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ホンダ ヴェゼル完全ガイド|初代から最新型までの軌跡と歴代モデル情報

投稿日:2025年5月27日| 最終更新日:2025年6月3日
カテゴリ:
メーカー:ホンダ

【音声配信】ホンダ ヴェゼル歴代モデルの概要

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目次
  • ホンダ ヴェゼルの概要
  • ホンダ ヴェゼルの歴代モデル概要

ホンダ ヴェゼルの概要

ホンダ ヴェゼルは、2013年12月の初代デビュー以来、日本のコンパクトSUV市場に「クーペの美しさ、SUVの力強さ、そしてミニバンの使いやすさ」という、ジャンルの垣根を超えた新たな価値観を提示し、瞬く間に人気モデルへと駆け上がった一台です。フィット譲りの優れたセンタータンクレイアウトによる広大な室内空間と、都市に映える洗練されたスタイリッシュなデザイン、そしてホンダならではの軽快な走行性能を高次元で融合。その絶妙なバランス感覚は、幅広い層の心を捉え続けています。

歴代ヴェゼルに共通するのは、単なる実用的なSUVに留まらず、乗る人の感性を刺激し、日々の移動を豊かなものにするという明確な意志です。初代から先進的なハイブリッドシステム(当初はi-DCD、2代目ではe:HEV)を積極的に採用し、優れた環境性能と爽快な走りを両立。2代目ではそのコンセプトをさらに深化させ、デザインの洗練度、内外装の質感、そして先進安全技術「Honda SENSING」の進化により、新時代の都市型SUVとしてのリーダーシップを確固たるものとしています。ヴェゼルは、ホンダの創意と革新が凝縮された、才色兼備なコンパクトSUVの代表格と言えるでしょう。

ホンダ ヴェゼルの歴代モデル概要

初代 ヴェゼル (RU1/RU2/RU3/RU4型)

  • 販売期間:2013年12月 – 2021年4月
  • 型式:RU1 (1.5Lガソリン FF), RU2 (1.5Lガソリン 4WD), RU3 (ハイブリッド FF), RU4 (ハイブリッド 4WD)
  • 特徴:
    • 「ジャンルの枠を超えた、多面的な価値を高次元で融合させた新しいクルマ」をコンセプトに、フィット(3代目)のプラットフォームをベースに開発。SUVの力強さ、クーペの美しさ、そしてミニバン並みの使いやすさを併せ持つ、全く新しいタイプのコンパクトSUVとして市場に登場し、瞬く間に大ヒットモデルとなりました。
    • エクステリアは、流麗なクーペライクなルーフラインと、SUVらしい安定感のある下半身を組み合わせたダイナミックなスタイリングが最大の特徴。隠されたリアドアハンドルも、そのクーペ調のフォルムを強調していました。インテリアは、「Expansible Cockpit」をコンセプトに、上質な素材と先進的なデザインでパーソナル感と広がり感を両立。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、コンパクトなボディながら広々とした室内空間と多彩なシートアレンジ(チップアップ&ダイブダウン機構付リアシートなど)を実現しました。
    • パワートレインは、1.5L直噴DOHC i-VTECガソリンエンジン(L15B型)と、1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンに高出力モーターを組み合わせた1モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD(インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」の2種類を設定。i-DCDは7速DCTとの組み合わせで、ダイレクト感のあるスポーティな走りと優れた燃費性能を両立させました。FFとリアルタイムAWD(4WD)が用意されました。
    • 2019年1月の一部改良では、より力強い走りを求める声に応え、1.5L VTEC TURBOエンジン搭載グレード「TOURING・Honda SENSING」が追加されました。安全性能では、当初「シティブレーキアクティブシステム」などを設定し、2016年2月の一部改良から先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」をタイプ別に設定、その後適用を拡大していきました。スポーティな内外装を持つ「RS」グレードも人気を博しました。

2代目 ヴェゼル (RV3/RV4/RV5/RV6型)

  • 販売期間:2021年4月 – 現在 (2025年5月時点)
  • 型式:RV3 (1.5Lガソリン FF), RV4 (1.5Lガソリン 4WD), RV5 (e:HEV FF), RV6 (e:HEV 4WD)
  • 特徴:
    • 「AMP UP YOUR LIFE(日々の生活の楽しさを増幅させる)」をグランドコンセプトに、信頼・美しさ・気軽な愉しさを提供することを目指しフルモデルチェンジ。初代で確立した独自の価値を継承しつつ、デザイン、走り、安全性、快適性の全てにおいて大幅な進化を遂げました。
    • エクステリアデザインは、初代のクーペライクなプロポーションを維持しながらも、より水平基調でクリーン、かつ力強いスタンスを感じさせる、シンプルながらも存在感のあるスタイルへと刷新。ボディ同色のアッパーグリル(一部グレード)や、薄型フルLEDヘッドライト、横一文字のリアコンビネーションランプが特徴です。インテリアは、視界の抜けの良さを追求した「Sway-free(揺れが少ない)」設計と、上質な素材、そして大型ディスプレイを中心とした先進的なHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)が融合。開放的なパノラマルーフ(PLaYグレードに標準)や、心地よい風を届ける「そよ風アウトレット」も新採用。
    • パワートレインは、ガソリンモデルに新世代の1.5L DOHC i-VTECエンジン(L15Z型)とCVTを搭載。そして、この2代目の主役と言えるのが、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」です。1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンと2つのモーター(発電用・走行用)を組み合わせ、EV走行を中心に、状況に応じてエンジン走行やハイブリッド走行をシームレスに切り替え、力強く滑らかな加速と優れた静粛性、そしてクラストップレベルの低燃費を実現。FFとリアルタイムAWD(4WD)が設定されています。
    • 安全運転支援システム「Honda SENSING」は、最新世代のものを全タイプに標準装備。衝突軽減ブレーキ(CMBS)、アダプティブクルーズコントロール(ACC、渋滞追従機能付)、車線維持支援システム(LKAS)などの機能が大幅に進化し、より安心で快適なドライブをサポートします。ヒルディセントコントロールやハンズフリーアクセスパワーテールゲートなど、SUVとしての機能性も向上。グレード構成は、ガソリンの「G」、e:HEVの「X」「Z」、そして個性的な2トーンカラーやパノラマルーフを備えた最上級「PLaY」が設定されています。2025年5月現在、その洗練されたデザインとe:HEVの走りの良さで、コンパクトSUV市場において高い人気を維持しています。
  • ホンダ ヴェゼル(2代目)のユーザー評価と詳細レビューはこちら

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