高燃費と先進装備が光るレックスの新章
eスマートハイブリッドで燃費28.0km/Lを実現
スバルのコンパクトSUV『REX(レックス)』に、シリーズハイブリッドのeスマートハイブリッドモデルが追加された。本モデルは発電専用の1.2リッター3気筒エンジン(最高出力82PS/最大トルク105N・m)と駆動用モーター(106PS/170N・m)を組み合わせ、FWD仕様でWLTCモード28.0km/Lの高燃費を達成。GハイブリッドとZハイブリッドの2グレードを設定し、ガンメタリック塗装グリルや専用アルミホイール、アクティブマルチインフォメーションメーター、スマートペダル、車両接近通報装置など多彩な専用装備を備える。価格は221万6500円から260万8100円まで。
日常に寄り添うスペックが魅力
レックスの新ハイブリッドモデルは、燃費28.0km/Lという数値を掲げつつ、取り回しの良いコンパクトボディを維持している点にワクワクします。街乗りでも郊外ドライブでも、燃料コストを気にせず走れる安心感が大きいですね。
シリーズハイブリッドはエンジンの回転数が一定に保たれるため、モーター駆動時の静かさと滑らかさが際立つ印象を受けました。加速時のモーター応答も素早く、車体が身軽に動いてくれる感覚が心地よさを演出します。
また、スマートペダルで加減速をペダルひとつでコントロールできるのは新鮮です。非常時給電対応のAC100Vコンセントも備わり、アウトドアや緊急時の活用幅が広がるのも魅力的だと感じました。
ガンメタリック塗装のグリルやホイールデザインも適度なアクセントになっており、さりげない高級感を演出。OEM元の兄弟車とは異なる個性をレックスならではの装備で際立たせている点に好感が持てます。
コンパクトSUVとしての手軽さとハイブリッドならではの実用性、安全装備のバランスが絶妙で、日々の使い勝手をしっかりサポートしてくれそうです。