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車の頭金はいくら必要?「頭金なし」のメリット・デメリット

投稿日:2025年6月20日| 最終更新日:2025年6月20日
特集記事テーマ:カーローン
記事の目次(クリックして開く)
  • 車の頭金、「なし」と「あり」、本当はどっちがお得?
  • 【結論】頭金は「支払い総額」と「手元の現金」のバランスで決める!
  • 【徹底比較】車の頭金「なし」と「あり」のメリット・デメリット
    • そもそも車の「頭金」とは?いくらくらいが相場?
    • 「頭金なし」のメリット・デメリット
    • 「頭金を払う」メリット・デメリット
  • 【シーン別】「頭金なし」が向いている人、「頭金を払うべき」人
    • こんな人には「頭金なし」がおすすめ
    • こんな人には「頭金を払うべき」がおすすめ
  • 【初心者さんのギモン】車の頭金に関するよくある質問
  • 【まとめ】自分の状況に合わせて、最適な頭金の額を決めよう

車の頭金、「なし」と「あり」、本当はどっちがお得?

新しい車が欲しい!でも、一番最初に悩むのが「頭金って、いくら払えばいいんだろう?」「そもそも、頭金なしでも車って買えるの?」ということではないでしょうか。

ディーラーからは「頭金があった方が、月々の支払いが楽になりますよ」と言われる一方、広告では「頭金0円で今すぐ乗れる!」と謳われています。どちらが本当にお得なのか、分からなくなってしまいますよね。

この記事では、そんなあなたのために、「頭金なし」と「頭金を払う」それぞれのメリット・デメリットを徹底比較。どんな人がどちらの買い方に向いているのか、その判断基準を分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたにとって一番賢い選択が何なのか、自信を持って決めることができるようになります。

【結論】頭金は「支払い総額」と「手元の現金」のバランスで決める!

「頭金は払うべきか、払わないべきか?」この問いに対する唯一の正解はありません。なぜなら、人それぞれの経済状況によって、正解が変わるからです。大切なのは、『将来の支払い総額を安くしたいか』、それとも『今、手元の現金を残しておきたいか』、この2つのどちらを優先するのか、というバランス感覚です。

まずは、それぞれの選択肢がもたらすメリットとデメリットを、ポイントで見ていきましょう。

「頭金なし」vs「頭金あり」メリット・デメリット早わかり

【頭金なし の場合】

  • メリット:手元の現金を減らさずに、すぐに車が手に入る。急な出費に備えるための、緊急用の資金を残しておける。
  • デメリット:ローンの借入額が増えるため、月々の支払額が高くなる。支払う利息の総額が増え、最終的な総支払額は高くなる。ローンの審査が少し厳しくなることがある。

【頭金あり の場合】

  • メリット:ローンの借入額が減り、月々の支払いを楽にできる。支払う利息が減るため、総支払額を安く抑えられる。ローンの審査に通りやすくなる。
  • デメリット:最初にまとまったお金が必要になる。手元の現金が減り、急な出費への対応力が弱まる。

このように、「頭金なし」と「あり」には、それぞれ一長一短があります。どちらが良いかは、あなたの今の貯金額や、将来の家計プランによって決まります。次のセクションでは、これらのメリット・デメリットについて、さらに詳しく解説していきます。

【徹底比較】車の頭金「なし」と「あり」のメリット・デメリット

ここからは、「頭金」の基本から、「頭金なし」と「頭金あり」それぞれのメリット・デメリットまで、一つずつ詳しく見ていきましょう。具体的な数字も交えながら解説しますので、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。


そもそも車の「頭金」とは?いくらくらいが相場?

そもそも「頭金」とは、車両の購入代金の一部を、ローンを組む前に現金で支払うお金のことです。例えば、300万円の車を買う時に、頭金を50万円払った場合、残りの250万円をローンで支払っていくことになります。この頭金は、税金や登録費用といった「諸費用」とは別物なので注意が必要です。

では、みんなは一体いくらくらい頭金を払っているのでしょうか。一般的に、頭金の相場は車両本体価格の20%~30%程度と言われています。300万円の車なら、60万円~90万円が目安になります。もちろん、これはあくまで目安。頭金は10万円でも、200万円でも、あるいは0円でも、あなたの自由です。大切なのは、相場に合わせることではなく、ご自身の経済状況に合わせて決めることです。


「頭金なし」のメリット・デメリット

メリット:手元の現金を減らさずに、すぐに車が手に入る

最大のメリットは、手元の現金を減らさずに済むことです。車を買うと、本体価格以外にも様々な諸費用がかかりますし、その後の生活でも、冠婚葬祭や病気など、急な出費はつきもの。まとまった貯金を残しておける安心感は、何物にも代えがたいものがあります。また、貯金がなくても、すぐに車を手に入れることができるのも大きな魅力です。

デメリット:月々の支払いや、最終的な総支払額が高くなる

当然ですが、ローンの借入額が大きくなるため、月々の返済額が高くなります。そして、最も注意すべきなのが、支払う利息の総額が増えることです。借入額が大きければ大きいほど、利息の負担は雪だるま式に増えていきます。また、借入額が増えることで、ローンの審査のハードルが少し上がる可能性もあります。


「頭金を払う」メリット・デメリット

メリット:月々の支払いを楽にし、総支払額を安くできる

頭金を払うメリットは、デメリットの裏返しです。まず、ローンの元金が減るため、月々の返済額を低く抑えることができます。家計に余裕が生まれ、精神的にも楽になります。そして何より、支払う利息が減るため、最終的な車の購入総額を安くすることができます。例えば、金利3%で50万円の頭金を入れると、5年間のローンで支払う利息が数万円も変わってきます。さらに、借入額が少ない分、ローンの審査にも通りやすくなるという利点もあります。

デメリット:手元の現金が減り、急な出費への対応力が弱まる

デメリットは、ただ一つ。最初にまとまったお金が必要になる、ということです。これにより、手元の現金が減ってしまい、もしもの時のための貯金が心もとなくなってしまう可能性があります。「車は買えたけど、貯金がゼロになった…」という状況は避けたいところです。ご自身の貯金額と、今後のライフプランをよく天秤にかける必要があります。

【シーン別】「頭金なし」が向いている人、「頭金を払うべき」人

「頭金なし」と「あり」のメリット・デメリットが分かったところで、いよいよ最終結論です。具体的に、どのような状況の方が、どちらの買い方に向いているのか、利用シーン別に見ていきましょう。

こんな人には「頭金なし」がおすすめ

「頭金なし」は、将来の利息負担よりも、今すぐ車が必要な状況や、手元の現金を温存することを優先したい方向けの選択肢です。月々の支払額は高くなりますが、それを許容できる収入や家計状況であることが前提になります。

  • 例えばこんな方:
  • 貯金は少ないが、すぐに車が必要な新社会人や学生の方
    就職や引っ越しで、まとまったお金はないけれど、すぐにでも車がないと生活が始まらない、というケースです。
  • 手元に十分な現金を残しておき、急な出費に備えたい方
    車の購入後も、結婚や出産、家の購入など、大きなライフイベントが控えている場合です。
  • 自営業者などで、手元の現金を運転資金として確保しておきたい方
    事業用の資金を減らさずに、車を調達したいというニーズです。

こんな人には「頭金を払うべき」がおすすめ

一方、「頭金を払う」選択は、最終的な総支払額を少しでも安く抑えたい、という堅実な考え方の方に向いています。最初にまとまった出費はありますが、その後のカーライフが精神的にも、経済的にも楽になります。

  • 例えばこんな方:
  • 十分な貯金があり、頭金を払っても生活に影響がない方
    手元資金に余裕があり、あえて高い利息を払う必要性を感じない場合です。
  • 月々のローンの支払いを、できるだけ低く抑えたい方
    毎月の固定費を減らして、家計にゆとりを持たせたいというニーズです。
  • 金利を払うのが「もったいない」と感じ、総支払額を重視する方
    目先の現金の動きよりも、数年単位でのトータルコストを安くすることに価値を感じる場合です。

【初心者さんのギモン】車の頭金に関するよくある質問

Q1. 頭金なしだと、本当にローンの審査は厳しくなりますか?
A. はい、借入額が大きくなる分、金融機関側のリスクも高まるため、審査はやや厳しくなる傾向にあります。ただし、安定した収入や、過去に支払いの遅延がないなどの良い信用情報があれば、頭金なしでも問題なく審査に通るケースがほとんどです。逆に、少しでも審査に不安がある方は、少額でも頭金を用意することで、金融機関への心証が良くなり、審査に通りやすくなる効果が期待できます。

Q2. 「頭金0円」でも、税金などの「諸費用」は最初に現金で必要になりますか?
A. はい、多くの場合、「諸費用」は別途、現金で支払う必要があります。「頭金0円」は、あくまで車両本体価格に対するものです。ただし、最近では、この諸費用もローンに含めることができる「諸費用込みローン」を扱うディーラーや銀行も増えています。手元の現金を本当に使いたくない場合は、ローンを組む際に「諸費用も全てローンに含めたい」と相談してみましょう。

Q3. 今乗っている車の下取り価格を、そのまま頭金に充てることはできますか?
A. はい、もちろんです。これは最も賢く、一般的な頭金の作り方と言えます。例えば、300万円の新車を買い、今乗っている車が50万円で下取りされた場合、この50万円をそのまま頭金に充当できます。そうすれば、ローンの元金は250万円になり、現金を用意することなく、頭金を入れたのと同じ効果が得られます。下取り価格を上げる交渉も、重要なポイントになりますね。

Q4. 頭金を払う場合、無理のない金額は、どうやって決めればいいですか?
A. 一つの目安として、頭金を支払った後でも、生活費の3ヶ月~半年分くらいの貯金が手元に残るようにするのが安心です。車は購入後も、ガソリン代や保険料、突然の故障など、何かとお金がかかります。万が一の事態に備えるためにも、貯金を全て頭金につぎ込むのは避けましょう。無理のない範囲で、キリの良い金額(30万円、50万円など)を設定するのがオススメです。

Q5. ローン返済の途中で、余裕ができた時に追加で支払うことはできますか?
A. はい、「繰り上げ返済」という形で可能です。ローン返済の途中でまとまったお金を返済することで、その後の利息を減らし、総支払額を安くすることができます。ただし、金融機関によっては、繰り上げ返済に手数料がかかったり、手続きが面倒だったりする場合もあります。最初に頭金を払うのと、後から繰り上げ返済するのと、どちらが自分にとって得か、ローンの契約内容をよく確認しましょう。

【まとめ】自分の状況に合わせて、最適な頭金の額を決めよう

今回は、車の購入時に悩む「頭金」について、その相場や、「頭金なし」「あり」それぞれのメリット・デメリットを解説しました。結論は、どちらが絶対にお得、ということはなく、あなたの経済状況や価値観によって正解は変わる、ということでしたね。

あなたの優先順位に合わせて、どちらの選択をするか決めましょう。

  1. 手元の現金を残したいなら → 「頭金なし」
  2. 支払総額を安くしたいなら → 「頭金あり」

あなたの場合は、どちらの選択が合っていましたか?頭金は、あなたのカーライフのスタートを左右する重要な第一歩です。ご自身の貯金額や、月々いくらまでなら無理なく支払えるかを具体的にシミュレーションし、後悔のない車の買い方を選びましょう。

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