レンタカーの返却時間に遅れそうなら、まず出発店舗へ連絡する

レンタカーで渋滞に巻き込まれたり、予定していた観光や用事が長引いたりすると、返却時間に間に合わないことがあります。そんなときに避けたいのは、「少しくらいなら遅れても大丈夫だろう」と、そのまま走り続けることです。

返却時間を過ぎそうだと分かった時点で、まず確認したいのは延長できるかどうかです。レンタカー会社によって手続きや料金は異なり、次の予約が入っていれば延長を受けてもらえない場合もあります。

遅れそうと分かった時点で店舗へ連絡する

返却予定時刻を過ぎる可能性が出たら、実際に遅れてからではなく、その時点で出発店舗へ連絡します。トヨタレンタカーは、利用時間を延長したい場合は早めに出発店舗へ連絡するよう案内しており、予約状況によっては延長を断る場合があるとしています。

ニッポンレンタカーも、予定を変更する場合は出発店舗へ連絡して了承を得るよう案内しています。つまり、返却時刻は利用者だけの判断で自由に後ろへずらせるものではありません。

「あと20分くらいだから連絡しなくてもいい」と考えるより、到着予想が返却時刻を超えそうなら連絡する、と決めておく方が迷いません。店舗側も次の貸し出し予定を確認したうえで案内できます。

予約時間を過ぎれば自動で延長されるわけではない

レンタカーは、予約時に決めた返却予定時刻を基準に貸し出されています。予定より長く使う場合は、延長が可能かどうかを確認し、必要な手続きを取ることが基本です。

トヨタレンタカーでは、延長が認められた場合に超過時間分の料金が追加されます。また、連絡せずに超過した場合は、通常の超過料金とは別に所定の違約料金を申し受ける場合があると案内しています。

ニッポンレンタカーでも、返却予定時間を過ぎる場合は超過料金が発生し、時間を変更する場合は事前に店舗へ連絡するよう案内しています。料金の計算方法まで同じとは限らないため、自分が借りている会社の条件を確認する必要があります。

「何分遅れるか」より新しい到着予定を伝える

店舗へ連絡するときは、「少し遅れます」だけでは状況が伝わりにくくなります。現在地と新しい到着予定時刻を確認してから連絡すると、店舗側も延長できるか判断しやすくなります。

ナビの到着予想が17時10分で、返却予定が17時なら、「現在○○付近で、ナビでは17時10分到着予定です」と伝えれば十分です。渋滞が伸びて到着時刻がさらに変わった場合は、店舗から受けた案内に従います。

ここで大切なのは、遅れを取り戻そうとして速度を上げないことです。返却時刻より安全運転を優先し、時間の調整は店舗との連絡で処理します。

返却直前の給油時間も残して考える

到着予想が返却時間ぎりぎりの場合、店舗までの走行時間だけで判断すると間に合わないことがあります。満タン返しが必要な契約なら、給油する時間も必要です。

たとえばナビでは返却店舗まで20分でも、その前にガソリンスタンドへ寄れば、給油と移動でさらに時間がかかります。出発時に「返却店舗へ着く時刻」ではなく、「給油など返却前の作業を終えて店舗へ入れる時刻」を考えておくと余裕を持てます。

ただし、返却時間が迫っているからといって自己判断で給油を省略してよいとは限りません。満タンで返せない場合の精算方法も会社ごとに異なるため、間に合わないときは店舗へ確認します。

返却が遅れそうなときはこの順番で確認する

CHECK POINT 確認ポイントを整理
  • ナビで返却店舗までの新しい到着予定時刻を確認する。
  • 返却予定時刻を超えそうなら出発店舗へ早めに連絡する。
  • 延長できるかと、追加料金の扱いを店舗へ確認する。
  • 給油など返却前に必要な作業を含めて到着時間を見直す。

この順番なら、「急いで戻ること」だけに意識が向きにくくなります。延長が認められれば、その案内に沿って返却し、延長できない場合は店舗の指示を確認します。

連絡なしの延長は次の利用者にも影響する

レンタカーの返却時間は、料金計算だけのために設定されているわけではありません。返却された車を確認し、清掃や準備を行ったあと、次の予約へ回すことがあります。

そのため、自分の後に同じ車を使う予約が入っていれば、延長できない場合があります。「追加料金を払えば何時間でも使える」とは限りません。

予定が長引きそうな旅行では、予約するときから返却時間に余裕を持たせておく方法もあります。特に休日の夕方や高速道路を使う予定がある日は、移動時間をぴったりで組まない方が返却時の負担を減らせます。

延長できないと言われても無理に急がない

次の予約などの事情で延長できないと言われた場合でも、速度を上げたり無理な運転をしたりして返却時間を守ろうとするのは避けます。まず店舗へ現在地と状況を伝え、どう返却すればよいか案内を確認します。

事故や交通規制などで予定どおり動けない場合も同じです。利用者だけでは解決できない状況ほど、店舗へ早めに伝えておく方が、その後の手続きを整理しやすくなります。

返却時間を守ることは大切ですが、安全運転より優先するものではありません。「間に合わせる」ではなく、「遅れそうなら先に連絡する」と考えておくと、予定外の渋滞でも対応しやすくなります。

次にやること

レンタカーを借りたら、出発前に返却予定時刻と出発店舗の連絡先を確認しておきます。利用中に到着予定が返却時刻を超えそうになったら、安全な場所に停車したうえで早めに店舗へ連絡し、延長できるかと返却方法を確認してください。

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