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ダイハツ / MODEL HISTORY

タフト

Taft
ダイハツ タフト
メーカーダイハツ
初登場2020年
歴代1世代
現行世代初代

目次

タフトとは

タフトは、軽自動車の取り回しやすさにSUVらしい道具感を重ねた軽クロスオーバーです。2020年6月に登場したLA900S/LA910S系では、スクエアなボディや190mmの最低地上高、大径タイヤで力強い姿をつくりながら、日常の買い物から休日の外遊びまで一台でこなすことを狙いました。見た目だけをSUV風にしたのではなく、使う場面そのものを広げようとしたところに、この車の芯があります。

タフトらしさを最も分かりやすく伝える装備が、前席上の大きなガラスルーフ「スカイフィールトップ」です。全車に標準装備し、前席は開放感のあるクルースペース、後席から荷室側は汚れを拭き取りやすくアレンジしやすいフレキシブルスペースとして役割を分けました。人が過ごす場所と荷物を使う場所を明確に分けた「Backpackスタイル」は、室内の広さだけでは語れないタフト独自の使い勝手につながっています。

走りの土台にはDNGA新プラットフォームと軽量高剛性ボディを採用。自然吸気とターボを用意し、ターボ車ではD-CVTを組み合わせています。最低地上高を確保しながら、グリップサポート制御やスマートアシスト、電動パーキングブレーキまで盛り込んだことで、街中中心の軽自動車とは少し違う行動範囲を意識した仕立てになりました。

発売後は、2022年にダーククロム ベンチャーなど外観の選択肢を増やし、2024年には安全性能を中心とした仕様変更を実施。2026年7月の改良ではスマートアシストの検知対象やACC/LKCを見直し、7インチTFTを使うアクティブマルチインフォメーションメーターも採用しました。基本のボディコンセプトを変えず、装備と安全支援を時代に合わせて積み上げてきたのが現行タフトの歩みです。

タフトを30秒で理解

初代登場
2020年
歴代
1世代
タフトの基本
DNGA新プラットフォーム、スカイフィールトップ、フレキシブルスペース、スマートアシストを一体化した軽クロスオーバー
ボディの変遷
2020年登場時からLA900S/LA910Sの5ドア軽クロスオーバーを継続し、特別仕様車と安全・利便装備を段階的に拡充
現行世代
初代 LA900S/LA910S

タフトらしさはどこにある?

空を見せることを、キャラクターの中心に置いた

スカイフィールトップは一部グレードだけの演出ではなく、発売時から全車標準。大きなガラス面で前席の視界を上へ広げ、タフトの室内を単なる軽SUVではない空間にしています。SUVらしい外観と、乗った瞬間に感じる開放感が同じ方向を向いているため、装備表だけでは分かりにくい車種の個性がはっきりしています。

後席を“くつろぐ場所”だけで終わらせない

後席を倒すと荷室と段差の少ないフラットな空間ができ、樹脂製のシートバックやデッキボードは汚れを拭き取りやすい構造です。日常の買い物では普通の4人乗りとして使い、アウトドア用品や濡れた荷物を積む日は後ろ側を道具スペースへ切り替える。タフトの実用性は、室内容量の大きさよりも、この割り切った使い分けにあります。

背の高い軽でも、走りの土台はDNGAで作り込む

DNGA新プラットフォームとDモノコックを使い、190mmの最低地上高や大径タイヤを与えながら、市街地から高速道路、山間路まで安定して走れることを目標に開発されました。自然吸気とターボを選べ、ターボ車にはD-CVTを採用。見た目のタフさだけでなく、普段使いの軽快さと遠出の余裕をどこまで求めるかで仕様を選べる構成です。

安全支援は登場時で止めず、現行まで更新を続けた

2020年の発売時から新型ステレオカメラを使うスマートアシストと電動パーキングブレーキを採用し、その後も機能を更新してきました。2026年改良では横断自転車や交差点場面への検知を広げ、ACCとLKCの制御も改善。長く同じ型式が続く車だからこそ、年式によって安全支援の内容が同じではない点は、タフト選びで見落とせない違いです。

歴代タフト比較

世代販売期間型式この世代を一言で
初代2020年6月~現行LA900S/LA910S初代LA900S/LA910Sは、スカイフィールトップとBackpackスタイルを核に、DNGAの走りと安全技術を組み合わせた現行の軽クロスオーバーです。2020年の登場後も基本コンセプトは変えず、特別仕様車や安全支援、表示装備を更新しながら商品力を磨いてきました。

タフトの世代別詳細

各世代の型式、ボディ、特徴、向いている人、選ぶときの確認点を同じフォーマットで比較できます。

初代現行世代タフト LA900S/LA910S2020年6月~現行
ダイハツ タフト 初代
型式
LA900S/LA910S
主なボディ
5ドア軽クロスオーバー
この世代を一言で
初代LA900S/LA910Sは、スカイフィールトップとBackpackスタイルを核に、DNGAの走りと安全技術を組み合わせた現行の軽クロスオーバーです。2020年の登場後も基本コンセプトは変えず、特別仕様車や安全支援、表示装備を更新しながら商品力を磨いてきました。

POINTこの世代のポイント

  • 2020年6月、DNGA第3弾として登場しました。スクエアなボディ、高い最低地上高、大径タイヤというSUVらしい形に、全車標準のスカイフィールトップを組み合わせたことで、タフトは“見た目がタフな軽”ではなく、日常の中に少し非日常感を持ち込む軽クロスオーバーとして出発しています。
  • 室内は、前席のクルースペースと後席から荷室にかけてのフレキシブルスペースを分けて考えるBackpackスタイルが特徴です。後席を倒せば荷室とつながるフラットな床を作れ、樹脂部分は汚れを拭き取りやすい設計。人を乗せる日と荷物を積む日で使い方を切り替えやすく、アウトドア用途を特別な準備なしで日常に取り込めます。
  • パワートレインは自然吸気とターボを設定し、2WDと4WDも用意。190mmの最低地上高に加え、滑りやすい路面で発進・加速を助けるグリップサポート制御も備えています。舗装路中心なら軽快さと価格で選べますし、遠出や坂道、雪道まで想定するならターボや4WDを含めて考えられるため、外観が同じでも使い方に合わせた選択幅があります。
  • この世代は一度の完成形で終わらず、2022年に外観やインフォテインメントの選択肢を広げ、2024年には安全性能を向上。2026年改良ではスマートアシストの検知範囲、ACC/LKC、メーター表示まで手が入りました。長期生産だからこそ、後期になるほど装備の新しさが増しており、中古車では改良年を意識する価値があります。

FITこんな人に向いている

毎日の足に、休日の遊び道具らしさも欲しいなら。タフトは、室内高を最優先したスーパーハイト系とは違い、スクエアな外観、ガラスルーフ、汚れに強い荷室側のつくりで日常とレジャーをつなぐ車です。街中が中心なら自然吸気でも十分比較対象になりますが、高速道路や坂道をよく使うならターボも候補に入ります。雪道や未舗装路へ入る機会がある人は、2WDと4WDの差まで含めて考えると用途に合う一台を絞りやすくなります。

CHECK選ぶときに見るポイント

同じLA900S/LA910Sでも、2020年の初期車と2026年改良車では安全支援や表示装備に差があります。中古車ではグレード名だけで判断せず、年式と改良時期を先に確認したいところです。自然吸気/ターボ、2WD/4WDに加え、クロム ベンチャー、ダーククロム ベンチャー、2026年のラギッドベンチャーやアクティブモードなど外観系の特別仕様車もあるため、装備内容まで照らして比較すると候補車の性格が見えてきます。

タフトはどう進化してきたか

2020年、軽SUVに“空を見る楽しさ”を持ち込んだ

登場時のタフトは、DNGAの新しい基本骨格にスカイフィールトップとBackpackスタイルを組み合わせました。最低地上高や大径タイヤだけでSUVらしさを作るのではなく、運転席から見える景色と荷物の使い勝手まで含めてレジャー感を表現したことが出発点です。

見た目の個性を、特別仕様車で細かく選べるように

2021年のクロム ベンチャーに続き、2022年にはダーククロム ベンチャーを設定し、ボディカラーや9インチスマホ連携ディスプレイオーディオなども拡充しました。基本性能を大きく変えずに、上質寄りかタフ寄りかという外観の好みを選びやすくした時期で、現在の豊富なスタイル展開につながっています。

2024年は、商品性より先に安全性能を底上げ

2024年11月の一部仕様変更では安全性能の向上が中心となりました。長く販売するモデルでは、外観変更の分かりやすさより、事故回避支援など日常で使う基礎性能の更新が年式差として効いてきます。中古車を比べる際も、単なる前期・後期ではなく安全装備の世代差として見る方が実用的です。

2026年、レジャー性と運転支援を同時にアップデート

2026年7月にはラギッドベンチャーとアクティブモードを追加し、新色スパークオレンジや7インチTFTメーターも採用しました。同時に、スマートアシストは横断自転車や交差点での検知を広げ、ACC/LKCも改良。初期からの遊び心はそのままに、現行車として必要な安全性と情報表示を新しくしています。

タフトはどの世代を選ぶ?

自然吸気かターボかは、遠出の頻度で考える

近距離の買い物や通勤が中心なら、自然吸気の穏やかな特性で不足を感じにくい使い方も多くあります。高速道路、長い上り坂、複数人乗車が多いなら、64PS/100N・mのターボが余裕を持たせやすい選択肢です。外観は似ているので、見た目より普段の走り方を基準に決めるのがタフトでは自然です。

G系とX系は、欲しい装備の線引きから決める

現行タフトにはG/GターボとX/Xターボがあり、足回りや内外装、快適装備に差があります。上位グレードだから必ず自分に合うとは限らないため、スカイフィールトップというタフトの核を押さえたうえで、アルミホイールや快適装備、運転支援までどこに予算を使うかを整理すると選びやすくなります。

2WDと4WDは、住んでいる場所より“行く場所”で選ぶ

タフトは2WDでも190mmの最低地上高とグリップサポート制御を備えています。舗装路がほとんどなら2WDが現実的ですが、積雪地域への移動や未舗装路、勾配のある場所へ頻繁に出かけるなら4WDを候補に入れる理由があります。年に数回のレジャーまで含め、実際に走る場面を思い浮かべると判断しやすい部分です。

標準車か特別仕様車かは、装備より“見た目の方向”も大きい

クロム ベンチャー、ダーククロム ベンチャー、ラギッドベンチャー、アクティブモードなど、タフトは外観のキャラクターを変える特別仕様車を継続してきました。基本の車体や使い勝手を共有しながら、クロムの上質感、黒基調のタフさ、レジャー寄りの加飾を選べるため、同じ年式なら装備差だけでなくデザインの好みも購入理由になりやすい車です。

同じ世代でも年式、グレード、駆動方式、改良時期によって仕様は異なります。購入時は実車の状態や装備、整備履歴も含めて確認してください。

タフトを選ぶときに確認したいポイント

まず年式を見て、安全支援の世代を分ける

LA900S/LA910Sは型式が続いているぶん、見た目だけでは改良時期が分かりにくい車です。2020年の初期車、2024年の安全性能向上後、2026年のスマートアシスト拡充後では運転支援の内容が異なります。中古車サイトの装備欄だけに頼らず、初度登録とカタログ年式を合わせて確認しておくと比較がぶれません。

ターボ車は“速さ”より、高速道路での余裕を基準に

ターボはGターボだけでなくXターボもあり、年式によって選べる仕様が変わります。街中だけなら自然吸気も候補になりますが、高速道路や坂道を日常的に使う人はターボを先に試乗した方が違いを掴みやすいでしょう。中古車では価格差だけでなく、自分が負荷を掛ける場面の多さと合わせて考えるのが実用的です。

特別仕様車は名称だけでなく、ベースグレードと装備を照合する

ベンチャー系を中心に特別仕様車が複数あり、加飾の色やホイール、内装の見せ方がそれぞれ異なります。同じ“タフトらしい見た目”でも内容は一様ではありません。気になる中古車が特別仕様車なら、名称だけで価値を判断せず、ベースグレードと専用装備をカタログで確認すると、価格差の理由が分かりやすくなります。

スカイフィールトップと荷室は、実車で状態を見ておく

タフトの魅力はガラスルーフとフレキシブルスペースにあるため、中古車ではこの二つを実際に触って確認したいところです。シェードの動き、ガラス周辺の状態、後席を倒したときの床面や樹脂パネルの傷・汚れを見れば、前オーナーがどんな使い方をしていたかも想像しやすくなります。装備の有無ではなく、タフトらしい部分が気持ちよく使える状態かを見るという考え方です。

現行モデル情報

初代 タフト LA900S/LA910S

情報確認:2026年7月

ダイハツ タフト 初代

スマートアシストを拡充し、ラギッドベンチャー/アクティブモードを追加

2026年7月の一部改良では、横断自転車や交差点での車両・歩行者検知を追加し、ACCの先行車検知やLKCの制御も改善しました。7インチTFTのアクティブマルチインフォメーションメーター、新色スパークオレンジも採用。レジャー性を強めた2種類の特別仕様車が加わり、見た目の遊び心と安全支援の新しさを同時に更新しています。

安全性能を中心に一部仕様変更

2024年11月21日に安全性能を向上させる一部仕様変更を実施し、同日から発売しました。大きなデザイン変更ではなく、長期販売モデルとして日常の安心につながる部分を更新した改良で、2020年初期車との年式差を見る際の一つの区切りになります。

最新の販売状況、受注状況、グレード構成、価格については、メーカー公式サイトまたは正規販売店で確認してください。