特別ポジションで安全・快適走行をサポート
AT車のシフトレバーには「D」「R」「N」「P」の基本ポジションに加え、「2」「S」「L」「B」といった特殊モードが装備されている。これらはそれぞれ2速固定(「2」「S」)、1速固定(「L」)、エンジンブレーキ強化(「B」)の機能を持ち、長い上り坂や雪道で安定した加速、急な下り坂でのブレーキ負担軽減に有効。適切に使い分けることで、エンジン回転数やトルクをコントロールし、安全性と快適性を同時に高めることができる。
日常でも使えるドライビングテク
私も普段は“D”一択でしたが、「2」や「S」でアクセル開度を抑えつつ安定した走りを得られる点に驚きました。
長い登坂では「L」で低速トルクを維持し、坂をゆっくり登る安心感が増しますし、逆に急な下りでは「B」を使ってフットブレーキへの依存を減らせるのは心強いですね。
雪道での低速制御にも「2」ポジションが有効で、タイヤの空転を抑えつつ走れるのは実践派にはありがたい機能です。
高速道路でのパワーが欲しい場面では、あえて低速ギアをキープして瞬発的な加速を狙うのも一つの手。走りの幅が広がる感覚です。
取扱説明書に埋もれがちなこれらのポジションですが、一度試してみるだけで運転の楽しさと安心感が大きく変わるはず。今日から使いこなしてみませんか?
引用:AT車のシフトレバー「2」「S」「L」「B」の意味とは? 実は「めちゃ便利機能」も存在! 気になる“使うべきタイミング”って?