【音声配信】スズキ スペーシア(3代目)の概要
この記事の概要を音声で配信しています。
目次
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の概要
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の主要諸元
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の主な変更履歴
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)のレビュー動画
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)のオススメポイント
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)を購入する前に知っておきたい注意点・懸念点
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の購入を検討している人のレビュー
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の購入者レビュー
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の新車購入ガイド
- スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の中古車購入ガイド
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の概要
3代目スズキ スペーシア(MK54S/MK94S型)は「わくわく満載!自由に使える安心・快適な空間」をコンセプトに開発。コンテナをモチーフにした個性的なデザインと、使い勝手を向上させた広々空間、進化した安全性能が魅力。日常からレジャーまで家族みんなが楽しめる軽ハイトワゴンです。
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の主要諸元
(記事作成年月:2025年5月 / 代表モデル:スペーシア HYBRID X FF・NAエンジン搭載車)
項目 | スペーシア HYBRID X (FF / NAエンジン) |
---|---|
駆動方式 | FF (前輪駆動) |
型式 | 5AA-MK54S |
全長 (mm) | 3,395 |
全幅 (mm) | 1,475 |
全高 (mm) | 1,785 |
ホイールベース (mm) | 2,460 |
車両重量 (kg) | 870 |
乗車定員 (名) | 4 |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列3気筒DOHC 吸排気VVT マイルドハイブリッド |
エンジン型式 | R06D |
総排気量 (L) | 0.658 |
エンジン最高出力 (kW[PS]/rpm) | 36[49]/6,500 |
エンジン最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 58[5.9]/5,000 |
モーター型式 | WA04C (ISG) |
モーター最高出力 (kW[PS]/rpm) | 1.9[2.6]/1,500 |
モーター最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 40[4.1]/100 |
使用燃料種類 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク容量 (L) | 27 |
燃費 (WLTCモード km/L) | 23.9 |
トランスミッション | 無段変速オートマチック(CVT) |
最小回転半径 (m) | 4.4 |
タイヤサイズ(前・後) | 155/65R14 75S |
車両本体価格 (消費税込み 円) | 1,705,000円~ |
※上記は代表的なグレード「スペーシア HYBRID X (FF/NAエンジン搭載車)」の諸元であり、2025年5月現在の情報の一例です。年式、オプション装着状況、改良などにより数値は異なる場合があります。
※車両本体価格はメーカー希望小売価格(消費税込み)の一例であり、地域や販売店、オプション選択によって異なります。リサイクル料金、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は別途必要です。
※燃費は定められた試験条件のもとでの値です。実際の走行時には、気象、道路、車両、運転、整備などの状況により異なります。
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の主な変更履歴
- 2023年11月:3代目となる新型スペーシア(型式:MK54S/MK94S)が発表・発売されました。標準モデルは「心地よさ」と「ワクワク感」を、スペーシアカスタムは「上質感」と「華やかさ」を追求したデザインに一新。後席の「マルチユースフラップ」採用など室内空間の快適性と使い勝手を大幅に向上させるとともに、安全運転支援機能「スズキ セーフティ サポート」も進化させました。全車マイルドハイブリッド搭載です。
- 2024年~現在(2025年5月):この期間において、大規模なマイナーチェンジやフルモデルチェンジに類する大幅な変更は発表されていません。ただし、年次改良としてボディカラーのラインアップ変更、一部グレードにおける装備の追加や見直し、また期間限定の特別仕様車などが設定される可能性があります。スズキコネクトや安全支援システムのソフトウェアアップデートが行われる場合もあります。
※上記は主な発表・発売時期と変更の概要です。具体的な改良内容、特別仕様車の詳細、最新の情報については、常にスズキ株式会社の公式サイトまたは正規販売店にてご確認ください。
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)のレビュー動画
新型スペーシアの広々とした室内空間と、特徴的な「マルチユースフラップ」の使い勝手を映像で詳しく紹介。内外装のデザインも細かくチェックできます。
注目の安全機能「スズキ セーフティ サポート」の進化ポイントや、マイルドハイブリッドによる滑らかな加速と静粛性を試乗レビュー。街乗りでの快適さが分かります。
多彩なシートアレンジと大容量ラゲッジを徹底解説。便利な収納やスズキコネクトなど、日常での使い勝手の良さが光るポイントに注目です。
これらの動画は、車両の雰囲気や専門家の評価を具体的に知る上で役立ちますが、個人の感想や特定の条件下での評価も含まれるため、あくまで参考情報の一つとして捉え、様々な情報を比較検討することをおすすめします。
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)のオススメポイント
-
進化した広大な室内空間と革新的な「マルチユースフラップ」:
軽ハイトワゴンならではの広々とした室内空間がさらに進化。特に後席に新採用された「マルチユースフラップ」は、オットマンや脚のサポート、荷物のストッパーとして活用でき、乗員の快適性と荷物の積載安定性を格段に向上させています。家族みんながリラックスできる空間です。
-
個性と上質さを両立したデザイン(標準&カスタム):
標準モデルは頑丈なコンテナをモチーフとした親しみやすいデザイン、一方「スペーシア カスタム」はメッキパーツを多用した存在感と上質感あふれるデザインを採用。好みやライフスタイルに合わせて選べる2つの個性的なエクステリアが魅力です。インテリアも質感が高く、居心地の良い空間となっています。
-
全車マイルドハイブリッド搭載による優れた燃費性能:
全グレードにスズキ独自の高効率なマイルドハイブリッドシステムを搭載。日常の走行で頻繁に使うエンジン回転域での効率を高め、スムーズな加速とクラストップレベルの低燃費(HYBRID G FF車でWLTCモード25.1km/Lなど)を実現。家計にも優しく、環境負荷も低減します。
-
さらに進化した安全運転支援システム「スズキ セーフティ サポート」:
衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能などをパッケージ化した「スズキ セーフティ サポート」を全車に標準装備。検知対象の拡大や機能向上により、ヒヤリとする場面を未然に防ぎ、毎日の運転に大きな安心感をもたらします。
-
日常の使い勝手を追求した便利な機能とスズキコネクト:
ワンタッチで開閉できるパワースライドドア(グレード別装備)、乗り降りしやすい低いフロア地上高、豊富な収納スペースなど、毎日の使い勝手を徹底的に追求。さらに「スズキコネクト」対応車では、SOSボタンやスマートフォンでのドアロック操作など、より便利で安心なカーライフをサポートします。
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)を購入する前に知っておきたい注意点・懸念点
-
NAエンジン車の動力性能:
街乗りでは十分な性能を発揮するNA(自然吸気)エンジンですが、高速道路での合流や追い越し、急な上り坂などでは、多人数乗車時や荷物が多い場合にやや力不足を感じる場面があるかもしれません。より力強い走りを求める場合はターボエンジン搭載の「カスタム」グレードの検討も一考です。
-
「カスタム」ターボモデルの価格と燃費:
「スペーシア カスタム」に設定されるターボエンジンモデルは、余裕のある走りが魅力ですが、NAモデルと比較すると車両本体価格が上昇し、カタログ燃費も若干劣る傾向にあります。走行性能と経済性のバランスを考慮して選択する必要があります。
-
先進装備と上位グレードの価格:
進化した「スズキ セーフティ サポート」や「スズキコネクト」、快適性を高める「マルチユースフラップ」など魅力的な装備が多いですが、これらが充実する上位グレードやオプションを選択すると、軽自動車としては比較的高めの価格帯になります。必要な機能と予算を照らし合わせることが大切です。
-
標準モデルと「カスタム」のデザインの好み:
標準モデルは機能的でユニークなコンテナ風デザイン、一方「カスタム」は大型メッキグリルなどで華やかさと迫力を強調したデザインです。どちらも個性的であり、デザインの好みは分かれる可能性があるため、実車で確認し自身の嗜好に合うかを見極めることをお勧めします。
-
人気車種ゆえの納期とリセールバリュー:
スペーシアは非常に人気が高い車種のため、注文時の生産状況や選択するグレード・カラーによっては納期が長くなる場合があります。また、将来的に売却する際には、中古車市場にも多くの同型車が存在するため、良好な状態を維持し、人気グレード・カラーを選ぶことがリセールバリューに影響する可能性があります。
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の購入を検討している人のレビュー
(30代前半・女性・主に子供の送迎と日常の買い物)
子供が小さいので、スライドドアと広い室内は必須です。新型スペーシアの「マルチユースフラップ」が気になっています。子供が足を伸ばしたり、荷物が安定しそう。安全性能も進化しているみたいなので、試乗して運転のしやすさや実際の広さを確かめたいです。コンテナみたいなデザインも可愛くて好きです。
(60代後半・夫婦・日常の買い物、通院、たまに孫を乗せる)
乗り降りのしやすさと安全機能が一番の関心事です。新型スペーシアは床が低くて視界も良さそう。最新の衝突被害軽減ブレーキにも期待しています。孫を乗せることもあるので、後席の快適性も確認したいポイント。燃費が良いのも年金暮らしには嬉しいですね。長く安心して乗れる車か見極めたいです。
(40代・男性・通勤と週末のアウトドア(釣り、キャンプなど))
趣味の道具を積むので、荷室の広さとシートアレンジのしやすさが重要です。新型は後席フラップで荷物が固定できるのも良いですね。長距離も走るので、燃費と運転支援機能の進化に注目しています。「カスタム」のターボモデルの走りも気になりますが、まずは標準モデルの積載性を実車で確認したいです。
(20代前半・女性・初めてのマイカー、主に通学・アルバイトと近距離のレジャー)
初めての車なので、運転しやすくて安全な軽自動車を探しています。スペーシアは見た目も可愛いし、スズキコネクトでスマホと連携できるのも便利そう。小回りが利くか、駐車しやすいか気になります。カラーバリエーションも豊富なので、自分らしい一台を選びたいです。維持費や燃費も重視しています。
(50代・男性・通勤、家族での近距離移動)
現在乗っている軽が古くなったので、家族も乗せやすいハイトワゴンを検討中。スペーシアの新型は室内が広くなり、特に後席の快適性が上がったと聞いています。マイルドハイブリッドの燃費と静粛性、最新の安全装備がどれほど進化しているか、試乗して確かめたい。長く乗るので信頼性もポイントです。
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の購入者レビュー
(30代後半・男性・主に家族の送迎とレジャー・スペーシア HYBRID X セーフティプラスエディション購入)
子供たちが後席のマルチユースフラップをオットマンにして大喜びです。家族4人でもゆったり乗れて、荷物もたくさん積めるので週末の外出が快適になりました。安全装備も充実していて、特に全方位モニターは駐車時に本当に助かります。マイルドハイブリッドの走りもスムーズで満足しています。
(40代・女性・毎日の通勤と買い物・スペーシア HYBRID G購入)
とにかく燃費の良さに驚いています!毎日の通勤でもお財布に優しく、給油の回数が減りました。小回りが利くので街中の運転も楽々です。室内も広くて、買い物した荷物もたっぷり積めます。シンプルなGグレードですが、日常使いには十分な機能と快適さで、大変満足しています。
(20代後半・男性・街乗り中心、デザイン重視・スペーシアカスタム HYBRID XSターボ購入)
カスタムのデザインに一目惚れしてターボモデルを選びました。加速が力強く、高速道路もストレスフリーです。内装も質感が良くて、軽とは思えない静かさにも感心しました。アダプティブクルーズコントロールのおかげで長距離運転も楽。友だちからもカッコイイと褒められて嬉しいです。
(70代・女性・日常の足、通院など・スペーシア HYBRID X購入)
乗り降りが本当に楽で助かっています。シートの高さもちょうど良く、運転席からの見晴らしも抜群です。後席のフラップを足置きにすると長時間の移動も楽ですね。スズキセーフティサポートのおかげで安心して運転できます。操作も難しくなく、毎日快適に使っています。
(50代・夫婦・週末のドライブと買い物・スペーシア HYBRID X (FF) 購入)
以前の軽自動車から乗り換えましたが、室内の広さと静粛性の進化に驚きました。特にマルチユースフラップは画期的で、妻が後席でくつろいでいます。スズキコネクトも便利で、万が一の時も安心。燃費も良く、運転支援機能も充実していて、この価格でこの内容は素晴らしいと思います。
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の新車購入ガイド
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の新車購入をスムーズに進めるための基本的な流れと、特に注意しておきたいポイントをまとめました。事前の準備と情報収集が、満足のいくクルマ選びにつながります。
1. 新車購入の基本的な流れ
-
情報収集と予算計画:
- スペーシアのグレード(HYBRID G、HYBRID X、カスタム HYBRID GS、カスタム HYBRID XS、カスタム HYBRID XS TURBOなど)、標準装備、メーカーオプションについて、カタログや公式サイト、試乗レビュー記事などで詳細な情報を集めます。
- 自身のライフスタイルや主な使用用途(例:毎日の買い物、子供の送迎、週末のレジャー、通勤距離など)を明確にし、最適なモデルやグレードを絞り込んでいきます。
- 車両本体価格のほか、必要なオプション費用、軽自動車税(種別割)、環境性能割、自動車重量税、自賠責保険料、リサイクル料金、登録諸費用などを含めた総支払額を把握し、具体的な予算を立てます。ローンを利用する場合は、月々の支払額や金利もシミュレーションしておきましょう。スズキの残価設定クレジット「かえるプラン」も選択肢の一つです。
-
販売店の選定と訪問(試乗予約):
- お近くのスズキアリーナ店やスズキの看板を掲げる販売代理店を選びます。複数の販売店で見積もりを取り、条件を比較することも有効な手段です。
- 訪問前に電話やオンラインで試乗の予約をすることをおすすめします。その際、希望するグレード(例:カスタムのターボモデル、標準モデルのHYBRID Xなど)や確認したい機能(例:マルチユースフラップ、全方位モニター)を伝えておくとスムーズです。
-
試乗と比較検討:
- 実際に試乗して、マイルドハイブリッドのスムーズな加速感、ハンドリングの軽快さ、乗り心地、静粛性、運転席からの視界の良さ、各種操作系の使いやすさを体感します。特に後席の「マルチユースフラップ」の使い勝手や、シートアレンジの多様性も念入りに確認しましょう。
- 内外装のデザインや質感、シートの座り心地、収納スペースの配置と容量なども細かくチェックします。
- もし他の軽ハイトワゴンも検討している場合は、同様に試乗して比較検討し、自身の優先順位と照らし合わせます。
-
見積もり取得と商談:
- 希望するグレード、メーカーオプション、ディーラーオプション、ボディカラーなどを具体的に伝え、正式な見積もり書を作成してもらいます。
- 見積もり内容を詳細に確認し、不明な点は遠慮なく質問しましょう。車両本体からの値引き、オプションのサービス、下取り車がある場合はその査定額などについて、納得いくまで商談を行います。購入時期やキャンペーンによって条件が変動することもあります。
-
契約手続き:
- 最終的な見積もり内容、支払い条件、登録時期、納車予定日などにすべて納得できたら、売買契約を結びます。契約書は重要な書類ですので、内容を隅々までしっかりと確認し、理解した上で署名・捺印しましょう。
- 契約時には申込金(手付金として車両価格の一部)が必要になる場合があります。
- 契約に必要な書類(住民票、認印または実印、委任状など。軽自動車の場合は印鑑証明書は通常不要)を事前に準備しておくとスムーズです。
-
納車までの準備:
- 自動車保険(任意保険)の加入または現在加入中の保険の車両入替手続きを行います。納車日までに手続きを完了させておく必要があります。
- 軽自動車の場合、地域によっては車庫証明(自動車保管場所届出)が不要な場合と必要な場合がありますので、販売店に確認しましょう。必要な場合は手続きを進めます。
-
納車:
- 指定された日時に販売店で車両を受け取ります。注文したグレード、オプション、ボディカラーなどが契約内容と相違ないか、車両に傷や汚れがないかなどを、販売店の担当者と一緒に念入りに最終確認します。
- 車両の基本的な操作方法やメンテナンスについて説明を受け、車検証、保証書、取扱説明書、スペアキーなどの重要な書類や付属品を確実に受け取ります。
- 残金の支払い(またはローンの本申し込み手続きの完了)を確認して、納車完了となります。
2. スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)購入時の主なチェックポイント
-
グレード・エンジンの選択:
- NAかターボか: 主な使用シーンが街乗り中心であればNAエンジン(HYBRID G, X, カスタムGS, XS)でも十分ですが、高速道路の利用が多い、坂道をよく走る、多人数乗車が多い場合はターボモデル(カスタム HYBRID XS TURBO)がより快適な走行を提供します。燃費と動力性能のバランスを考慮しましょう。
- 標準モデルかカスタムか: 標準モデルは親しみやすく機能的なデザイン、カスタムは上質で存在感のあるデザインです。装備内容も異なるため、カタログや実車で比較検討しましょう。
- 特別仕様車・パッケージオプション: 「セーフティプラスパッケージ」など、安全装備や快適装備をセットにしたオプションが用意されている場合があります。内容と価格を吟味しましょう。
-
メーカーオプションの選択:
- 「全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機セット」や「全方位モニター用カメラパッケージ」、「ヘッドアップディスプレイ(カスタムの一部グレード)」などは工場装着オプションのため、車両注文後の追加はできません。必要なものは契約時に必ず選択しましょう。
- 両側パワースライドドアはHYBRID X以上に標準装備ですが、HYBRID Gではオプション設定(または片側のみ)の場合があるので確認が必要です。
-
ボディカラーとインテリアカラー:
- スペーシアは多彩なモノトーンカラーや、ルーフやピラーの色が異なる2トーンカラーも設定されています。リセールバリューを考慮するなら定番色が有利ですが、長く乗る愛車なので自身の好みを優先するのも良いでしょう。インテリアカラーもグレードによって異なります。
-
納期(2025年5月現在):
- スペーシアは非常に人気が高い車種のため、グレードやカラーによっては納期が数ヶ月以上かかる場合があります。契約前に必ず販売店で最新の納期見込みを確認し、自身の計画と照らし合わせることが重要です。
-
先進安全装備「スズキ セーフティ サポート」の機能理解:
- 全車標準装備ですが、各機能(衝突被害軽減ブレーキDSBS、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、アダプティブクルーズコントロールACC[全車速追従機能付はグレードによる]など)がどのような状況でどのように作動するのか、限界や注意点も含めて理解しておくと、より安全な運転に繋がります。
-
試乗時の特有チェックポイント:
- 後席「マルチユースフラップ」の各モードの使い勝手と快適性。
- マイルドハイブリッドシステムの静かでスムーズな発進・加速感、エネルギー回生時の感覚。
- 運転席からの視界の良さ(特にAピラー周りや、メーター、ナビの見やすさ)。
- 軽自動車特有のエンジン音やロードノイズのレベル(静粛性)。
- シートアレンジの操作性や、実際に荷物を積んだ際のスペース感。
-
支払い方法の検討:
- 現金一括、自動車ローン(銀行系、ディーラー系)、スズキの残価設定型クレジット「かえるプラン」など、多様な選択肢があります。それぞれのメリット・デメリット、金利、総支払額などを比較し、自身のライフプランや資金計画に最も適した方法を選びましょう。
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)の中古車購入ガイド
スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)は、2023年11月に発売された比較的新しいモデルですが、徐々に中古車市場にも流通が見られるようになってきました(2025年5月現在)。新車に近い状態の車両や、登録済み未使用車などが見つかる可能性もあります。中古車でスペーシア(3代目)の購入を検討する際の基本的な流れと、特に注意したいポイントを解説します。
1. 中古車購入の基本的な流れ
-
情報収集と予算・希望条件の設定:
- 希望するグレード(標準モデル HYBRID G/X、カスタム HYBRID GS/XS/XS TURBOなど)、年式(主に2023年式以降)、走行距離、ボディカラー、必須としたい装備(全方位モニター、スズキコネクト対応ナビ、両側パワースライドドア、マルチユースフラップなど)を具体的にします。
- 中古車情報サイト(カーセンサー、グーネットなど)やスズキの認定中古車検索サイト「U’s STATION Mobility」などで、希望条件に合う車両の在庫状況と価格相場を調査します。
- 車両本体価格に加えて、諸費用(軽自動車税(種別割・環境性能割)、自動車重量税(該当する場合)、自賠責保険料未経過相当額、登録費用、納車費用、販売店手数料など)を含めた総支払額で予算を設定します。
-
車両検索と販売店の選定:
- 条件に合う車両が見つかったら、その車両を扱っている販売店を選びます。スズキアリーナ店などの正規ディーラーが運営する認定中古車(「U’s STATION Mobility」取り扱い車両など)は、品質基準や保証がしっかりしているため安心感が高い選択肢です。
- その他、大手中古車販売チェーンや、軽自動車専門店なども候補となります。販売店の評判、保証内容、アフターサービス、諸費用の透明性などを比較検討しましょう。
-
実車確認と試乗:
- 気になる車両が見つかったら、販売店に連絡を取り、実車確認のアポイントを入れます。
- 車両の状態を細かくチェックします。外装の傷や凹み、塗装の状態、タイヤの摩耗具合(製造年も確認)、内装の汚れやシミ、シートのへたり、装備品(ナビ、エアコン、パワースライドドア、マルチユースフラップ、各種スイッチ類など)の動作確認を行います。
- 修復歴の有無、水没歴の有無は必ず販売店に確認し、車両状態評価書(鑑定書)があれば提示してもらいましょう。
- 可能であれば必ず試乗し、エンジンやCVT、マイルドハイブリッドシステムの調子(異音、異常な振動、警告灯の点灯がないか)、加速・減速のスムーズさ、ブレーキの効き具合、足回りからの異音、ステアリングの応答性などを確認します。
-
見積もり取得と条件交渉:
- 車両本体価格、諸費用(内訳を明確にしてもらう)、保証の有無と内容、納車までの期間などを明記した見積もり書を取得します。
- 価格交渉の余地があるか、また、不要なオプションやサービスが含まれていないか確認します。
-
契約手続き:
- すべての条件(車両状態、価格、保証、納車時期など)に納得できたら契約を結びます。契約書の内容は非常に重要ですので、細部までしっかりと読み、理解した上で署名・捺印しましょう。不明な点は必ず質問してください。
- 契約時には手付金が必要な場合があります。
- 必要書類(住民票、認印など。軽自動車の場合は印鑑証明書は通常不要)を準備します。
-
納車までの準備:
- 自動車保険(任意保険)の加入または現在加入中の保険の車両入替手続きを行います。納車日までに手続きを完了させておく必要があります。
- 名義変更やナンバープレート取得の手続きは、通常、販売店が代行してくれます。
-
納車:
- 車両を受け取る際には、契約時の状態と相違ないか、清掃状態、注文した付属品が揃っているかなどを再度確認します。
- 車両の操作方法や保証内容について改めて説明を受け、車検証、保証書、整備手帳(メンテナンスノート)、取扱説明書、スペアキーなどを受け取ります。
2. スズキ スペーシア(3代目:MK54S/MK94S型)中古車購入時の主なチェックポイント
-
年式と走行距離:
- 3代目スペーシアは比較的新しいため、極端に走行距離が多い車両は少ないと思われますが、年式(2023年11月以降)と走行距離のバランスは確認しましょう。「登録済み未使用車」であれば新車に近い状態でお得に購入できる可能性があります。
-
グレードと装備の確認:
- 標準モデルかカスタムか、NAかターボか、HYBRID G/X/GS/XS/XS TURBOなどのグレードによる装備の違いを新車時の情報と照らし合わせて確認します。特に「全方位モニター」関連オプションや「スズキコネクト対応ナビ」、「両側パワースライドドア」、「マルチユースフラップ」などの有無と動作はしっかり確認しましょう。
-
車両状態の徹底チェック:
- 修復歴・冠水歴: 軽自動車であっても重要な確認事項です。必ず確認し、少しでも疑わしい場合は避けるのが賢明です。
- 内外装のコンディション: ファミリーユースで使われていた可能性も高いため、シートの汚れやシミ、内張りの傷、荷室の使用感、特に「マルチユースフラップ」のヒンジや布地の状態を丁寧に確認しましょう。外装も狭い場所での擦り傷などがないかチェックします。
- タイヤの状態:残り溝、製造年、ひび割れの有無。新車装着タイヤであれば、走行距離と摩耗具合が一致するかなども参考になります。
-
エンジン・CVT・マイルドハイブリッドシステムの調子:
- 試乗時には、エンジン始動時の異音、アイドリングの安定性、加速時のCVTの滑りやショック、マイルドハイブリッドのISGからの異音(特にエンジン再始動時)がないかなどを確認します。ターボ車の場合はターボチャージャーからの異音にも注意しましょう。
-
先進安全装備「スズキ セーフティ サポート」の動作:
- 可能であれば、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKA(車線維持支援機能)などの動作状況について販売店に確認しましょう。フロントガラス上部のデュアルカメラやバンパーのセンサー部分に傷や修復跡がないかもチェックポイントです。警告灯の点灯がないかも確認します。
-
保証の有無と内容:
- メーカーの新車保証(一般保証:3年または6万km、特定保証:5年または10万km)が残っている場合は、ディーラーで保証継承手続きが可能か確認します。
- スズキの認定中古車「U’s STATION Mobility」であれば、独自の保証が付帯しているため安心感があります。保証期間、保証範囲(対象部品)、免責事項などを詳しく確認しましょう。
-
メンテナンス履歴(整備記録簿):
- 新車からの点検整備記録簿が残っているか確認します。定期的な点検やオイル交換などが適切に実施されていれば、車両が良い状態で維持されている可能性が高いです。
-
リコール・サービスキャンペーン対応状況:
- 該当車種にリコールやサービスキャンペーンが出ていないか、出ていた場合は対策済みかを確認しましょう。車台番号から確認できます。
-
スズキコネクトの契約状況と引継ぎ:
- スズキコネクト搭載車の場合、前オーナーの契約状況を確認し、サービスを利用する場合は自身での再契約や引継ぎ手続きについて販売店に確認しましょう。
中古車は一台一台コンディションが異なります。特にスペーシアのような人気車種は流通量も増えてきますが、焦らずに複数の車両を比較検討し、信頼できる販売店で、納得のいく一台を見つけることが大切です。