Mハイブリッドで市販最強を達成
BMWは電動SUV『XM』の2026年モデルを欧州で発表。従来3モデルを2モデルに集約し、電動V8を搭載する「XM Label」は430kWのV8エンジンと145kWの電動モーターを組み合わせてシステム出力550kW(748hp)、最大トルク1000Nmを実現。0→100km/h加速は3.8秒、最高速度は電子制御で250km/h(オプションで290km/h)。一方「XM 50e」は電動化された6気筒エンジンを継続搭載し、WLTP複合モードで電力消費32.0kWh/100km、燃料消費1.6L/100km、CO₂排出37g/kmを達成。外装は新色フローズン・タンザナイトブルーやハイグロスブラックグリルを選択可能。22/23インチホイールやナイトブルーMerinoレザーを含む多彩なカスタマイズが用意され、AC充電能力は最大11kWに向上している。
圧倒的性能に心が躍る
XM Labelの圧倒的なパワー数値に驚きつつ、0→100km/h3.8秒という加速性能を想像するとワクワクが止まりません。V8サウンドを想起させる出力特性と電動モーターの瞬発力がどのように融合しているのか、ぜひドライビングエクスペリエンスを体感してみたいと思います。
新色フローズン・タンザナイトブルーは高級感とスポーティさを兼ね備え、夜間にライトを浴びたときの陰影が美しそうです。ハイグロスブラックのMキドニーグリルやオプションの23インチホイールも、洗練された雰囲気を演出してくれそうです。
内装のナイトブルーMerinoレザーは、落ち着いた色調で乗るたびに上質感を感じられそう。AC充電11kW対応で、日常の利便性も確保されている点は実用的です。
ドライビングシミュレーターでは味わえない、実際の車両から伝わる加速感やコーナリング性能に期待が高まります。BMW M史上最強を名乗るにふさわしい、刺激と上質さを併せ持つ一台に感じました。