純正互換部品で安心の復刻メニュー
本田技研工業は初代「NSX」を対象とする新レストアサービスを、2026年春から国内で提供開始すると発表した。これに合わせ、純正部品と同等の品質基準を満たす「純正互換部品」のグローバル供給をスタート。既存の「NSXリフレッシュプラン」は受付を2025年夏で終了し、純正互換部品を活用した新サービスへ移行する運びだ。パーツ供給の途絶えがちな旧車オーナーに向け、車両のコンディションを長期間良好に保つ選択肢を拡充し、将来的には他のスポーツモデルへ展開する計画としている。
思い出深い1台を未来へつなぐ喜び
愛着ある初代NSXが、また新たな形で息を吹き返すと聞くだけで胸が高鳴ります。純正互換部品を用いることで、部品調達の心配が減り、大切な1台を安心して維持できるのはオーナーにとって心強い限りです。
これまでリフレッシュプランで応じてきたホンダですが、3Dプリントやリマニュファクチャリング技術を取り入れ、より広範囲の部品に対応するというアプローチは、旧車文化の盛り上げにもつながりそうです。
2026年春から本格始動とのことで、実際にどの程度の部品が純正互換化されるのかは気になるところ。エンジン系から内装外装まで網羅できれば、かつてのパフォーマンスを蘇らせるチャンスが広がります。
将来的には他のスポーツモデルへも拡大予定という話も頼もしく、NSXオーナーでなくとも、ホンダ車全体のレストア環境が充実する日が楽しみです。時代を超えた名車を、次の世代へつなぐ新サービスに大いに期待したいですね。
引用:ホンダ、初代「NSX」対象の新レストアサービス2026年春より日本でスタート 「純正互換部品」活用で将来的にスポーツタイプで対象車種拡大