日産 / MODEL HISTORY
サクラ
Sakura
目次
サクラとは
サクラは、2022年に登場した日産初の量産軽EVです。軽自動車の扱いやすい大きさに、リーフなどで培ったEV技術を組み合わせ、電気自動車を日常の買い物や送迎に取り入れやすい形へ落とし込んだ設計です。大型・高価格なEVとは違い、日本で利用者の多い軽自動車から電動化を広げる役割を担っていることが、この車の出発点です。
駆動用バッテリーは20kWhで、現行仕様の一充電走行距離はWLTCモード180km。モーターは47kW・195N・mを発生します。長距離を一度に走ることだけを狙うのではなく、日常の移動距離と充電環境を前提に、軽自動車の小回りとEVの静粛性、発進時から得られるモータートルクを組み合わせた設計です。
初代KE0は一世代のまま改良を重ねています。2024年6月にはカラーと一部仕様を変更し、2026年6月にはマイナーチェンジを実施。現行ラインアップはS・X・Gの3グレードで、2WDのBEVという基本構成は共通です。中古車では世代番号だけで括らず、2022年発売時、2024年仕様変更後、2026年マイナーチェンジ後の3区分で内容を確かめるのが実用的です。
サクラを選ぶときは、ガソリン軽自動車と同じ基準だけでは使い勝手を判断できません。自宅や生活圏で充電できるか、普段の一日の走行距離が180kmの航続距離に収まりやすいか、遠出をどの程度するかで相性が変わります。条件が合えば、静かで滑らかなモーター駆動と自宅充電を軽自動車の日常性の中で使えることが、サクラならではの価値です。
サクラを30秒で理解
- 初代登場
- 2022年
- 歴代
- 1世代
- サクラの基本
- 20kWhバッテリーと47kW/195N・mのモーターを軽自動車へ搭載した100%電気自動車
- ボディの変遷
- 2022年登場の初代KE0を継続し、2024年一部仕様変更、2026年マイナーチェンジで熟成
- 現行世代
- 初代 KE0
サクラらしさはどこにある?
EVを軽自動車の日常へ持ち込んだ
サクラはリーフやアリアより小さな軽自動車としてEVを展開する構成です。買い物や送迎など短中距離の移動が多い日本の生活に合わせ、EVを特別な大型車ではなく普段使いの選択肢として提示したモデルです。
軽らしい小回りとモーターの力強さを両立
47kW・195N・mのモーターは、発進直後からトルクを出せるEVの特徴を生かします。軽自動車の取り回しやすさを保ちながら、ガソリン軽とは異なる静かで滑らかな加速感を組み合わせる構成です。
20kWhを日常用途へ割り切って使う
一充電走行距離はWLTCモード180kmです。航続距離を際限なく伸ばすのではなく、日々の移動と充電を繰り返す使い方に合わせた容量で、生活圏と充電環境がサクラとの相性を大きく左右します。
一世代の中で装備と商品性を更新
KE0は2022年の発売後、2024年のカラー・一部仕様変更を経て、2026年6月にマイナーチェンジを受けています。世代交代ではなく同じ初代の中で改良しているため、新車・中古車では「初代」という括りだけでなく年式と仕様区分まで見分ける必要があります。
歴代サクラ比較
| 世代 | 販売期間 | 型式 | この世代を一言で |
|---|---|---|---|
| 初代 | 2022年6月~現行 | KE0 | 初代KE0は、日産のEV技術を軽自動車へ展開した100%電気自動車。20kWhバッテリー、2WD、モーター駆動を基本に、2024年と2026年の改良を経て現行販売が続くモデルです。 |
サクラの世代別詳細
各世代の型式、ボディ、特徴、向いている人、選ぶときの確認点を同じフォーマットで比較できます。

- 型式
- KE0
- 主なボディ
- 5ドア 軽ハイトワゴンEV
- この世代を一言で
- 初代KE0は、日産のEV技術を軽自動車へ展開した100%電気自動車。20kWhバッテリー、2WD、モーター駆動を基本に、2024年と2026年の改良を経て現行販売が続くモデルです。
POINTこの世代のポイント
- 2022年6月に発売されたサクラは、日産がリーフなどで積み上げたEV技術を軽自動車へ展開したモデルです。日本で保有台数の多い軽自動車を100%電気で走らせることで、EVを遠い将来の技術ではなく日々の買い物や通勤に使う車へ近づく変化です。サクラの登場意義は、単に小さなEVを追加したことより、電動化の入口を軽自動車まで広げた点にあります。
- 20kWhの駆動用バッテリーで、現行仕様の一充電走行距離はWLTCモード180kmです。この数字は長距離EVと競うためのものではなく、毎日の移動後に自宅などで充電できる生活との組み合わせで意味が変わります。普段の走行が短中距離中心なら必要十分になりやすい一方、充電設備がない環境や頻繁な長距離移動では充電計画が必要になるため、車そのものより使い方との相性を先に考えたいEVです。
- モーターは最高出力47kW、最大トルク195N・m。停止状態からモーターが直接タイヤを駆動するため、発進や低速域で力を出しやすく、エンジンの回転上昇を待つ必要もありません。軽自動車の小さな車体に静粛性と滑らかな加速を組み合わせたことで、EV化は燃料を電気へ置き換えるだけでなく、街中で頻繁に行う発進・停止の感覚そのものを変える転機です。
- 初代KE0はモデルチェンジを挟まず、2024年6月のカラー・一部仕様変更、2026年6月のマイナーチェンジへと改良を重ねています。日産FAQでもこの3つの仕様区分が明示されており、2026年型になっても初代のままです。中古車では「初代」という括りだけでは範囲が広いため、装備やデザインを重視するほど改良時期の違いが世代番号以上に効いてきます。
FITこんな人に向いている
毎日の移動をEVへ置き換えやすく、自宅や生活圏で充電できるなら。サクラはWLTC180kmの航続距離を、買い物、通勤、送迎などの日常移動で繰り返し使う考え方と相性の良い軽EVです。遠出の頻度だけで判断せず、自宅充電の可否と普段の走行距離を照らし合わせれば、生活の中で無理なく充電を回せるかが見えてきます。
CHECK選ぶときに見るポイント
KE0は一世代ですが、2022年6月の新発売、2024年6月のカラー・一部仕様変更、2026年6月のマイナーチェンジという区切りがあります。中古車では初度登録だけでなく、装備からどの仕様区分に当たるかを見分けたいところです。さらにバッテリーEVでは、保管場所の充電設備や日常の充電方法が車両そのものと同じくらい使い勝手を左右します。
サクラはどう進化してきたか
2022年、軽自動車からEVを身近にした
サクラは20kWhバッテリーとモーター駆動を軽自動車へ組み込み、日常移動を100%電気で行う選択肢を広げる変化です。リーフなどで培った技術を、より小さな生活車へ展開したことが最初の大きな変化です。
航続距離より日々の使いやすさを軸にした
WLTC180kmという航続距離と軽自動車の取り回しを組み合わせる構成です。大容量化だけを追わず、普段の走行と充電を繰り返す使い方に合わせたことが、サクラの商品性を形作っています。
2024年にカラーと一部仕様を更新
発売から2年後に商品内容を見直す改良です。フルモデルチェンジではなくKE0を継続しているため、中古車では2022年型と2024年以降を仕様区分として比較できます。
2026年マイナーチェンジで初代を熟成
2026年6月にもKE0のままマイナーチェンジを実施しています。サクラは世代を増やすのではなく、初代の基本パッケージを維持しながら装備や商品性を更新する段階に入っています。
サクラはどの世代を選ぶ?
価格を抑えるなら2022年発売初期型から比較
基本となる20kWhバッテリーとモーターEVの性格は発売当初から確立しています。中古車価格を優先するなら初期型も候補ですが、後年型との装備差まで含めて価格差を見ると判断しやすくなります。
仕様と価格の中間なら2024年変更後
2024年6月にカラーと一部仕様に変更があります。初期型より新しい仕様を求めながら、2026年マイナーチェンジ車まで必要かを比較すると位置付けが分かりやすくなります。
最新仕様を優先するなら2026年改良後
現行KE0の中では2026年6月マイナーチェンジ後が最新区分です。同じ初代でも装備・意匠が更新されているため、新車や高年式中古車では改良前後を分けて比べたいところです。
グレードより先に充電環境を確認する
現行はS・X・Gを選べますが、サクラの使い勝手を大きく左右するのは日常の充電方法です。まず自宅充電の可否と普段の走行距離を確認し、その条件に問題がなければ必要な装備からグレードを絞る、という順序が分かりやすいでしょう。
同じ世代でも年式、グレード、駆動方式、改良時期によって仕様は異なります。購入時は実車の状態や装備、整備履歴も含めて確認してください。
サクラを選ぶときに確認したいポイント
KE0は年式より仕様変更時期を見る
すべて初代KE0でも、2022年新発売、2024年一部仕様変更、2026年マイナーチェンジで内容が分かれます。中古車情報では初度登録年月と装備を突き合わせれば、どの仕様区分に当たるかを見分けやすくなります。
普段の走行距離と180kmの航続距離を照合
カタログ上の一充電走行距離だけで決めず、自分が一日に何km走るかを基準に考えます。冬季や高速道路、エアコン使用などでも電力消費は変わるため、180kmを毎回使い切る前提ではなく、余裕を残せる充電計画が現実的です。
購入前に充電場所を決めておく
自宅で充電できれば、帰宅後に充電して翌日の移動へ備える使い方がしやすい構成です。集合住宅などで設備がない場合は、生活圏の充電器の場所と利用頻度が日常の手間を左右します。車両価格だけでなく、この充電環境まで含めてサクラとの相性を考えたいところです。
中古EVは車両状態と充電関連も確認
一般的な内外装やタイヤの状態に加え、充電ケーブルなど必要な付属品、充電動作、整備履歴まで見ておきたい車です。EVだから一律に良い・悪いと決めるのではなく、使用歴を含めて個体ごとの状態を判断します。
初代 サクラ KE0
情報確認:2026年9月

初代KE0をマイナーチェンジ
2022年から続くKE0の基本世代を維持しながら商品内容を更新する改良です。日産公式FAQでも2026年6月以降を独立した仕様区分として案内しています。
カラーおよび一部仕様を変更
発売2年後に初代の仕様を更新する改良です。2022年発売時と2026年マイナーチェンジの間に当たり、中古車では外観や装備の違いを見分ける一つの区切りです。
最新の販売状況、受注状況、グレード構成、価格については、メーカー公式サイトまたは正規販売店で確認してください。
