【音声配信】自動車保険を安くする8つの裏ワザ|年間5万円の節約も!
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「保険料はどこも同じ」その思い込みが、年間5万円の損に?
毎年の自動車保険の更新、去年と同じ内容で、言われるがままに継続していませんか?「保険会社なんて、どこも大して変わらないだろう」そんな風に思っているとしたら、あなたは毎年、知らず知らずのうちに数万円も損をしているかもしれません。
自動車保険は、あなたの年齢や車の使い方、そして保険会社によって、料金が大きく変わる金融商品です。
この記事では、保険の知識が全くない初心者の方でも、8つの簡単な裏ワザをチェックするだけで、今の保険料を劇的に安くする方法を具体的に解説します。年間5万円以上も節約できるケースも珍しくありません。浮いたお金で何をするか、想像しながら読み進めてみてください。
【結論】自動車保険料は「自分に合った内容」にすれば安くなる!
自動車保険料を安くするための秘訣、それは一言でいうと『自分仕様にカスタマイズすること』です。多くの方は、よく分からないまま、必要以上に手厚い補償内容が入った「お仕着せのプラン」に加入してしまっています。そこから不要な部分を削ぎ落とし、今のあなたに必要な部分だけを残すことで、保険料は驚くほどスリムになるのです。
まずは、この記事で解説する8つの「見直しポイント」の全体像を掴んでください。
保険料を安くする8つの「見直し」ポイント
- ① 保険会社の「見直し」
→ ネット保険に切り替えるだけで、年間数万円安くなることも珍しくありません。 - ② 補償内容の「見直し」
→ 本当に必要?保険料が最も高い「車両保険」が最大の節約ポイントです。 - ③ 運転者の範囲の「見直し」
→ 運転する人を「本人だけ」や「夫婦だけ」に絞れば、保険料はぐっと下がります。 - ④ 年齢条件の「見直し」
→ 誕生日を過ぎたらすぐに変更!21歳、26歳、30歳などの節目は特に重要です。 - ⑤ 走行距離の「見直し」
→ あまり車に乗らないなら、走行距離が短いプランに変更するだけで安くなります。 - ⑥ 免許の色の「見直し」
→ ゴールド免許になったら即申告!10%以上の大きな割引が適用されることも。 - ⑦ 支払い方法の「見直し」
→ 手数料がかからない「年払い(一括払い)」は、月払いより総額が安くなります。 - ⑧ 各種割引の「見直し」
→ 意外と見落としがち!セカンドカー割引やハイブリッドカー割引などをチェック。
いかがでしょうか。これらは、ほんの少しの手間で誰でも実践できることばかりです。次のセクションでは、これらの各ポイントについて、なぜ安くなるのか、具体的にどう手続きすればいいのかを詳しく解説していきます。
【実践ガイド】自動車保険料を安くする8つの裏ワザ
ここからは、8つの裏ワザを一つずつ、具体的なアクションと共に詳しく解説していきます。ご自身の状況と照らし合わせながら、見直せるポイントを探してみてください。
① 複数の保険会社を比較する(一括見積もり)
これが節約の基本にして最強の裏ワザです。携帯電話の料金プランと同じで、保険会社によって同じ補償内容でも保険料は全く違います。A社では年間10万円だった保険が、B社では6万円になることも普通にあります。比較しないのは、一番高いお店で買い物をし続けるのと同じことなのです。
今は、インターネットの「自動車保険一括見積もりサイト」を使えば、一度の入力で10社以上の保険料を簡単に比較できます。保険証券を手元に用意して入力すれば、10分程度で完了します。まずは、今の自分の保険料が「高いのか」「安いのか」を知ることから始めましょう。
② 代理店型よりダイレクト型(ネット保険)を選ぶ
自動車保険には、町の保険代理店で担当者と相談しながら契約する「代理店型」と、自分でインターネットから直接申し込む「ダイレクト型(ネット保険)」の2種類があります。担当者と相談できる安心感は代理店型のメリットですが、保険料を安くしたいなら、断然ダイレクト型がオススメです。
ダイレクト型は、代理店に支払う手数料や人件費といった中間コストがかからない分、保険料が圧倒的に安く設定されています。同じ補償内容であれば、ダイレクト型に切り替えるだけで年間数万円の節約になることも珍しくありません。補償内容を自分でしっかり選べる方なら、ダイレクト型を選ばない手はありません。
③ 車両保険を見直す・やめる
自動車保険料の中で、最も大きな割合を占めているのが「車両保険」です。これは、自分の車が事故などで壊れた際の修理代を補償してくれるものですが、これを見直すことで保険料を劇的に下げることができます。
特に、「新車から5年以上経過している」「車のローンを払い終わっている」といった場合は、車両保険を外すことを検討してみましょう。年式の古い車はそもそも価値が下がっており、高額な修理をするより乗り換えを選ぶケースも多いためです。万が一の時の修理代を貯金でカバーできるなら、思い切って外すことで、保険料が年間数万円単位で安くなります。
④ 運転者の範囲を限定する
保険が適用される運転者の範囲を狭くするほど、保険料は安くなります。例えば「誰でも運転OK(限定なし)」の状態から「本人・配偶者限定」に、さらに「本人限定」に絞ることで、保険料は階段状に安くなっていきます。お子さんが独立して家を出た、恋人と別れて自分しか運転しなくなった、といった生活スタイルの変化があったら、必ず見直すべき最重要項目の一つです。友人などにたまに貸す程度であれば、その時だけ使える1日自動車保険などを活用するのが賢い選択です。
⑤ 年齢条件を正しく設定する
自動車保険は、運転者の年齢が若いほど事故率が高いため、保険料も高くなります。保険会社は「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」といった区分を設けており、この年齢の節目を越えると保険料が安くなります。もしあなたが25歳で、次の誕生日に26歳になるなら、そのタイミングで必ず保険会社に連絡して年齢条件を変更しましょう。自動で変更してくれるわけではないので、自分で申告しないと、ずっと高い保険料を払い続けることになってしまいます。
⑦ 年間走行距離を少なく申告する
多くのダイレクト型保険では、年間の予想走行距離によって保険料が変わります。もちろん、走る距離が短いほど事故のリスクは低いと判断され、保険料は安くなります。「通勤で毎日使っていたけど、転職して電車通勤になった」「週末しか乗らなくなった」など、車の使い方が変わった場合は、この走行距離区分を見直しましょう。「3,000km以下」「5,000km以下」「10,000km以下」など、保険会社によって区分は様々です。ご自身の使い方に合った、最も短い距離のプランを選ぶことで、無駄な保険料を削減できます。
⑥ ゴールド免許割引を活用する
もしあなたの運転免許証の色が「ゴールド」なら、それは「優良ドライバー」であることの証明です。保険会社は、事故リスクが低い優良ドライバーを歓迎するため、「ゴールド免許割引」という大きな割引制度を用意しています。割引率は保険会社によって異なりますが、10%以上の割引になることも。免許の更新でゴールドになったら、すぐに保険会社に連絡しましょう。これも年齢条件と同じで、自己申告しないと適用されないので、絶対に忘れてはいけないポイントです。
⑧ 様々な割引制度をチェックする(セカンドカー割引など)
その他にも、保険会社は様々な割引を用意しています。これらは意外と見落としがちなので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
- セカンドカー割引:一家で2台以上の車を所有している場合に適用。
- インターネット割引:ネット経由で新規契約すると適用(ダイレクト型で多い)。
- 証券レス割引:保険証券を紙で発行せず、Webサイトで確認するだけで適用。
- ハイブリッドカー割引(エコカー割引):環境に優しい車に乗っている場合に適用。
これらの小さな割引も、積み重ねれば大きな節約に繋がります。契約時にしっかり確認しましょう。
【体験談】見直しだけで保険料がこれだけ安くなった!
「本当にそんなに安くなるの?」と半信半疑の方のために、実際に保険を見直して、年間の保険料を大幅に節約できた方々の喜びの声をご紹介します。
【事例①】一括見積もりで半額に!今まで何をしていたんだと愕然…
親に勧められた代理店型の保険で、ずっと年間12万円近く払っていました。高いなとは思いつつ、こんなものかと…。今回初めてネットの一括見積もりを試したら、今と全く同じ補償内容のダイレクト型保険が、なんと年間6万5千円に!差額は5万5千円です。浮いたお金で欲しかったキャンプ道具を買うつもりです。知らないって本当に怖いですね。
(20代男性 / トヨタ・RAV4)
【事例②】車両保険を外したら、保険料が5万円も下がった!
8年目の愛車で、ローンもとっくに終わっていました。年間の保険料が9万円と高かったのは、万が一のためにと付けていた車両保険のせい。思い切って車両保険を外す選択をしたら、保険料がなんと年間4万円にまで下がりました。差額は5万円!この節約分を貯金しておけば、いざという時の修理代にも十分充てられます。もっと早く見直せばよかったです。
(30代男性 / マツダ・CX-5)
【事例③】子供の独立を機に「運転者限定」で見直し。年間2万円の節約!
息子が就職して家を出たので、私達夫婦しか運転しなくなりました。そこで、運転者の範囲を「本人・配偶者限定」に見直しの手続きをしたんです。ただそれだけで、保険料が年間7万円から5万円になり、2万円も安くなりました。今までは、もう運転しない人のために余計な保険料を払っていたんですね。生活スタイルが変わったら、保険も見直さないとダメだと痛感しました。
(50代女性 / 日産・セレナ)
【事例④】ゴールド免許になったら、忘れずに申告!
免許の更新で、晴れてゴールド免許に。友人から「保険会社に言わないと損だよ」と聞き、すぐに電話で連絡しました。すると、その日から「ゴールド免許割引」が適用され、保険料が12%も安くなりました。年間で1万円以上の節約です。保険会社は、こちらから言わないと何もしてくれないんですね。教えてくれた友人に心から感謝しています。
(40代女性 / ホンダ・フィット)
【事例⑤】「走行距離」の見直しで、年間8千円のお小遣いができた!
働き方がリモートワーク中心になり、通勤で車を使うことがなくなりました。週末に買い物で乗るくらいなので、年間走行距離がガクンと減ったんです。保険の契約内容を確認したら、走行距離の区分が一番短い「5,000km以下」のプランに変更するだけで、年間8千円も安くなりました。電話一本で変更できたので、もっと早くやればよかったです。
(40代男性 / スバル・レヴォーグ)
【初心者さんのギモン】自動車保険の見直しに関するよくある質問
- Q1. 保険料が安いダイレクト型(ネット保険)って、事故の時の対応が不安です。本当に大丈夫?
- A. ご安心ください。保険料が安いのは、代理店を通さないことでコストを削減しているためで、補償内容や事故対応の質が低いわけではありません。現在は多くのダイレクト型保険が、24時間365日の事故受付や、全国の専門スタッフによる迅速な初期対応体制を整えています。口コミサイトなどで各社の評判を確認し、自分に合った会社を選べば、代理店型と遜色ない、安心のサポートを受けられます。
- Q2. 保険期間の途中でも、他の保険会社に乗り換えることはできますか?
- A. はい、いつでも乗り換えは可能です。しかし、最も無駄がない乗り換えのタイミングは、現在の保険契約が満期を迎える「更新のタイミング」です。保険期間の途中で解約すると、残りの期間に応じた保険料が戻ってはきますが、多くの場合、支払った総額よりは少なくなってしまいます。満期の2~3ヶ月前から一括見積もりを始め、新しい保険の開始日を現在の満期日に合わせるのが、一番スムーズで賢いやり方です。
- Q3. 保険会社を乗り換えると、今まで積み上げてきた等級(ノンフリート等級)はリセットされてしまいますか?
- A. いいえ、リセットされませんのでご安心ください。等級制度は保険業界全体で引き継がれる仕組みになっています。現在の保険会社との契約が満期になれば、あなたがこれまで無事故で積み上げてきた等級(割引率)は、新しい保険会社にそっくりそのまま引き継ぐことができます。ですから、等級がリセットされることを心配して、高い保険料のまま更新し続ける必要は全くありません。
- Q4. 事故で保険を使うと、次の年の保険料はどれくらい高くなりますか?
- A. 事故で保険を使うと、翌年の等級が原則として「3等級」ダウンし、さらに「事故有係数」という割増率が3年間適用されるため、保険料が大幅に上がります。例えば、5万円の修理代のために保険を使うと、翌年からの3年間で合計7万円以上も保険料が上がってしまうケースも。小さな事故の場合は、保険を使わずに自己負担で修理したほうが、トータルで見てお得になることが多いです。
- Q5. 一括見積もりや乗り換えの手続きには、何が必要ですか?
- A. お手元に以下の3点をご用意いただくと、入力や手続きが非常にスムーズです。①現在の保険証券(等級や補償内容が全て記載されています)、②車検証(車の型式などが分かります)、③運転免許証(免許の色や番号を確認します)。特に保険証券には、見積もりに必要な情報が凝縮されているので必須です。スマホで写真を撮っておくだけでも便利ですよ。
【まとめ】年に一度の見直しで、賢く保険料を節約しよう
今回は、自動車保険料を安くするための8つの裏ワザを解説しました。一番大切なポイントは、「人任せにせず、年に一度は必ず見直す」という習慣を持つことです。
見直しの基本は、以下の3ステップです。
- 保険会社そのものを見直す(一括見積もり)
- 補償内容や条件を今の自分に合わせる
- 使える割引は全て活用する
たったこれだけで、年間数万円という大きな固定費が削減できるかもしれません。まずは、あなたの保険料がどれくらい安くなる可能性があるのか、無料の一括見積もりでチェックしてみることから始めてみませんか?