マツダ CX-3 初代(DK)

マツダ CX-3 初代(DK)
QUICK GUIDE

初代CX-3の基本情報をつかむ

2015年2月発売の初代CX-3(DK系)は、国内では1.5Lディーゼル専用で出発。2018年の大幅改良と2023年発表の通信機能更新を経て、最終期はガソリンとディーゼルの2機種へ整理されました。国内向け車両の生産は2026年2月末で終了しています。

国内発売2015年2月27日

日本仕様はディーゼル専用で登場

世代・型式初代・DK系

2015年から基本ボディを継続

ボディ5ドアSUV

発売時全長4,275mm・全高1,550mm

エンジン歴代4系統

1.5D/2.0G/1.8D/1.5G

最終ラインアップ2機種

15S Urban Dresser II/XD Vivid Monotone II

国内向け生産2026年2月終了

新車は在庫販売の案内あり(2026年9月時点)

OVERVIEW

一つの車体でエンジンと装備を育て続けた初代

全長4,275mm、全高1,550mmの車体に高めの着座位置と350Lの荷室を収めた初代CX-3。都市部の駐車環境を意識した寸法を保ち、約11年にわたって中身を改良したモデルです。

発売時の日本仕様はSKYACTIV-D 1.5専用で、6AT/6MTと2WD/4WDを設定。エンジンを選ぶよりも変速機と駆動方式で選び分ける構成でした。

エンジンの構成は年式によって大きく変わります。2017年に2.0Lガソリン、2018年に1.8Lディーゼル、2020年に1.5Lガソリンを導入。最終期に残ったのは1.5Lガソリンと1.8Lディーゼルです。

見た目の変化よりも、2018年の大幅改良が乗り味を分ける境目です。サスペンションやタイヤ、シート、静粛性を見直し、電動パーキングブレーキとセンターアームレストも採用しています。前期と後期を外装写真だけで見比べると、この違いを見落とします。

2017年にはi-ACTIVSENSEを全車標準化し、安全装備の底上げが進みます。2023年発表の改良では、コネクティッドサービス対応マツダコネクトを全機種へ展開。同時にディーゼルの6MTを廃止し、改良車は2024年2月発売予定と案内されています。

2025年12月に15S Urban Dresser IIとXD Vivid Monotone IIへ機種を集約し、2026年2月末に国内向け生産を終了した後も、同年9月時点では希望仕様ごとに在庫状況が異なる新車販売の案内がありました。

POWERTRAIN

年式によって入れ替わった4系統のエンジン

初代CX-3の中古車には国内向けに4系統のエンジンが存在します。同じDK系でも年式で選べる動力が違うため、エンジンを先に決めると候補が明確です。

SKYACTIV-D 1.5

発売初期だけの1.5Lディーゼルと6MT

2015年の国内発売時は1.5Lクリーンディーゼル専用でした。6AT/6MTと2WD/4WDを選べる構成です。2018年の大幅改良で1.8Lへ切り替わるため、1.5Lを求めるなら初期型が対象です。

2017年のi-ACTIVSENSE全車標準化より前の車両も含まれるため、初期型はMTの有無と個体の安全装備を合わせて見たいところです。

選び分けの条件

  • 1.5Lディーゼルの初期仕様
  • 6MTの有無
  • 2017年前後の安全装備
  • 2WD/4WDの組み合わせ
SKYACTIV-G 2.0

2017年に加わった2.0Lガソリン

2017年7月、ディーゼル専用だった国内仕様に2.0Lガソリンを追加。1.5Lガソリンはまだ設定されていません。初期のガソリン車を探す場合、この2.0Lが対象です。

2.0Lガソリンには2018年の大幅改良をまたぐ車両が存在します。エンジンが同じでも乗り味と安全装備は異なるため、改良時期も比較条件です。

選び分けの条件

  • 2017年のガソリン追加後
  • 2018年改良前後の仕様
  • 6ATと駆動方式
  • 安全支援の実装備
SKYACTIV-D 1.8

2018年の大幅改良で導入した1.8Lディーゼル

2018年5月、1.5Lに代わって1.8Lディーゼルを導入。足まわり、シート、静粛性も広範囲に更新されています。エンジン変更と車体側の大幅改良が同時期に行われたモデルです。

2023年発表の改良でディーゼル6MTを廃止したため、MTなら改良前、通信機能なら改良後と、同じ1.8Lでも探す年式が分かれます。

選び分けの条件

  • 2018年以降の1.8L
  • 2023年改良前の6MT
  • 後期のコネクティッド機能
  • 長距離で使う頻度
SKYACTIV-G 1.5

2020年追加の1.5Lガソリン

2020年6月、モデル後半のガソリン車の中心となる1.5Lを追加。ディーゼルの太いトルクを優先しない市街地や短距離中心の使い方にも、候補を広げたエンジンです。

2025年12月の最終整理では15S Urban Dresser IIへ集約。後期型は同じ1.5Lでもコネクティッドサービスの対応時期と装備内容を分けて考える必要があります。

選び分けの条件

  • 2020年以降のガソリン
  • 15S系の装備差
  • 2023年発表の通信機能
  • 2WD/4WDの設定
GRADE GUIDE

国内向け生産終了前の最終2機種

国内向け生産終了前の最終ラインアップは、2025年12月に2機種へ整理されています。過去の15SやXD系、特別仕様車を含む中古車とは装備構成が異なるため、ここでは最終仕様を比較します。

FINAL GASOLINE

15S Urban Dresser II

エンジン
SKYACTIV-G 1.5
駆動・変速機
2WD/4WD・6AT

1.5Lガソリンの最終仕様は、2025年12月の機種整理で残った15S Urban Dresser IIです。アダプティブLEDヘッドライトを標準化。自動防眩ルームミラーも備え、夜間走行時の灯火類と後続車のライトへの対応をまとめています。

2020年の1.5L追加当初と最終仕様では装備が異なります。中古の15S系は、2023年発表のコネクティッド機能と2025年末の装備整理を別々に見分ける必要があります。

1.5Lガソリンと最終期の快適装備を選ぶ場合

FINAL DIESEL

XD Vivid Monotone II

エンジン
SKYACTIV-D 1.8
駆動・変速機
2WD/4WD・6AT

最終期のディーゼル仕様は、Vivid Monotone系の内外装を受け継ぐXD Vivid Monotone II。2025年末の機種整理ではUV/IRカットガラスを追加する一方、一部装備を見直しています。1.8Lの動力と専用の仕立てを一緒に選ぶ仕様です。

2018年の大幅改良直後と最終期のXDでは、通信機能と変速機の選択肢に差があります。2023年発表の改良で6MTを廃止。XD Vivid Monotone IIは6ATのみなので、ディーゼルMTはそれ以前の年式から探します。

1.8Lディーゼルと最終期の専用内外装を選ぶ場合

2026年9月時点のメーカー案内では、国内向け生産終了後の新車はメーカー・販売会社の在庫車による対応です。希望する駆動方式やボディカラーの在庫は個別確認が必要です。

SPECIFICATIONS

初代CX-3のサイズと歴代仕様

車体寸法は発売時の日本仕様を基準に掲載しています。年式やグレードで変わるエンジン出力・燃費・装備は、単一仕様の数値として混ぜていません。

全長4,275mm
全幅1,765mm
全高1,550mm
ホイールベース2,570mm
荷室容量350L
乗車定員5名
発売時の変速機6AT / 6MT
国内発売2015.02

発売時の車体と、各改良期の仕様

項目 初代CX-3(日本仕様)
世代・型式 初代・DK系
国内発売 2015年2月27日
ボディ 5ドア・コンパクトSUV
全長 × 全幅 × 全高(発売時) 4,275 × 1,765 × 1,550 mm
ホイールベース(発売時) 2,570 mm
乗車定員 5名
荷室容量(発売時) 350 L
発売時エンジン SKYACTIV-D 1.5
発売時変速機 6AT/6MT
発売時駆動方式 2WD(FF)/4WD
2017年追加 SKYACTIV-G 2.0
2018年変更 SKYACTIV-D 1.8
2020年追加 SKYACTIV-G 1.5
2023年発表の改良 ディーゼル6MT廃止・通信機能標準化
最終期の機種 15S Urban Dresser II/XD Vivid Monotone II
最終期の駆動・変速機 両機種とも2WD/4WD・6AT
国内向け生産終了 2026年2月末
MODEL HISTORY

初代DK系の改良を時系列で追う

初代は外形を大きく変えず、エンジン、走行性能、安全支援、通信機能を段階的に更新しています。2018年の大幅改良と2023年発表の改良が、中古車の使い勝手を分ける境目です。

  1. 日本仕様をディーゼル専用で発売

    SKYACTIV-D 1.5に6AT/6MTと2WD/4WDを組み合わせ、全長4,275mm、全高1,550mmの5ドアSUVとして国内に登場。

    初期型ではエンジンを選ぶ余地がなく、変速機と駆動方式、グレード装備の組み合わせが購入時の比較軸です。

  2. G-Vectoring Controlを全車標準化

    エンジントルクの制御によって車両の動きを整えるG-Vectoring Controlを全車へ展開し、基本ボディを変えずに走行時の応答を見直しています。

  3. 2.0Lガソリンを追加し安全支援を拡充

    SKYACTIV-G 2.0を国内仕様へ追加し、ディーゼル専用だった構成を変更。i-ACTIVSENSEも全車標準となり、2015年の初期型とはエンジンと安全装備の両方が別の仕様です。

  4. 1.8Lディーゼルと走行・内装の大幅改良

    ディーゼルを1.5Lから1.8Lへ変更し、SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREの考え方を一部採用。サスペンションと電動パワーステアリングを改良しています。シート、タイヤ、静粛性にも手を入れ、車体側の変更は広範囲です。

    電動パーキングブレーキとセンターアームレストに加え、夜間歩行者検知や全車速追従機能付きMRCCも導入され、外観が近い前後期でも装備差が大きい改良です。

  5. 街中で使いやすい1.5Lガソリンを追加

    SKYACTIV-G 1.5を導入し、当時は1.5Lガソリン、2.0Lガソリン、1.8Lディーゼルの3系統を設定。短距離中心の使い方にもガソリンの選択肢を広げた変更です。

  6. コネクティッド対応とディーゼル6MT廃止

    2024年2月発売予定の改良として、全機種にコネクティッドサービス対応のマツダコネクトを標準装備し、特別仕様車Vivid Monotoneを設定する一方、ディーゼル6MTを廃止。

    後期型では通信機能が標準となる一方、ディーゼルMTの設定がないため、両方の条件を同時に満たす中古車はありません。

  7. ガソリンとディーゼル各1機種へ整理

    15S Urban Dresser IIとXD Vivid Monotone IIの2機種へ集約。ガソリンではアダプティブLEDヘッドライトと自動防眩ルームミラーを標準化しています。ディーゼルにはUV/IRカットガラスを追加し、一部装備を整理しました。

  8. 国内向け車両の生産を終了

    2026年2月末で国内向け生産を終了し、同年9月時点の公式案内では新車を在庫車で対応するとされており、最終2機種が常時注文可能な状態とは区別が必要です。

SELECTED VIDEOS

初代CX-3を動画で比較する

2015年初期型と2018年改良後では、足まわりやセンターコンソールが異なります。動画の試乗車は年式とエンジンを先に照合。6AT/6MTと2WD/4WDもそろえると、走行感や装備の違いを読み取りやすい比較です。

2023年発表の改良後はコネクティッド対応マツダコネクトを全機種に装備。画面や操作系の動画では改良前後の取り違えに注意が必要です。

試乗・レビュー

LOVECARS!TV!

200万円を切るなら買い? の1.5Lガソリンモデル! マツダCX-3 15S Touringを LOVECARS!TV! 河口まなぶ が試乗レビュー

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GOOD POINTS

初代CX-3で押さえたい4つの特徴

01

低めの全高で都市部の駐車環境を意識

発売時全高1,550mm、全長4,275mmの5ドアSUV。背の高いSUVとは異なるパッケージです。機械式駐車場を使う場合は設備側の制限と実車寸法を照合する必要があります。

02

ディーゼルからガソリンまで動力の幅が広い

2015年の1.5Lディーゼルに始まり、2.0Lガソリン、1.8Lディーゼル、1.5Lガソリンへ展開。同じ車体でも走行距離や変速機の好みに応じて候補が変わります。中古車ではエンジンを先に絞る意味が大きい車種です。

03

2018年に走りと室内の両方を更新

2018年の大幅改良ではサスペンション、シート、タイヤ、静粛性、センターコンソールを見直しています。外観が近い前後期でも、試乗で比べる意味のある変更です。

04

安全・通信機能が年式ごとに進化

2017年のi-ACTIVSENSE全車標準化から、2018年の運転支援拡充、2023年発表のコネクティッド対応まで段階的に更新されています。

WHO IS IT FOR?

初代CX-3が合う使い方

全高1,550mm級のコンパクトSUVを探す
初期型のディーゼル6MTを候補に入れたい
2018年改良後の足まわりと静粛性を重視する
短距離中心で1.5Lガソリンを比較したい
後期のコネクティッド対応を使いたい
2WD/4WDを年式と動力に合わせて選びたい
CHECK BEFORE BUYING

年式を決める前に整理したい4条件

長いモデルライフでエンジンと変速機、装備が何度も入れ替わっています。希望する機能から年式を逆算すると、同じDK系でも探す車両を絞れます。

01

ディーゼル6MTと通信機能は時期が重ならない

2023年発表の改良でディーゼル6MTを廃止し、コネクティッド対応マツダコネクトを全機種へ展開。MTを優先するなら改良前が対象です。通信機能を優先する場合は改良後を中心に探します。

02

2018年の大幅改良は乗り味で判断する

1.5Lから1.8Lへのディーゼル変更と同時に、サスペンションやシート、タイヤ、静粛性も改良されています。ガソリン車でも車体側の改良は共通。エンジンが同じ車両同士でも2018年前後で製造時期を分けて比較する理由があります。

03

短距離中心か長距離中心かで動力を分ける

後期の中心は2020年追加の1.5Lガソリンと2018年以降の1.8Lディーゼルです。短距離中心ならガソリンを候補に含めます。高速・長距離が多いならディーゼルのトルク特性を試乗で比較できます。

04

最終2機種は在庫販売の条件を先に確認

2026年2月末で国内向け生産を終了し、同年9月時点の新車は在庫車対応です。最終2機種でも、希望する駆動方式やカラーの残数が検討の前提です。

USED CAR GUIDE

中古の初代CX-3を年式と装備で選ぶ

同じDK系でも2017年、2018年、2023年発表の改良を境に動力・安全・通信の内容が異なるため、中古車は必要な機能から年式を絞ります。

01

初期の1.5Lディーゼルと6MTを探す

2015年の発売時は1.5Lディーゼル専用で、6AT/6MT、2WD/4WDを設定。2018年には1.8Lへ切り替わるため、1.5Lディーゼルが条件なら初期の車両が対象です。2017年の安全装備標準化前後も区別します。

02

2018年改良前後で走りと内装を比較

2018年の大幅改良ではディーゼル排気量に加え、サスペンション、シート、タイヤ、静粛性、電動パーキングブレーキまで変更。外装写真では差が見えにくい部分です。年式と仕様を照合したうえで、試乗時の印象も比べる意味があります。

03

2023年発表の改良で通信とMTの有無を分ける

2024年2月発売予定として発表された改良で、コネクティッド対応マツダコネクトを全機種標準化。同時にディーゼル6MTを廃止したため、掲載車両の改良時期が希望条件を分けます。

04

最終機種名だけで装備を同一視しない

2025年末の15S Urban Dresser II/XD Vivid Monotone IIは装備再編後の仕様です。それ以前のUrban DresserやVivid Monotoneとは名称が似ています。灯火類、ガラス、通信機能を年式別の装備表で照合する必要があります。

初代CX-3の中古車は、次の4条件から整理

  • 2018年の大幅改良前か後か
  • 1.5D/2.0G/1.8D/1.5Gのどれか
  • 6MTが必要か、6ATでよいか
  • 2017年の安全装備と2023年発表の通信機能の有無

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OFFICIAL SOURCES

マツダ公式の一次情報

発売時と改良時の仕様はマツダ公式ニュースリリースに掲載されています。国内向け生産終了後の在庫状況は販売会社への確認が必要です。