ジープ アベンジャー 初代(FH1JE)
まずはここだけ。アベンジャー初代を30秒で理解
日本では2024年にJeep初のBEVとして登場し、2026年に4xe Hybridを追加。約4.1mのコンパクトな車体は共通でも、FWDのFull Electricと電動AWDの4xeでは使い方が大きく異なります。
Full Electricから開始
115kW・270Nm
WLTC
48Vハイブリッド
動力方式で異なる
両仕様で共通
アベンジャー初代って、どんなクルマ?
アベンジャーは、Jeepが日本へ初めて導入した100%電気自動車です。Full Electricは全長4,105mm、全幅1,775mmに収まり、7スロットグリルや台形ホイールアーチといったJeepの意匠を小さなボディへ凝縮しています。
日本導入時は54kWhバッテリーと115kW(156PS)/270Nmのモーターを組み合わせたFWDのみ。WLTC一充電走行距離486km、普通充電とCHAdeMO急速充電への対応に加え、FWDながらSelec-Terrainとヒルディセントコントロールを備えています。収納は約26L、荷室は355Lです。
2026年3月の4xe Hybrid追加によって、初代の性格は大きく広がっています。1.2Lターボ、48Vシステム、前後モーター、6速DCTで四輪を駆動し、地上高210mmと最大400mmの渡河性能を確保。外寸は近くても、Full Electricとは狙う走行場面が明確に違います。
Full Electricと4xe Hybridは、同じ車体でも役割が違う
アベンジャー初代では、まず動力方式を分けると、選択肢の違いが明確です。Full ElectricはFWDのBEV、4xe Hybridはエンジンと前後モーターを使うAWDです。
54kWhと115kWモーターで前輪を駆動
54kWhのリチウムイオンバッテリーに115kW(156PS)/270Nmのモーターを組み合わせ、前輪を駆動します。WLTC一充電走行距離は486km。普通充電とCHAdeMO急速充電に対応し、Selec-Terrainとヒルディセントコントロールも標準装備です。
こんな使い方に合う
- 電気だけで走るAvengerを選びたい
- WLTC 486kmを日常の基準にしたい
- 自宅で普通充電を使える
- FWDとSelec-Terrainの組み合わせを選ぶ
前後モーターを使う電動AWDへ発展
2026年追加の4xeは1.2Lターボ、48Vシステム、前後モーター、6速DCTを組み合わせます。エンジンは100kW(136PS)/230Nm。地上高210mm、最大400mmの渡河性能を持ち、Full Electricより悪路対応を強く意識した仕様です。
こんな使い方に合う
- 四輪駆動のAvengerが必要
- 充電を前提にせず使いたい
- 地上高210mmを生かしたい
- 雪道や未舗装路も走行範囲に入る
代表仕様は動力方式と限定装備で分ける
日本仕様の実在グレードとして比較する中心は、Full Electricと4xe Hybridです。前者は54kWhのBEV、後者は1.2Lターボと48Vシステムを使うAWDで、動力方式と駆動方式の違いがそのままグレード選択の分岐になります。
Avenger Full Electric
- バッテリー
- 54kWh
- 最高出力
- 115kW(156PS)
- 駆動
- FWD
日本導入時からの中心仕様です。270NmのモーターとWLTC 486kmの航続距離を持ち、普通充電とCHAdeMO急速充電に対応。FWDながらSelec-Terrainとヒルディセントコントロールを備える点もAvengerらしい構成です。
BEVとして使うなら基準になる仕様Avenger 4xe Hybrid
- エンジン
- 1.2Lターボ
- 電動化
- 48V+前後モーター
- 駆動
- AWD
2026年3月に追加された四輪駆動ハイブリッドです。6速DCTと前後モーターを組み合わせ、地上高は210mm、最大渡河性能は400mm。Full Electricとは燃料方式が異なり、駆動方式もFWDからAWDへ変わります。悪路対応の方向性まで別の仕様です。
AWDと悪路対応を求めるなら4xe初代アベンジャーの主要スペック
Full Electricと4xe Hybridは外寸が近い一方、動力源と駆動方式が異なります。数字を横に並べると、二つの仕様が担う役割の差がはっきりします。
Full Electricと4xe Hybridの違い
| 項目 | Full Electric | 4xe Hybrid |
|---|---|---|
| 動力方式 | BEV | 48Vハイブリッド |
| エンジン | なし | 1.2Lターボ |
| モーター | 115kW(156PS) | 前後モーター |
| 最大トルク | 270Nm | エンジン230Nm |
| バッテリー | 54kWh | 48Vシステム |
| 駆動方式 | FWD | AWD |
| トランスミッション | 電気駆動 | 6速DCT |
| 全長 | 4,105mm | 4,120mm |
| 全幅 | 1,775mm | 1,775mm |
| 全高 | 1,595mm | 1,600mm |
| 一充電走行距離 | 486km(WLTC) | ― |
| 地上高 | 仕様固有値は4xeと異なる | 210mm |
| 渡河性能 | ― | 最大400mm |
| 充電 | 普通充電/CHAdeMO | 外部充電を前提としない |
BEVから電動AWDへ、初代の選択肢が広がった
日本ではFull Electricから始まり、2026年には4xe Hybridを追加。動力方式が増えたことで、同じ初代の中で用途の違う二つのアベンジャーを選べるようになっています。
- Jeep初のBEVとして日本発売
54kWhバッテリー、115kW(156PS)/270Nmのモーター、FWDを組み合わせたFull Electricを日本へ導入。通常仕様と150台限定のLaunch Editionが用意され、Jeepの国内電動化は約4.1mのコンパクトSUVから始まりました。
- 4xe Hybridを追加して四輪駆動化
1.2Lターボ、48Vシステム、前後モーター、6速DCTを組み合わせた4xe Hybridを追加。地上高210mm、最大400mmの渡河性能を持たせ、Full Electricとは異なる走行領域を担う仕様が加わっています。
- 4xe Hybrid Stoneを150台限定で設定
4xe Hybridをベースに、専用色「ストーン」とブラックルーフを組み合わせた限定車を設定。電動AWDの機能はそのままに、通常仕様とは異なる外観を選べる派生モデルです。
アベンジャー初代を動画でも見てみよう
Full Electricでは約4.1mの車体感覚とFWDの走り、4xeでは地上高や電動AWDの動きを見ると、同じアベンジャーでも用途が異なることをつかみやすくなります。
初代アベンジャーで注目したい4つの特徴
Jeep初のBEVを4.1m級にまとめた
Full Electricは全長4,105mm、全幅1,775mmというコンパクトな寸法に、54kWhバッテリーと115kWモーターを搭載しています。Jeepの国内BEV第一弾を大型SUVではなく、このサイズから始めたことがアベンジャーの立ち位置を明確にしています。7スロットグリルや台形ホイールアーチも残され、電動化しても外観からJeepと分かる構成です。
FWDのBEVにも路面別制御を持たせた
Full Electricの駆動方式はFWDですが、Selec-Terrainとヒルディセントコントロールを標準装備しています。Snow、Mud、Sandなど路面に応じたモードを選べるため、単なる舗装路向けの小型BEVにはしていません。115kWモーターと270Nmの電動駆動に、Jeepらしい路面対応の考え方を組み合わせています。
小さな車体に収納26Lと荷室355Lを確保
Full Electricはダッシュボード下部や大型センターコンソール、ドアポケットなどに計約26Lの収納スペースを持ち、荷室容量は355Lです。全長4,105mmに抑えながら、車内の小物収納と後部の荷室を別々に確保しています。コンパクトな外寸を優先して積載性を単純に削るのではなく、日常で使う収納を車内各所へ分散した設計です。
4xeの追加でAWDと悪路性能を選べるようになった
2026年追加の4xe Hybridは前後モーターによる四輪駆動を採用し、地上高210mm、最大400mmの渡河性能を備えます。Full ElectricのFWDとは駆動方式から異なり、アベンジャーのコンパクトな車体を雪道や未舗装路へ持ち込むための仕様です。初代はBEV一択の車種ではなく、走行場面に応じて電動化方式そのものを選ぶ世代へ変化しています。
初代アベンジャーは、こんな条件で選択肢が分かれる
買う前に、初代アベンジャーで分けて考えたいこと
Full Electricと4xe Hybridはボディサイズが近くても、FWDのBEVとAWDハイブリッドという根本的な違いがあります。年式より先に動力方式を分けると、必要な仕様が見えやすくなります。
初代アベンジャーを中古車で探すなら
中古車では「アベンジャー初代」という括りより、Full Electricと4xe Hybridを最初に分ける方が実態に合います。駆動方式、エネルギーの補給方法、悪路対応が別物だからです。
2024年導入車はFull Electricが基準
日本で最初に発売されたアベンジャーは54kWh、115kW(156PS)/270Nm、FWDのFull Electricです。WLTC 486kmとCHAdeMO対応がこの仕様の基本。2026年の4xe追加後は同じ車名で動力方式が二つ存在するため、初期のBEVを探すなら54kWhとFWDが識別の軸になります。
4xeは前後モーターと210mmの地上高で分かれる
4xe Hybridは1.2Lターボと48Vシステム、前後モーター、6速DCTを採用しています。駆動はAWDで、地上高210mm、最大400mmの渡河性能を持つため、Full Electricとの差は明確です。中古車情報では「ハイブリッド」という表記に加え、AWDと4xeの機械構成までそろえば仕様を判別できます。
Full Electricは充電規格と486kmが手掛かり
Full Electricは普通充電とCHAdeMO急速充電に対応し、WLTC一充電走行距離は486kmです。4xeは外部充電を前提とするPHEVではないため、充電口を使う仕様かどうかでも両者を切り分けられます。BEVを選ぶ場合は、アベンジャー固有の54kWhバッテリーと充電方式を一組で捉えると分かりやすくなります。
Stoneは4xeをベースにした150台限定車
2026年5月の4xe Hybrid Stoneは、4xe Hybridの電動AWDを土台にした限定仕様です。専用ボディカラー「ストーン」とブラックルーフが外観上の特徴。通常4xeと同じ走行系を持つため、限定車としての違いは専用意匠にあります。中古車でStoneを探す場合は、4xeであることと専用色「ストーン」とブラックルーフの組み合わせが、通常4xeとの識別材料です。
初代アベンジャー中古車は、この4点から絞る
- Full Electricか4xe Hybridか
- FWDか電動AWDか
- BEVなら54kWh・486km・CHAdeMO
- 限定車はベース仕様と専用装備を組み合わせて見る
NEXT STEP
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この世代が自分に合いそうだと感じたら、実際の車両や今のクルマの査定額も見てみましょう。
公式情報で最終確認
初代アベンジャーの日本導入、Full Electric、4xe Hybrid、限定車の内容はJeep/Stellantisの公式情報を基準に整理しています。
