ホンダ
ホンダ ヴェゼル 2代目(RV3)
まずはここだけ。2代目ヴェゼルを30秒で理解
2代目ヴェゼルは2021年4月に登場した現行世代で、1.5Lガソリンと2モーターe:HEVを軸に、2024年のマイナーモデルチェンジ、2025年のe:HEV RS追加まで発展しています。
2代目・RV3〜RV6系
1.5L+2モーター
現行Gは4WDのみ
e:HEV各タイプで選択
HuNT・PLaY・RSを含む
2025年10月発売
モーター主体の走りと、低く見えるSUVスタイルを両立した2代目
2代目は、初代のクーペ的なシルエットを受け継ぎながら、水平基調のボディと長く見えるキャビンへデザインを刷新した世代です。
室内ではセンタータンクレイアウトを継承しています。後席下に燃料タンクを置かないため、床を低く取りやすい構造です。ダイブダウン式リアシートも残り、外から低く見えるスタイルと荷室の使いやすさを両立しています。
ハイブリッドは初代のi-DCDから2モーターe:HEVへ変更。発進から市街地ではモーター走行を中心に使うため、初代のような変速感より滑らかな加速を前面に出しています。
2024年のマイナーモデルチェンジは見た目だけの更新ではありません。フロントグリル、バンパー、リアランプ、前席センターコンソールを変更しています。e:HEVではエンジン始動頻度、アクセルレスポンス、遮音材、FF車のダンパー設定にも手が入り、後期型では運転感覚まで差が出ます。
同時にHuNTとPLaYパッケージを設定し、標準グレードとは別の使い方を提示しました。
HuNTはルーフレールとFABTECTシート、PLaYは2トーン外装とグレージュ内装が中心です。2025年には専用ローダウンと電動パワーステアリング設定を持つRSも追加。上級/下級だけではなく、アウトドア・デザイン・スポーツという方向性で選ぶ世代へ広がっています。
e:HEVを中心に、現行Gでは1.5Lガソリンも残る
現行の動力は1.5L+2モーターe:HEVと、Gに設定される1.5Lガソリンの2系統です。
131PSモーターを軸に走る2モーターハイブリッド
1.5Lエンジンは106PS・127N・m、駆動モーターは131PS・253N・m。FFと4WDを選べます。
発進から中速域まではモーター駆動を中心に使い、高速域ではエンジン直結も組み合わせます。2024年改良ではエネルギーマネージメント制御を変更。エンジン始動回数を減らしつつ、アクセル操作への反応も整えています。
現行e:HEV XのFFはWLTC 26.0km/L、Zは25.3km/L、RSは25.4km/Lです。
燃費差は小さく、実際の選択では16/18インチ、内装、HuNT・PLaY・RSの専用装備の方が違いを感じやすい部分です。
比較の軸
- FFか4WDか
- モーター主体の加速感を好むか
- 標準・HuNT・PLaY・RSのどれを選ぶか
- 静粛性と燃費をどこまで重視するか
現行Gは4WD専用のシンプルなガソリン仕様
L15Z型1.5Lガソリンは118PS・142N・mで、CVTとパドルシフトを組み合わせます。現行Gは4WDのみです。
e:HEVのモーター加速を必要とせず、4WDのヴェゼルをガソリン車で選びたい人が対象です。
WLTCは15.0km/Lで、e:HEV 4WDとは燃費だけでなく加速の質と機械構成も異なります。2025年10月以降はHonda CONNECTディスプレー、ワイヤレス充電器、ETC2.0車載器のセットをメーカーオプションで追加可能です。
比較の軸
- 4WDが必須か
- e:HEVを必要としないか
- 15.0km/Lの燃費を許容できるか
- Honda CONNECTのオプションが必要か
現行6タイプは、用途とデザインで役割が分かれる
標準のX/Zに、アウトドア寄りのHuNT、都会的なPLaY、スポーツ志向のRS、ガソリン4WDのGを加えた構成です。
e:HEV X
- 駆動
- FF / 4WD
- タイヤ
- 215/60R16
e:HEVの基本タイプで、Honda SENSING、フルLEDヘッドライト、16インチタイヤを採用します。2025年10月以降はHonda CONNECTディスプレー、ワイヤレス充電器、ETC2.0のセットもメーカーオプションで選択可能です。
Zの18インチや上級内装を必要としなくても、131PSモーターとFF/4WDの選択肢は共通です。
e:HEVをシンプルに選ぶならe:HEV X HuNTパッケージ
- ベース
- e:HEV X
- 駆動
- FF / 4WD
ルーフレール、専用アルミホイール、カッパー・メタリックのフォグライトガーニッシュを装備します。
シートはカーキ&ネイビーのプライムスムース×ファブリック。ファブリック部分には撥水・撥油のFABTECTを使います。濡れた衣類やアウトドア用品を扱う機会が多いなら、Xとの差は見た目より日常で効きます。
アウトドア装備と撥水・撥油シートを重視するならe:HEV Z
- 駆動
- FF / 4WD
- タイヤ
- 225/50R18
18インチアルミと上級内装を備える、e:HEVの標準的な上級タイプです。2024年改良後は静粛性とFF車のダンパー設定も見直されています。
HuNTやPLaYの専用テーマを必要とせず、装備と内装を素直に上げたい人が比較しやすい位置です。
マルチビューカメラやプレミアムオーディオなど、メーカーオプションの選択幅もXより広くなっています。
標準的な上級装備をまとめて選ぶならe:HEV Z PLaYパッケージ
- ベース
- e:HEV Z
- 駆動
- FF / 4WD
2トーンボディ、専用フロントグリルアクセント、ブルーのドアロアーガーニッシュで通常Zと外観を分けています。
室内はグレージュを基調にライトブルーのピンストライプやステッチを組み合わせる構成です。2024年から4WDとパノラマルーフの選択が可能になり、初期PLaYより用途の幅が広がっています。
2トーン外装と明るい室内色を選ぶならe:HEV RS
- 駆動
- FF / 4WD
- 全高
- 1,545mm
2025年10月追加のスポーツグレードで、専用ローダウンサスペンションと電動パワーステアリング専用チューニングを採用します。
全高は1,545mm。専用グリル、バンパーモール、RSエンブレム、黒基調の室内、赤アクセント、ラックス スェードの専用コンビシートを組み合わせます。e:HEVの出力は他グレードと共通なので、RSの差はシャシーと運転感覚にあります。
低い姿勢と専用シャシーを重視するならG
- 動力
- 1.5Lガソリン
- 駆動
- 4WDのみ
現行で唯一のガソリンタイプで、118PS・142N・mの1.5LエンジンとCVTを組み合わせます。
駆動方式は4WDのみです。e:HEVの滑らかさや燃費より、ガソリン4WDという構成を優先する人の選択肢です。2025年10月以降はHonda CONNECTディスプレー等のセットオプションも加わっています。
ガソリン4WDを条件にするならe:HEV Z FFの主要スペック
現行の中核タイプe:HEV Z〈FF〉を代表値として掲載します。
| 項目 | e:HEV Z〈FF〉 |
|---|---|
| 型式 | 6AA-RV5 |
| 駆動方式 | FF |
| 全長 × 全幅 × 全高 | 4,340 × 1,790 × 1,590 mm |
| ホイールベース | 2,610 mm |
| 最低地上高 | 195 mm |
| 車両重量 | 1,380 kg |
| 乗車定員 | 5名 |
| エンジン | LEC 1.496L 直列4気筒 |
| エンジン最高出力 | 78 kW(106 PS)/ 6,000-6,400 rpm |
| エンジン最大トルク | 127 N・m / 4,500-5,000 rpm |
| モーター最高出力 | 96 kW(131 PS)/ 4,000-8,000 rpm |
| モーター最大トルク | 253 N・m / 0-3,500 rpm |
| WLTCモード燃費 | 25.3 km/L |
| 燃料タンク | 40 L |
| 最小回転半径 | 5.5 m |
| タイヤ | 225/50R18 95V |
e:HEV RSは全長4,385mm・全高1,545mm。Gは5BA-RV4の4WD専用で、1.5Lガソリンを搭載します。
e:HEV化を軸に、2024年から用途別パッケージを広げた
2代目の流れは、2021年の全面刷新、2024年のマイナーモデルチェンジ、2025年の装備追加とRS登場で整理できます。
- 2代目を発売し、ハイブリッドをe:HEVへ変更
1.5LガソリンGとe:HEV X/Z/PLaYを設定し、Honda SENSINGとHonda CONNECTを世代の基礎へ据えています。
初期PLaYはFF専用。G/X/ZではFFと4WDを選べる構成でした。
- 内外装とe:HEV制御を更新し、HuNTを追加
フロントグリル、バンパー、リアランプ、前席センターコンソールを変更しています。e:HEVではエンジン始動頻度、遮音材、FF車のダンパー設定も見直し、後期型は見た目以外にも差があります。
e:HEV X HuNTパッケージを新設。PLaYはe:HEV Z PLaYパッケージへ再編され、4WDとパノラマルーフを選べる構成へ変わりました。
- G・X・HuNTのデジタル装備選択を拡大
G、e:HEV X、e:HEV X HuNTパッケージにHonda CONNECTディスプレー、ワイヤレス充電器、ETC2.0車載器のセットをメーカーオプションとして追加しています。
- e:HEV RSを追加
専用ローダウンサスペンションと電動パワーステアリング専用チューニングを採用し、全高を1,545mmへ低下。専用外装と黒×赤の室内を組み合わせています。
FFに加えて4WDも設定され、先代RSにはなかった駆動方式の選択肢を持つスポーツグレードです。
2代目ヴェゼルを動画でも確認
e:HEVのモーター加速、後席を倒した荷室、HuNTのシート、PLaYの室内色、RSの低い姿勢は動画で違いをつかみやすい部分です。
2代目ヴェゼルで注目したい4点
2モーターe:HEVへ変わった走行感覚
発進から中速域までモーター主体で走るため、初代ハイブリッドより変速感が薄く、滑らかな加速を中心にした世代です。
センタータンクで後席と荷室を両立
ダイブダウン式リアシートを使えるため、低い外観でも荷物の高さや長さに合わせて室内を変えられます。
用途別パッケージが明確
HuNTはFABTECTとルーフレール、PLaYは2トーンとグレージュ内装、RSは専用ローダウンを持ち、標準タイプとは使い方まで差が出ます。
e:HEVでもFFと4WDを選べる
X、HuNT、Z、PLaY、RSでFF/4WDを設定し、グレードの個性と駆動方式を切り離して選べます。
2代目ヴェゼルが合う使い方
買う前に分けて考えたい4つの条件
2代目は、まずe:HEVかガソリンかを決め、その後にFF/4WD、標準タイプかHuNT/PLaY/RSか、2024年改良前後を分けると整理しやすい世代です。
2代目ヴェゼルを中古車で探すなら
中古ではRV3/RV4のガソリンとRV5/RV6のe:HEVが混在し、2024年改良前後でPLaYと安全・走行装備の内容も変わります。
RV3/RV4とRV5/RV6を分ける
ガソリンはRV3〈FF〉/RV4〈4WD〉、e:HEVはRV5〈FF〉/RV6〈4WD〉が基本です。現行GはRV4だけですが、初期中古にはRV3のFFも残ります。
2024年4月改良を大きな境目にする
前期型と後期型ではフロント/リア意匠、センターコンソール、e:HEV制御、Honda SENSING、HuNT/PLaYの構成まで変わります。
PLaYは初期型と2024年以降で条件が違う
初期e:HEV PLaYはFF専用でした。
2024年以降はe:HEV Z PLaYパッケージへ再編され、4WDとパノラマルーフを選べます。同じPLaY名称でも、年式によって駆動方式と装備条件を分ける必要があります。
RSは2025年10月以降だけ
専用ローダウン、EPSチューニング、専用内外装を持つRSは後期型の追加グレードです。通常Zへ外装パーツを付けた車両とは足まわりが異なるため、RSを指名するなら年式と純正装備をそろえて照合します。
中古で先にそろえる4条件
- ガソリンRV3/RV4かe:HEV RV5/RV6か
- FFか4WDか
- 2024年4月改良の前か後か
- 標準/HuNT/PLaY/RSのどれか
NEXT STEP
気になる1台を見つけて、カーライフをもっと楽しもう。
この世代が自分に合いそうだと感じたら、実際の車両や今のクルマの査定額も見てみましょう。
公式情報で最終確認
現行タイプや装備は今後変更される可能性があるため、購入時はHonda公式の商品ページ、主要諸元・装備表、各改良時のニュースリリースを参照してください。
