vも95.7kWhバッテリーとデュアルモーターAWDを使いますが、専用サスペンション、連続可変リアルタイムダンピング、Brembo製ブレーキまで備えます。SPORTの延長で装備を増やした仕様というより、航続距離より出力とシャシー制御を重視した別方向の派生です。

歴代LYRIQ比較

世代 販売期間 型式 この世代を一言で
初代 2025年3月~現行 確認中 初代LYRIQは、キャデラック日本市場初のBEVとして右ハンドル・デュアルモーターeAWDで導入され、2026年には高性能なLYRIQ-Vまで派生した5ドア電動SUVです。

LYRIQの世代別詳細

各世代の型式、ボディ、特徴、向いている人、選ぶときの確認点を同じフォーマットで比較できます。

初代現行世代LYRIQ2025年3月~現行
型式
確認中
主なボディ
5ドア EV SUV
この世代を一言で
初代LYRIQは、キャデラック日本市場初のBEVとして右ハンドル・デュアルモーターeAWDで導入され、2026年には高性能なLYRIQ-Vまで派生した5ドア電動SUVです。

POINTこの世代のポイント

  • 日本では2025年3月8日に販売開始。全車右ハンドルのSPORTで導入され、キャデラックが国内で販売する初のバッテリー式電気自動車として位置付けられます。
  • EV専用プラットフォームに95.7kWhバッテリーと前後2モーターのeAWDを組み合わせ、SPORTはWLTP 510kmの航続距離を公表しています。長距離性能と四輪駆動を別グレードへ分けず、一つの仕様へ集約した構成です。
  • 室内は33インチLEDディスプレイ、AKG 19スピーカー、次世代アクティブノイズキャンセレーションを採用。後席と荷室の広さも含め、電動化で得た静かさとスペースをラグジュアリーSUVの中心価値へ使っています。
  • 2026年にはLYRIQ-Vを追加し、SPORTにもGoogleビルトインを導入。初代のまま、通常のラグジュアリーEVと高性能Vシリーズを選び分ける車系へ広がっています。

FITこんな人に向いている

右ハンドルのeAWDと長距離航続を一つの仕様で求めるなら。SPORTは95.7kWhバッテリー、デュアルモーターeAWD、510kmのWLTP航続距離を一つのパッケージにまとめています。後輪駆動の低価格仕様や小容量バッテリー仕様を選ぶ構成ではないため、日本仕様ではグレード選びより、LYRIQの大きさと充電環境が生活に合うかが先に決まります。

CHECK選ぶときに見るポイント

2025年導入時のSPORTと2026年以降のSPORTでは、Googleビルトインの扱いが異なります。4月1日以降販売車には標準搭載され、すでに納車済みの車両も後日無償アップデート対応予定とされたため、登録年だけで機能差を決めつけず、実車のソフトウェア状態を見る必要があります。LYRIQ-Vは同じAWDでも専用足まわりとブレーキを持つので、SPORTとは別の用途として比較したい仕様です。

LYRIQはどう進化してきたか

SPORT一択だったLYRIQに、走りを優先するVが加わった

日本導入時は510kmの航続距離とeAWDを備えるSPORTだけで、LYRIQを選ぶことはそのままキャデラックのラグジュアリーEVを選ぶことでした。2026年のLYRIQ-V追加で、同じ車体とバッテリーを土台にしながら、航続距離を長く取るSPORTか、専用シャシーと高出力を重視するVかという比較が初めて成立しています。

LYRIQはどの世代を選ぶ?

SPORTは航続距離と静かな長距離移動を優先する

SPORTは384kW/610NmのデュアルモーターeAWDとWLTP 510kmの航続距離を組み合わせます。21インチタイヤ、19スピーカーのAKGオーディオ、アクティブノイズキャンセレーションなども標準で、Vの専用シャシーを必要としないならLYRIQ本来のラグジュアリーEVとして比較の基準になる仕様です。

LYRIQ-Vは航続距離より出力とシャシー制御を取る

Vは475kW/904Nmへ高め、WLTP航続距離は471km。22インチタイヤ、連続可変リアルタイムダンピング、Brembo製フロントブレーキ、Vモードを備えるため、SPORTと同じAWDでも選ぶ理由は明確に異なります。充電一回あたりの距離より、加速と足まわりの制御まで含めた走行性能を求める場合の派生です。

LYRIQを選ぶときに確認したいポイント

2025年SPORTはGoogleビルトインの更新状態まで見る

2026年4月以降のSPORTにはGoogleビルトインが標準搭載され、既納車にも後日無償アップデートで対応すると公式に案内されています。初期登録車でも更新済みなら機能差が縮まるため、年式だけで前期・後期を分けるより、実車のソフトウェアとサービス有効状態を確認する方がLYRIQでは実用的です。

SPORTとVは同じAWDでも足まわりを別仕様として扱う

SPORTは21インチ、Vは22インチのタイヤを使い、Vには連続可変リアルタイムダンピングとBrembo製フロントブレーキが加わります。中古車や将来の乗り換え候補を比較するときは、出力差だけで横並びにせず、タイヤ・サスペンション・ブレーキまで含めてどちらの走りを必要とするかで分ける方が違いを見落としません。

95.7kWhを日常で使うなら自宅充電の条件を先に合わせる

日本仕様は100V/200Vの普通充電とCHAdeMO急速充電に対応し、公式説明でも200Vを用意すると充電時間を短縮できるとしています。大容量バッテリーを持つ車なので、購入後に公共急速充電だけへ頼る前提にせず、自宅側でどの電源を用意できるかを車両選びと同時に詰める意味が大きいモデルです。

航続距離はSPORTとVで同じ数字ではない

SPORTはWLTP 510km、LYRIQ-Vは471kmで、同じ95.7kWhバッテリーでも公表航続距離が異なります。高出力のVを選ぶ場合は「同じ電池だから移動距離も同じ」とは考えず、長距離移動の比重とV専用の走行装備のどちらを優先するかで判断する車です。

現行モデル情報

初代 LYRIQ

情報確認:2026年9月

SPORTにGoogleビルトインを追加

4月1日以降に販売されるLYRIQ SPORTへGoogleビルトインを新たに搭載。Googleマップ、Googleアシスタント、Google Playを車載環境から利用でき、すでに納車済みの車両も後日無償アップデートで対応すると公式発表に記載されています。

高性能モデルLYRIQ-Vを追加

Vシリーズ初のフル電動SUVとしてLYRIQ-Vを設定。475kW/904NmのデュアルモーターAWDに専用サスペンション、Brembo製フロントブレーキ、Vモードを組み合わせ、SPORTとは走行性能の方向性を分けています。

最新の販売状況・受注状況は、メーカー公式サイトまたは正規販売店で確認してください。