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【レンタカーの予約】で戸惑う専門用語、意味と使い方を解説

投稿日:2025年6月25日| 最終更新日:2025年6月25日
特集記事テーマ:レンタカー
記事の目次(クリックして開く)
  • レンタカー予約で手が止まる…「この言葉、どういう意味?」
  • 【結論】「乗り捨て」「免責補償」「NOC」の3つを覚えればOK!
  • 【レンタカー用語集】予約前に知っておきたい頻出ワードを徹底解説
    • 用語①:乗り捨て(ワンウェイ・レンタル)
    • 用語②:免責補償制度(CDW)
    • 用語③:NOC(ノン・オペレーション・チャージ)
    • 用語④:NOC補償(ECO)
    • 用語⑤:チャイルドシート/ジュニアシート/ベビーシート
    • 用語⑥:4WD指定、スタッドレスタイヤ指定
  • 【実践】どこで予約するのが分かりやすい?大手予約サイトの特徴
  • 【初心者さんのギモン】レンタカーの専門用語に関するよくある質問
  • 【まとめ】用語を理解して、不安なくお得なレンタカー旅を!

レンタカー予約で手が止まる…「この言葉、どういう意味?」

旅行や引っ越しのために、ネットでレンタカーを予約。「さあ、予約を確定しよう!」と思ったその瞬間、『免責補償制度に加入しますか?』『NOC補償は付けますか?』といった、よく分からない専門用語の選択肢が出てきて、手が止まってしまった…そんな経験はありませんか?

これらの専門用語、よく分からないまま適当に選んでしまうと、万が一の時に十分な補償が受けられなかったり、逆に、不要なオプションに余計なお金を払ってしまったりと、大きな損に繋がる可能性があります。

この記事では、そんな初心者が戸惑いがちなレンタカーの専門用語をわかりやすく、一つひとつ丁寧に解説します。この記事を読めば、もう予約画面で悩むことはありません。それぞれの言葉の意味をしっかり理解して、自分に合った最適なプランを選べるようになりましょう。

【結論】「乗り捨て」「免責補償」「NOC」の3つを覚えればOK!

レンタカーの予約画面には、たくさんの専門用語やオプションが出てきて、混乱してしまいますよね。でも、ご安心ください。初心者が、損せず、そして安心してレンタカーを借りるために、最低限覚えておくべき最重要ワードは、実はたったの3つだけです。

それが、「乗り捨て」「免責補償(CDW)」そして「NOC」です。この3つの言葉の意味さえ理解すれば、あなたはもう初心者ではありません。まずは、それぞれのポイントを見ていきましょう。

これだけは覚えよう!レンタカー頻出3大用語

  • ① 乗り捨て(ワンウェイ・レンタル)
    → 借りた店舗とは「別の店舗」に車を返却できる便利なサービス。ただし、追加料金がかかります。旅行などで、出発地と到着地が違う場合に利用します。
  • ② 免責補償制度(CDW)
    → 万が一、事故を起こした際の「自己負担額(5~10万円)」を0円にしてくれる、有料の保険オプション。慣れない車や土地で運転するなら、加入しておくのがおすすめです。
  • ③ NOC(ノン・オペレーション・チャージ)
    → 事故や故障で車が使えなくなった場合、その車が修理中に「営業できない」ことに対する、お店への賠償金です。これは、上記の「免責補償」に入っていても、別途支払う必要があります。

【ポイント】
このNOCの支払いも免除される、さらに手厚い「NOC補償(ECO)」というオプションもあります。

特に、お金に関わる『免責補償』と『NOC』は、混同しやすく、かつ非常に重要なポイントです。次のセクションでは、これらの用語一つひとつの意味と、どんな時に必要になるのかを、さらに詳しく解説していきます。

【レンタカー用語集】予約前に知っておきたい頻出ワードを徹底解説

ここからは、レンタカーの予約時や利用時によく目にする、6つの専門用語について、一つひとつ詳しく解説していきます。それぞれの意味と、どんな時に必要になるのかをしっかり理解して、自分に合ったプランを選べるようになりましょう。


用語①:乗り捨て(ワンウェイ・レンタル)

「乗り捨て」とは、出発した店舗とは異なる、同じレンタカー会社の別の店舗に車を返却できるサービスのことです。「ワンウェイ・レンタル」とも呼ばれます。例えば、東京駅で借りて、新大阪駅で返す、といった片道での利用が可能です。非常に便利なサービスですが、数千円程度の「乗り捨て追加料金」が別途かかるのが一般的です。同じ都道府県内なら無料、といった会社ごとのルールもあるため、予約時に料金を確認することが大切です。

用語②:免責補償制度(CDW)

「免責補償制度(CDW)」は、万が一の事故の際に、あなたが支払うべき自己負担額(免責額)を免除してくれる、有料の保険オプションです。レンタカーの基本料金には、対物・車両補償が付いていますが、通常「5万円」などの免責額が設定されています。つまり、事故を起こすと、修理代の一部として5万円は自分で払う必要があるのです。この制度に加入しておけば(1日1,100円~2,200円程度)、その自己負担が0円になります。初心者の方や、慣れない土地を運転する方は、必ず加入しておくべき、最も重要なオプションです。


用語③:NOC(ノン・オペレーション・チャージ)

NOCとは、事故や故障、車内での喫煙などで、借りていた車に修理や清掃が必要になった場合、その車が営業に使えない期間の「休業補償」として、あなたがレンタカー会社に支払うお金のことです。最も重要なのは、これは保険ではなく「賠償金」なので、先ほどの「免責補償制度」に加入していても、別途支払う必要があるという点です。相場は、自走して返却できた場合で2万円、レッカー移動が必要な場合で5万円程度です。

用語④:NOC補償(ECO)

このNOCの支払いまでも免除してくれる、さらに手厚い有料オプションが「NOC補償」です。「ECO(エクストラ・カバレッジ・オプション)」など、会社によって呼び方は様々です。1日550円~1,100円程度の追加料金で加入でき、これを付けておけば、万が一の事故の際でも、あなたの自己負担は完全に0円になります。心配性な方は、免責補償とセットで加入しておくと、最高の安心感が得られます。


用語⑤:チャイルドシート/ジュニアシート/ベビーシート

道路交通法により、6歳未満の幼児を車に乗せる際には、チャイルドシートの着用が義務付けられています。レンタカーでも例外ではありません。子供の年齢や体格に合わせて、以下の3つの種類から選びます。

  • ベビーシート:新生児~1歳頃
  • チャイルドシート:1歳~4歳頃
  • ジュニアシート:4歳~10歳頃

これらは、レンタカーの予約時に、有料オプション(1日550円~1,100円程度)として追加できます。数に限りがあるため、必ず予約時に申し込んでおきましょう。

用語⑥:4WD指定、スタッドレスタイヤ指定

雪道や山道を走る予定がある場合に、選択・追加するオプションです。「4WD(四輪駆動)」は、雪道や悪路での走行安定性を高めてくれます。「スタッドレスタイヤ」は、冬の凍結路面を安全に走るための、滑り止めの冬用タイヤです。特に、冬にスキー場へ行くなど、雪道を走ることが分かっている場合は、安全のためにスタッドレスタイヤの装着は必須です。これらも予約時にオプションとして選択できます。

【実践】どこで予約するのが分かりやすい?大手予約サイトの特徴

レンタカーの専門用語が分かったところで、次に問題になるのが「どこで予約するのが一番分かりやすくてお得か?」ということです。ここでは、初心者の方にもおすすめな、大手予約サイトの特徴を比較してみましょう。あなたにピッタリのサイトがきっと見つかります。

① ポイントも貯まる!総合力No.1の「楽天トラベル」

旅行予約サイトとして有名ですが、実はレンタカーの比較・予約機能も非常に充実しています。トヨタレンタカーやニッポンレンタカーといった大手から、地域密着の格安レンタカーまで、提携している会社数が多く、全国各地で最安値を見つけやすいのが最大の魅力です。

予約画面では、「免責補償」や「NOC補償」といったオプションも、チェックボックスで簡単に追加でき、料金がどう変わるかが一目瞭然。楽天ポイントが貯まる・使えるのも嬉しいポイントです。迷ったら、まず楽天トラベルで探すのがおすすめです。

② クーポンが豊富!旅行とセットでお得な「じゃらんnet」

リクルートが運営する、こちらも有名な旅行予約サイトです。楽天トラベルと同様に、多くのレンタカー会社と比較・予約ができます。じゃらんnetの強みは、頻繁に配布される「クーポン」です。予約時にクーポンを利用することで、表示価格からさらに数千円安くなることも。

特に、じゃらんで宿を予約している場合、宿泊とレンタカーのセットで使える、よりお得なクーポンが手に入ることがあります。旅行全体の費用を抑えたい場合に、非常に強力な選択肢となります。オプション選択画面も分かりやすく、初心者でも安心して予約を進められます。

③ 限定プランも?安心感重視なら「レンタカー会社の公式サイト」

もちろん、トヨタレンタカーやニッポンレンタカーといった、各社の公式サイトから直接予約する方法もあります。比較サイトにはない、その会社独自の限定プランや、最新車種を確約できるプランが見つかることも。また、その会社の会員制度を利用すれば、割引が受けられたり、手続きがスムーズになったりするメリットもあります。

ただし、料金の比較は自分で行う必要があります。まずは比較サイトで相場を掴んでから、気になる会社の公式サイトを覗いてみる、という使い方が賢いでしょう。

【初心者さんのギモン】レンタカーの専門用語に関するよくある質問

Q1. 「免責補償」と「NOC補償」、どちらに入ればいいか分かりません。両方入るべきですか?
A. 最低でも「免責補償(CDW)」には加入しておくことを強くお勧めします。これに入らないと、小さな事故でも5~10万円の自己負担が発生し、せっかくの旅行が台無しになりかねません。その上で、さらに安心を求めるなら「NOC補償」にも加入する、という考え方です。心配性な方や、運転に不慣れな初心者の方は、両方に加入しておけば、万が一の際の金銭的な負担は完全に0円になり、心から安心して運転を楽しめます。

Q2. 「乗り捨て」の追加料金は、いくらくらいかかりますか?
A. 料金は、出発店舗と返却店舗の距離によって大きく異なります。同じ都道府県内なら無料~3,000円程度、県をまたぐと5,000円~1万円以上かかることも珍しくありません。特に、北海道と本州など、海をまたぐ場合は数万円になることも。予約サイトでは、乗り捨て先を選ぶと自動で追加料金が計算されて総額が表示されます。料金をしっかり確認した上で、その価値があるか判断しましょう。

Q3. 予約サイトで見る、車のクラス「Sクラス」「Wクラス」って何ですか?
A. これは、レンタカー会社が、車の大きさやタイプを分かりやすく分類するための独自のクラス分けです。会社によって多少異なりますが、一般的に、Sは「スモール/スタンダード(コンパクトカー)」、Aは「セダンタイプ」、Wは「ワゴン/ミニバン」、RVは「SUVタイプ」を指します。予約時には、具体的な車種ではなく、このクラスを選んで予約することが多いです。乗りたい車のタイプに合わせてクラスを選びましょう。

Q4. ガソリンを満タンにしないで返却したら、どうなりますか?
A. その場合、レンタカー会社が、走行距離に応じてガソリン代を計算し、返却時に精算することになります。しかし、この「走行キロ換算料金」は、実際のガソリンスタンドで給油するよりも、1Lあたり10円~20円ほど割高に設定されていることがほとんどです。そのため、手間を惜しまずに、自分で満タンにしてから返却した方が、間違いなくお得です。

Q5. 予約した自分以外の人間が、運転を交代することは可能ですか?
A. はい、可能です。ただし、出発時の手続きの際に、運転する可能性のある方全員が、店舗のカウンターで免許証を提示し、運転者として登録する必要があります。もし、登録していない方が運転して事故を起こした場合、保険・補償が一切適用されず、全額自己負担となるため非常に危険です。友人や家族と交代で運転する予定があるなら、面倒でも、必ず全員で店舗に行って手続きをしましょう。

【まとめ】用語を理解して、不安なくお得なレンタカー旅を!

今回は、初心者が戸惑いがちなレンタカーの専門用語について、その意味と重要性を解説しました。結論は、たくさんの用語を覚える必要はなく、特にお金に関わる重要ワードさえ押さえれば、安心してレンタカーを借りられる、ということでしたね。

特に、以下の3点を覚えておきましょう。

  1. 「乗り捨て」は便利だけど、追加料金を確認する。
  2. 万が一の自己負担をなくす「免責補償」には、なるべく加入する。
  3. 免責補償でもカバーできない休業補償が「NOC」であると理解する。

これで、もうレンタカーの予約画面で専門用語に戸惑うことはありません。言葉の意味を理解すれば、自分にとって不要なオプションを削り、必要な補償だけを選ぶことができます。さあ、次の旅行やドライブの計画を立てて、お得で安心なレンタカーを予約してみましょう!

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