三菱 eKスペース 3代目・現行世代(BA1A / BA5A)
まずはここだけ。3代目eKスペースを30秒で理解
3代目eKスペース(BA1A / BA5A)は、2025年10月に登場した軽スーパーハイトワゴンです。自然吸気ガソリン+CVTにパワートレインを一本化し、M/G、2WD/4WDという分かりやすい構成で、前方視界、室内長、収納、乗降時の操作性を磨いた世代です。
10月29日に3代目を発売
2WD/4WDで型式が分かれる
2グレードへ整理
52PS・60N・m
両グレードで選択可能
POWER / NORMAL / ECO
3代目eKスペースって、どんなクルマ?
2025年10月29日に発売された3代目eKスペースは、軽スーパーハイトワゴンとしての広さを保ちながら、運転席からの見やすさと家族が日常で使う動作を重点的に見直したモデルです。Aピラーの位置と角度を変更し、細くすることで前方視界を改善。室内長は先代より115mm伸びた2,315mmとなり、単に天井が高いだけではなく、前後方向にもゆとりを感じやすい室内へ変わりました。
ボディは全長3,395mm・全幅1,475mmの軽規格で、2WDの全高は1,785mm、4WDは1,805mm。室内高は1,400mmあり、後席とスライドドアを日常的に使う家族車として十分な縦方向の余裕を確保しています。最小回転半径は4.5mで、背の高いボディでも街中や駐車場で扱いやすい寸法に収めています。
パワートレインはBR06型0.66L自然吸気エンジンとCVTに一本化され、M/Gとも2WDと4WDを選べます。最高出力52PS、最大トルク60N・mで、高性能化よりも街中での扱いやすさを優先した構成です。その一方でPOWER/NORMAL/ECOの3つのドライブモードを用意し、合流や坂道ではPOWER、通常はNORMAL、燃費を意識するときはECOというように、同じエンジンでも使う場面に合わせて反応を選べます。
3代目で特に分かりやすいのが、乗り降りの手間を減らす工夫です。Gでは助手席側電動スライドドアに加え、接近時アンロック、降車時オートロック、予約ロックを組み合わせ、荷物や子どもを抱えた状態でもキー操作を減らせます。収納もインパネロワートレイや助手席前トレイ、運転席アッパーボックスなどを新設。豪華装備を増やすというより、毎日何度も繰り返す動作を少しずつ楽にしたことが、この世代の進化です。
自然吸気+CVTに一本化した理由をどう見る?
3代目eKスペースは、MもGも同じBR06型自然吸気エンジンとCVTを採用しています。ターボやハイブリッドをグレードごとに比較する必要がなく、購入時の違いは2WD/4WDと装備へ集約されています。走りを選ぶ車というより、日常の移動を分かりやすい構成でこなすことを重視した世代です。
街中中心の家族車として、シンプルな動力系を選ぶ
BR06型0.659L自然吸気エンジンは最高出力38kW(52PS)/6,400rpm、最大トルク60N・m/3,200rpm。CVTと組み合わせ、2WD・4WDとも同じ出力です。WLTCモード燃費は2WDで21.0km/L、4WDで18.8km/L。POWER/NORMAL/ECOの3モードを持つため、エンジンそのものを選び分けなくても、合流や上り坂ではPOWER、普段はNORMAL、穏やかな加速を優先するならECOと使い分けられます。高速道路で強い加速を頻繁に求めるより、送迎・買い物・通勤を中心に扱いやすさを重視する人へ向いた設定です。
こんな人に合いそう
- 街中・近距離の利用が中心
- パワートレイン選びを複雑にしたくない
- 坂道や合流ではPOWERモードを使いたい
- 2WD/4WDを生活環境で選びたい
3代目eKスペースにはターボ設定がありません。より強い加速や専用4WD制御、アウトドア性まで求める場合は、同時期のデリカミニとは役割が異なることを理解して選ぶと整理しやすくなります。
MとG、どこが違う?
MとGはエンジン、CVT、2WD/4WDの設定が共通です。価格ではなく、スライドドア、キー操作、後席快適装備など「家族が毎日触れる機能」の違いから選び分けます。
M
- エンジン
- BR06 自然吸気
- 駆動
- 2WD / 4WD
- スライドドア
- 助手席側イージークローザー
3代目の基本性能をシンプルに使うスタンダードグレードです。LEDヘッドライト、タッチパネル式フルオートエアコン、フロントUSB Type-C×2など日常装備は押さえつつ、助手席側スライドドアは電動ではなくイージークローザー付き。キーはキーレスエントリー式です。後席へ人を乗せる頻度がそれほど高くなく、電動スライドや自動施錠・解錠を必要としないなら、広い室内と新しい視界をそのまま使える構成です。
基本の広さと装備をシンプルに使いたい人に
G
- エンジン
- BR06 自然吸気
- スライドドア
- 助手席側電動
- 後席快適
- サーキュレーター+サンシェード
Mと同じ動力系に、家族利用で効く快適・乗降装備を加えたグレードです。助手席側電動スライドドア、接近時アンロック、降車時オートロック、予約ロックに加え、リヤサーキュレーター、リヤロールサンシェード、ステアリングヒーター、前席シートヒーターを装備。荷物や子どもを抱えて乗り降りする場面が多い家庭では、エンジン性能ではなく日々の手間の減り方がMとの差として現れます。
電動スライドと後席快適性を重視する人に
M/Gとも2WDと4WDを選べ、エンジン性能と燃費は同じ駆動方式なら共通です。グレード名を走行性能の上下として見るのではなく、必要な快適装備で選んでください。
3代目eKスペースの主要スペック
2WDと4WDでは全高・車重・燃費が異なりますが、室内寸法とエンジン性能は共通です。家族車としての広さと、街中での扱いやすさに関わる数値をまとめます。
現行M/Gの代表スペック
| 項目 | 代表値 |
|---|---|
| 型式 | 5BA-BA1A(2WD)/ 5BA-BA5A(4WD) |
| 駆動方式 | 2WD / 4WD |
| 全長 × 全幅 × 全高 | 3,395 × 1,475 × 1,785 mm(2WD)/ 1,805 mm(4WD) |
| ホイールベース | 2,495 mm |
| 最低地上高 | 150 mm |
| 室内長 × 室内幅 × 室内高 | 2,315 × 1,335 × 1,400 mm |
| 乗車定員 | 4名 |
| エンジン | BR06 659cc DOHC 12バルブ 3気筒 |
| 最高出力 | 38 kW(52 PS)/ 6,400 rpm |
| 最大トルク | 60 N・m / 3,200 rpm |
| 変速機 | CVT |
| WLTCモード燃費 | 21.0 km/L(2WD)/ 18.8 km/L(4WD) |
| 燃料タンク | 27 L |
| タイヤ | 155/65R14 |
数値は現行仕様です。2WD/4WDで全高、車重、燃費、後輪サスペンション形式が異なります。購入対象車の駆動方式に対応する諸元表を確認してください。
3代目eKスペースはどう始まった?
3代目は2025年秋に発表・発売されたばかりの新しい世代で、現時点では大きな年次改良を重ねた段階ではありません。そのためMODEL HISTORYでは、無理にイベント数を増やすのではなく、発表時に何が変わり、発売時にどの仕様で市場へ出たのかを詳しく見る方が購入判断に役立ちます。
-
3代目eKスペースを正式発表
デリカミニと同時にフルモデルチェンジを発表しました。eKスペースはM/Gの2グレード、BR06自然吸気ガソリン+CVT、2WD/4WDという分かりやすい構成へ整理。先代までの派生性を広げる方向ではなく、標準系の軽スーパーハイトワゴンとして役割を明確にしました。
設計面ではAピラーの位置と角度を見直し、前方視界を改善。室内長は先代より115mm伸びた2,315mmとなり、後席を含めた前後方向の余裕を広げています。さらにPOWER/NORMAL/ECOの3つのドライブモード、収納の見直し、接近時アンロックや降車時オートロックなど、日常で繰り返す操作を減らす機能も採用されました。新型の価値は最高出力を上げることではなく、見やすさ・乗り降り・収納・操作のしやすさをまとめて更新した点にあります。
-
全国で販売を開始
発表されたM/G、2WD/4WDの構成で販売を開始しました。両グレードとも52PS・60N・mの自然吸気エンジンを使うため、グレード差は走行性能より装備内容に表れます。Mは基本装備をシンプルにまとめ、Gは助手席側電動スライドドア、リヤサーキュレーター、リヤロールサンシェード、ヒーター類、自動施錠・解錠など家族利用で効く装備を充実させています。
発売時点でパワートレインを一本化したことにより、購入時は「どのエンジンを選ぶか」ではなく、まず積雪地域などの条件から2WD/4WDを決め、そのうえでMとGの快適装備差を判断する流れになりました。3代目は登場から日が浅いため、中古車でも年式差よりグレード・駆動方式・メーカーオプションの装着有無を確認することが重要です。
3代目はまだ発売初期のため、現時点で大きな年次改良履歴はありません。今後一部改良や特別仕様車が追加された場合は、この世代内の節目として追記していくのが適切です。
3代目eKスペースを動画でも見てみよう
映像では、細くなったAピラーからの前方視界、後席の足元、助手席側スライドドア、収納、POWER/NORMAL/ECOの切替を確認できます。MとGでは乗降・快適装備が異なるため、撮影車のグレードを確認して見比べてください。
- 視界:Aピラーまわりと交差点での見え方を確認する
- 乗降:Mの手動スライドとGの電動スライドを比べる
- 室内:後席、収納、サーキュレーター、サンシェードを見る
乗り心地や加速の印象は乗車人数・道路条件で変わります。2WD/4WDとドライブモードも動画の車両条件に含めて確認してください。
3代目eKスペースを選ぶ4つの理由
室内長を伸ばしながら、前方視界も改善した
Aピラーの位置と角度を見直し、細くすることで交差点などでの見通しを改善。室内長は先代より115mm長い2,315mmになりました。背を高くして広さだけを追うのではなく、運転席から感じる圧迫感や死角を減らしながら、後席のゆとりも広げた点が3代目らしい進化です。大きな車が苦手でも、家族がゆったり乗れる軽を求める人に向きます。
Gなら乗り降りの小さな手間をまとめて減らせる
助手席側電動スライドドアに接近時アンロック、降車時オートロック、予約ロックを組み合わせています。買い物袋を持っている、子どもを抱えているといった場面で、キーを取り出したりロック操作のために戻ったりする動作を減らせます。カタログ上では小さな機能差でも、毎日繰り返す送迎では使い勝手に直結する装備です。
自然吸気一本でも、3つのモードで反応を変えられる
M/Gとも52PS・60N・mの自然吸気エンジンですが、POWER/NORMAL/ECOのドライブモードを装備します。街中ではNORMAL、燃費を意識するときはECO、坂道や合流ではPOWERと、車の用途を変えずにアクセル応答を使い分けられます。複数のエンジンから迷って選ぶのではなく、シンプルな動力系の中で必要な反応を選べる構成です。
eKスペースの役割が「標準系の家族車」として明確
アウトドア志向やターボ、専用4WD制御はデリカミニ側へ任せ、3代目eKスペースは親しみやすい外観、自然吸気、M/Gという分かりやすい商品構成に整理されました。買い物、送迎、通勤を中心に、広い後席とスライドドアを使う人に必要なものへ集中しています。多機能さより、選びやすさと日常の扱いやすさを重視する人には性格が分かりやすいモデルです。
3代目eKスペースは、こんな人に合いそう
買う前に、ここだけは見ておきたい
3代目はグレード構成がシンプルなぶん、選ぶポイントも明確です。M/Gの快適装備、2WD/4WD、自然吸気の走行感、駐車環境の4点を実生活へ当てはめて確認します。
3代目eKスペースを中古車で探すなら
発売からまだ新しい世代なので、複雑な年次改良差よりM/G、2WD/4WD、メーカーオプション、使用状況をそろえて比較するのが近道です。
まずMかGかを固定する
エンジン性能は共通ですが、Gには助手席側電動スライド、リヤサーキュレーター、サンシェード、ヒーター、自動施錠・解錠などが加わります。中古車では年式より先に、自分が必要とする装備がどちらにあるかを確認します。
2WD/4WDと型式を合わせて確認する
2WDはBA1A、4WDはBA5Aです。掲載情報の駆動方式だけでなく型式も合わせて見ると取り違えを防げます。4WDは燃費と全高も異なるため、地域と駐車環境に合うかまで確認します。
ナビ・カメラ類はオプション装着状況を見る
現行世代は装備を選択できる項目もあるため、同じG・Mでも車両ごとにナビや周辺確認機能が異なる場合があります。中古車情報のグレード名だけで決めず、実車のディスプレイ、カメラ、スイッチを確認してください。
電動スライドと自動ロック機能を実車で作動確認する
Gを選ぶ理由になる装備は、日常で頻繁に動かす電装機能です。助手席側電動スライド、接近時アンロック、降車時オートロック、予約ロックが正常に作動するかを確認し、機能を実際に使う場面までイメージします。
3代目eKスペース中古車は、この4点を先にそろえる
- M / Gの快適装備差
- BA1A 2WD / BA5A 4WD
- ナビ・カメラなどオプション装着状況
- 電動スライド・自動施錠機能の作動状態
発売から日が浅い世代ですが、修復歴、点検記録簿、保証など一般的な中古車確認も別途行ってください。
NEXT STEP
気になる1台を見つけて、カーライフをもっと楽しもう。
この世代が自分に合いそうだと感じたら、実際の車両や今のクルマの査定額も見てみましょう。
公式情報で最終確認
グレード、駆動方式、装備、諸元は変更される場合があります。購入時は三菱自動車公式の現行ページ、主要諸元、発売時ニュースリリースを確認してください。
