レクサス
レクサス IS 日本市場2代目(グローバル3代目)(XE30系(AVE30等))
3代目ISを30秒でつかむ
3代目ISは2013年5月に登場したXE30系です。IS300hを初設定し、その後は2.0Lターボや5.0L V8まで同じ世代に加わった。2020年の大幅熟成を経て、2026年型では国内をIS300h FRへ整理。EPS、AVS、表示系、安全支援も改めて刷新している。
IS300hを新設定
IS200tとIS300h AWDを追加
ボディ・足まわり・安全支援を更新
5.0L V8を国内導入
2.5Lハイブリッド・FR
BBS鍛造19インチを採用
3代目は、世代交代せず走りと電動化を熟成し続けた長寿IS
2013年の登場時はIS350、IS250、IS300hという構成で、ISとして初めて2.5Lハイブリッドを加えた。レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤を使ってボディ剛性を高める。新しいリヤサスペンションも採用。F SPORTを含め、走りの違いを車体側から作り込んだ世代として始まった。
2015年には2.0L直噴ターボのIS200tとIS300h AWDを追加した。2016年はデザインとサスペンションを再調整し、Lexus Safety System +を標準設定。初期型と中期型で安全支援の前提が変わる。
2020年のマイナーチェンジは、この世代を分ける大きな境目だ。Toyota Technical Center Shimoyamaを含む各地で走り込み、ボディ補強と足まわりを更新した。19インチタイヤやLexus Safety System +も見直す。世代番号は変えず、操縦応答と乗り心地を作り直す熟成路線がここで明確になる。
その後は2022年に5.0L V8のIS500を国内導入した。2026年型では国内をIS300h FRへ整理。EPSにバリアブルギヤ、AVSにリニアソレノイド式を採用している。12.3インチメーターとタッチディスプレイも加わり、13年目でも操作系と安全支援の更新が続く。
同じ3代目でも、年式によって動力の性格が大きく変わる
現行はIS300hのみですが、3代目全体ではV6、2.0Lターボ、V8まで存在しました。中古車では3代目ISという括りより、欲しい動力を先に決める方が候補整理の基準です。
IS300h 2.5Lハイブリッド
2AR-FSE型2.5L直列4気筒とモーターを組み合わせるハイブリッドで、2013年から続く3代目の軸だ。2026年国内仕様はFRへ一本化している。電気式無段変速機を使用し、WLTCモード17.6km/L。全長4,720mmの熟成型へ進んだ。
比較するときの軸
- 現行2026年型か
- 2020年改良前後
- 過去のAWDが必要か
- F SPORT系の足まわり
IS350/IS250 V6
2013年の発売時は3.5L V6のIS350と2.5L V6のIS250を設定した。IS350はFRと8速AT。IS250はFR/AWDを展開する。自然吸気V6を目的にする場合は、後年のターボやハイブリッドとは別の候補として扱う方が分かりやすい。
比較するときの軸
- 自然吸気V6を優先するか
- 初期型の安全装備で足りるか
- 2016年改良前後
- FR/AWDの違い
IS200t/IS300 2.0Lターボ
2015年にLEXUSのFR車として初の2.0L直噴ターボIS200tを追加し、後に名称をIS300へ変更した。8AR-FTS型と8速ATを組み合わせるFRだ。V6とは異なる過給エンジンの中間加速が持ち味。現行ラインアップには残らず、中古車で選ぶ動力となる。
比較するときの軸
- 2.0Lターボの加速感
- 2020年改良前後
- FR専用で問題ないか
- IS300hとの乗り味
IS500 5.0L V8
2022年に日本導入されたIS500 F SPORT Performanceは、2UR-GSE型5.0L V8を搭載する。最高出力354kW(481PS)、最大トルク535N・m。専用AVS・EPS、大径ブレーキ、リヤのパフォーマンスダンパーまで備える。現行IS300hとは目的が異なる高性能仕様だ。
比較するときの軸
- V8を目的に選ぶか
- 専用足まわりとブレーキ
- IS350との性能差
- 現行IS300hとの用途差
現行4仕様は、内外装と足元の違いで比べる
2026年10月時点の国内ISはIS300h FRのみです。通常仕様、F SPORT、version L、特別仕様車F SPORT Mode Black Ⅵの4仕様で、GRADE GUIDEはホイール、シート、加飾、スポーツ装備の差に限定します。
IS300h
- ホイール
- 18インチ
- シート
- L tex
標準IS300hは18インチアルミホイール、L texシート、本革ステアリングを組み合わせる。2026年型では12.3インチTFTメーターと12.3インチタッチディスプレイを全車で採用。表示系は上位仕様だけの装備ではない。19インチや専用スポーツ内装を必要としないなら、現行ISの基本装備を最も素直に選べる。
18インチと標準内装で十分ならIS300h F SPORT
- ホイール
- 19インチ
- 専用装備
- スポーツ内外装
F SPORTは19インチアルミホイール、新形状リヤスポイラー、ディンプル本革ステアリング、アルミ製スポーツペダルを備える。2026年型では専用インテリアカラーのPROMINENCEも設定。標準IS300hから走りの見た目と操作部の感触を変えたい場合に、version Lとは別方向の上級仕様となる。
スポーツ内外装と19インチを重視するならIS300h version L
- ホイール
- 19インチ
- 快適装備
- メモリー・ベンチレーション付シート
version Lは19インチアルミホイールと、運転席ポジションメモリー・前席ベンチレーション機能付きL texシートを採用する。アッシュのオープンフィニッシュ加飾を用意。電動リヤウインドゥサンシェードも備える。F SPORTのスポーツ演出より、毎日触れる快適装備と室内の落ち着きを優先する仕様だ。
スポーツ演出より快適装備を優先するならIS300h F SPORT Mode Black Ⅵ
- ホイール
- BBS製19インチ鍛造
- シート
- ウルトラスエード/L tex
F SPORTをベースに、ブラック塗装のBBS製19インチ鍛造アルミホイールを採用する。ブラックドアミラーとブラックステンレスのウインドゥモールも専用装備だ。シートはウルトラスエード/L texで、ポジションメモリーと前席ベンチレーション機能付き。通常のF SPORTより専用ブラック装備へ価値を感じるかが選択理由となる。
F SPORTに専用ブラック装備まで求めるなら2026年型IS300hの主要スペック
現行IS300hは全長4,720mm、全幅1,840mm、全高1,435mm、ホイールベース2,800mmです。2013年初期型より全長は伸びた一方、ホイールベースは同じ。基本骨格を熟成しながら外装と足まわりを更新してきたことが分かります。
現行IS300hを基準にした代表諸元
現行は2AR-FSE型2.5L直列4気筒とハイブリッドシステムを組み合わせる。電気式無段変速機を使用。駆動はFRのみで、タイヤは18インチと19インチに分かれる。
| 項目 | 代表値・構成 |
|---|---|
| ボディ | 4ドア・5人乗りスポーツセダン |
| 全長×全幅×全高 | 4,720×1,840×1,435mm |
| ホイールベース | 2,800mm |
| 最低地上高 | 140mm |
| 最小回転半径 | 5.2m |
| 室内寸法 | 1,955×1,500×1,160mm |
| エンジン | 2AR-FSE 2.5L直列4気筒 |
| システム | Lexus Hybrid Drive |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 |
| 駆動方式 | FR |
| 車両重量 | 1,710kg |
| タイヤ | 18インチ/19インチ |
| WLTCモード | 17.6km/L |
3代目ISの進化は、動力追加と大幅熟成の積み重ね
3代目は13年以上続く長寿世代です。中古車では年式に加え、どのパワートレーンが選べた時期か、2020年・2026年の大きな改良をまたぐかで商品性が変わります。
- フルモデルチェンジでIS300hを初設定
IS350とIS250を全面刷新し、新たにIS300hを追加した。2.5LハイブリッドをFRスポーツセダンへ組み込み、自然吸気V6だけだった従来の選び方を拡張。レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤も使う。ボディ側から走りを作り込む3代目の出発点だ。
- 2.0LターボとIS300h AWDを追加
FR車としてLEXUS初の2.0L直噴ターボIS200tを設定した。同時にIS300hへAWDを追加。初期のV6/ハイブリッド構成から、過給エンジンと電動4WDまで選べるラインアップへ広がる。中古車では2015年が動力選択の大きな分岐だ。
- デザインと走りをマイナーチェンジ
サスペンションを再調整し、フロントまわりをAggressive Sportsの方向へ刷新した。Lexus Safety System +を標準設定。ナビ・オーディオも更新している。初期型より安全支援を重視するなら、この改良後かどうかが候補を分ける。
- Shimoyamaで鍛えた大幅熟成型を発売
Toyota Technical Center Shimoyamaで走り込み、ボディ補強と足まわりを更新した。19インチタイヤとLexus Safety System +も見直す。外観も大きく変化。XE30系のまま車両の応答と乗り心地を作り直した節目で、前期・中期と後期を分ける最も分かりやすい境界だ。
- 5.0L V8のIS500を日本導入
IS500 F SPORT Performanceを国内へ導入し、354kW(481PS)の5.0L V8を追加した。AVSとEPSの専用チューニングを実施。大径ブレーキとリヤのパフォーマンスダンパーも組み合わせる。長寿世代の途中で、ハイブリッドと対極の高性能仕様まで加わった。
- IS300h FRを軸に走りと表示系を再熟成
国内をIS300h FRへ整理し、EPSにバリアブルギヤ、AVSにリニアソレノイド式を採用した。12.3インチTFTメーターを導入。タッチディスプレイも12.3インチへ統一。進化したLexus Safety System +まで含め、13年目の世代で操舵・乗り心地・表示系を一度に更新している。
- F SPORT Mode Black Ⅵを設定
F SPORTをベースに、BBS製19インチ鍛造アルミホイールとウルトラスエード/L texスポーツシートを持つ第6弾Mode Blackを設定した。10月1日からラインアップへ追加。寒冷地仕様も全車標準となる。現行4仕様を見分ける最新の変更点だ。
3代目ISを動画で見るなら
動画は2013年初期型、2020年大幅改良後、2026年型を分けて見る必要があります。同じXE30系でも外観、メーター、マルチメディア、足まわりが大きく違うため、年式を揃えて比べるのが前提です。
- 2013〜2019年:V6/ターボ/IS300hの動力差
- 2020年以降:ボディ補強と19インチ化後の乗り味
- IS500:V8サウンドと専用足まわり
- 2026年型:新EPS、AVS、12.3インチ表示系
現行ではF SPORT、version L、Mode Black Ⅵのシートとホイールが映る動画の方がグレード比較に役立ちます。
3代目ISを選ぶ理由になりやすい4点
FRスポーツセダンの骨格を長く熟成
2013年の基本骨格を使いながら、2016年、2020年、2026年と操舵・足まわり・安全支援を更新している。世代交代より熟成を重ねた経緯そのものが3代目の特徴だ。
中古車では動力の選択幅が大きい
ハイブリッド、自然吸気V6、2.0Lターボ、5.0L V8まで同じ世代に存在する。ボディ形状を大きく変えず、動力の性格で選べる幅は歴代ISでも特に広い。
2020年以降は後期型として分けやすい
ボディ補強、足まわり、外観、安全支援がまとめて変わった。2020年は中古車選びの明確な境目だ。初期型と後期型を同条件で比べるより、改良前後を先に分ける方が違いを理解できる。
2026年型まで現役で更新が続く
現行はIS300h FRへ絞られた一方、EPS、AVS、表示系、安全支援を刷新している。設計年だけを見れば古い世代でも、操作感とインターフェースは最新化が続く。
3代目ISが候補に入りやすい人
買う前に、3代目IS固有の4点を確認
3代目はモデルライフが長く、型式だけでは装備と走りを判断できません。パワートレーン、2020年改良、2026年改良、現行グレード差の順で候補を分けるのが基本です。
3代目ISを中古車で探すなら
3代目は長い販売期間の中で型式と動力が増え、後に整理されています。広告のIS 3代目という表記だけでは仕様を特定できないため、型式、動力、2020年改良前後、2026年型かを順に分けます。
AVE30/AVE35はIS300h系
FRのIS300hはAVE30、過去に設定されたAWDはAVE35が基本だ。現行2026年型はFRのみ。AWDを必要条件にする場合は過去年式から探すことになる。
ASE30とUSE30は別の性格
ASE30系は2.0LターボのIS300、USE30は5.0L V8のIS500だ。どちらも現行IS300hとは動力が異なる。型式を見れば広告上のグレード省略を補える。
2020年改良後かを外観だけで決めない
後期型ではボディ補強、足まわり、安全支援まで変わっている。フロントやリヤの意匠で候補を分ける。次に初度登録時期と装備内容を合わせる。改良前後を車体の中身まで含めて判断できる。
2026年型は表示系とステアリングも見る
12.3インチメーター/タッチディスプレイ、新EPS、AVSが2026年型の大きな差だ。F SPORT Mode Black Ⅵまで含む現行仕様を探すなら、ホイールとシートも見る。コックピット側まで含めると判別材料が増える。
中古車はこの順で絞る
- IS300h/IS300/IS350/IS500
- FR/過去設定AWD
- 2020年大幅改良前後
- 2026年熟成型と現行4仕様
NEXT STEP
気になる1台を見つけて、カーライフをもっと楽しもう。
この世代が自分に合いそうだと感じたら、実際の車両や今のクルマの査定額も見てみましょう。
公式情報で最終確認
3代目ISは2013年から改良が続き、動力と装備の変化が大きい世代です。対象車の年式とパワートレーンに対応するLEXUS公式資料を分けて確認してください。

