M2 CSがBMW Mアワードに選定
BMWは2025年シーズンのMotoGP・BMW Mアワード受賞車両として、最新のBMW『M2 CS』を選定しました。これは各予選セッションで最速タイムを記録したライダーに授与されるもので、ベルベットブルーメタリックのM2 CSが栄誉を担います。直列6気筒Mツインパワーターボエンジンは390kW(530hp)を発生し、0–100km/h加速はわずか3.8秒。標準の8速Mステップトロニックは後輪駆動で、カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)を多用して約30kgの軽量化を実現。鍛造Mライトアロイホイールを装備し、現行M2モデルで最軽量を誇ります。
サーキットファンからの熱い視線
MotoGPの最速予選タイムを競う中で、ライダーが手にする“ご褒美カー”としてBMW M2 CSが選ばれたのは、そのパフォーマンスの高さが証明された結果だと感じます。530馬力のエンジン出力や3.8秒という驚異の加速性能は、ストレートだけでなくコーナーでの車体の軽快さにもつながっており、サーキット走行との相性は抜群でしょう。
カーボンパーツによる軽量化や専用サスペンション、Mステップトロニックのスムーズな変速操作は、公道でのドライビングでも十分楽しめそうです。ライバルモデルと比べても、そのスペックシートだけでグッと心が動く魅力があります。
MotoGPライダーへの贈呈式は11月中旬のバレンシア最終戦とのことですが、レースシーンを彩る象徴的な存在として、M2 CSがまたひとつストーリーを刻むのはワクワクします。過去に連覇を重ねたマルケス選手やバニャイア選手も獲得しているこの賞ですから、新たなヒーローがどのような笑顔でキーを手にするのか、想像するだけでテンションが上がります。
私たちファンにとっても、シーズンを通じて最速予選を決める“ご褒美カー”の動向は注目ポイント。M2 CSがサーキットで躍動する姿が、一層MotoGP観戦を盛り上げてくれることでしょう。