スズキ
スズキ スペーシア 3代目(MK94S)
まずはここだけ。3代目スペーシアを30秒で理解
3代目スペーシアは、2023年11月に全面改良された軽ハイトワゴンです。標準スペーシアはHYBRID G/HYBRID Xの2グレードで、R06D型自然吸気エンジン+マイルドハイブリッドを採用。後席のマルチユースフラップとDSBS IIが世代を象徴する装備です。
3代目へ全面改良
標準スペーシアの現行型
3,395×1,475×1,785mm
自然吸気マイルドハイブリッド
2WD・4WDを設定
スズキ初採用・全車標準
3代目スペーシアって、どんなクルマ?
2023年11月22日に発売された3代目スペーシアは、全長3,395mm・全幅1,475mmという軽自動車枠の寸法を維持しながら、後席の使い勝手、安全支援、静粛性、乗り心地をまとめて更新した世代です。標準車はHYBRID GとHYBRID Xの2グレードで、2WDと4WDを設定します。
特徴的なのがHYBRID Xの後席に採用されたマルチユースフラップです。フラップの位置と角度を変えることで、オットマンのように脚を支える使い方、荷物の落下を抑えるストッパー、走行中に身体を支えやすくするレッグサポートという3つの使い方ができます。単に室内が広いだけではなく、後席で「どう過ごすか」まで踏み込んだ装備です。
安全面ではミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせるデュアルセンサーブレーキサポートIIをスズキ車として初採用し、全車標準装備。検知対象・範囲を拡大し、交差点での衝突回避支援にも対応しました。HYBRID Xのセーフティプラスパッケージでは電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、停止保持機能付ACCなども選べます。
動力はR06D型660cc自然吸気エンジンとマイルドハイブリッドの組み合わせ。標準スペーシアにはターボを設定せず、ターボを必要とする場合は同世代のスペーシア カスタムなど別モデルとの比較になります。日常の送迎・買い物を中心に、燃費と扱いやすさを優先する構成です。
購入時はGかXか、2WDか4WDか、Xのセーフティプラスパッケージを必要とするかを先に整理すると選びやすくなります。
2WDと4WD、どちらを選ぶ?
標準スペーシアはHYBRID G/XともR06D型自然吸気+マイルドハイブリッドとCVTを基本とし、2WDとフルタイム4WDを選択します。エンジン性能ではなく、使用地域と冬季走行の条件が選択軸です。
街中中心で燃費と価格を優先するなら2WD
降雪路を日常的に走らないなら、2WDは価格・重量・燃費を含めて基準にしやすい仕様です。HYBRID G 2WDは発売時に軽ハイトワゴンで優れた燃費性能を訴求したモデルでもあり、送迎や買い物など日常移動との相性を重視した構成です。
こんな人に合いそう
- 市街地走行が中心
- 燃費を重視
- 降雪が少ない地域
- 購入価格も抑えたい
雪道や冬季の安定性を優先するなら4WD
HYBRID G/Xとも4WDを選択できます。積雪地域や冬季の坂道など、駆動力を必要とする環境で使うなら比較対象になります。室内の基本的な使い勝手やR06D+マイルドハイブリッドという考え方は2WDと共通なので、使用環境に4WDが必要かで判断します。
こんな人に合いそう
- 降雪地域で使う
- 冬季の坂道が多い
- 路面状況の変化を重視
- 燃費差より駆動力を優先
標準スペーシアにはターボ設定がありません。高速道路の合流や多人数乗車で動力性能をより重視するなら、駆動方式を変えるだけではなく、R06Aターボを設定するスペーシア カスタムなども含めて比較する必要があります。
HYBRID GとHYBRID X、どちらを選ぶ?
標準スペーシアの3代目はHYBRID GとHYBRID Xの2グレードです。カスタムのHYBRID GS/XS/XSターボや、ギアのXZ系を標準スペーシアのグレードとして混在させません。
HYBRID G
- 動力
- R06D+マイルドハイブリッド
- 駆動
- 2WD / 4WD
- 変速機
- CVT
3代目の基本性能を価格重視で選ぶグレードです。DSBS IIは全車標準なので、安全支援の基礎を維持しながら装備を整理できます。後席のマルチユースフラップを必須にしない場合の基準になります。
価格と基本性能を優先する人に
HYBRID X
- 動力
- R06D+マイルドハイブリッド
- 駆動
- 2WD / 4WD
- 特徴
- マルチユースフラップ
後席の快適性と使い勝手を重視する中心グレード。マルチユースフラップを採用し、セーフティプラスパッケージでは電動パーキングブレーキや停止保持機能付ACCなども選択できます。
後席と運転支援まで重視する人に
GとXは同じR06D自然吸気マイルドハイブリッドが基本です。したがってグレード差は「速さ」ではなく、後席装備・快適装備・選択できる運転支援を中心に比較します。
3代目スペーシアの主要スペック
軽自動車枠のボディに2,460mmのホイールベースを確保し、背の高い室内とスライドドアを組み合わせています。代表値は標準スペーシアMK94Sを基準に整理します。
HYBRID X/Gの代表スペック
装備によって重量や燃費が変わるため、購入対象グレードと駆動方式で最終確認します。
| 項目 | 代表仕様 |
|---|---|
| 型式 | 5AA-MK94S |
| ボディ | 5ドア 軽ハイトワゴン |
| 全長 | 3,395mm |
| 全幅 | 1,475mm |
| 全高 | 1,785mm |
| ホイールベース | 2,460mm |
| 乗車定員 | 4名 |
| エンジン | R06D 657cc 直列3気筒 |
| 最高出力 | 36kW(49PS)/6,500rpm |
| ハイブリッド | マイルドハイブリッド |
| 変速機 | CVT |
| 駆動方式 | 2WD / フルタイム4WD |
| グレード | HYBRID G / HYBRID X |
代表値です。メーカーオプション、駆動方式、年式で異なる項目は購入対象車の公式諸元表で確認してください。
3代目スペーシアはどう広がってきた?
3代目は2023年11月に標準車とカスタムから始まり、その後、福祉車両やギアへ同世代の技術が展開されました。標準スペーシア自体の確認できない一部改良を水増しせず、公式に確認できる世代の節目を整理します。
-
3代目スペーシアを正式発表
新型スペーシア/スペーシア カスタムを発表。コンテナをモチーフにしたデザイン、HYBRID Xのマルチユースフラップ、DSBS II、電動パーキングブレーキなどを採用し、室内の使い勝手と安全支援を大きく更新しました。
-
3代目スペーシアを発売
標準スペーシアはHYBRID G/HYBRID X、2WD/4WDで発売。R06D自然吸気エンジン+マイルドハイブリッドとCVTを採用し、DSBS IIを全車標準装備。新世代の基本構成がここで市場投入されました。
-
新型スペーシア 車いす移動車の2WDを発売
3代目をベースにした福祉車両を追加。DSBS IIを標準装備し、テールゲート一体型スロープの前倒し機構などを採用しました。標準車の室内・安全技術が福祉用途へ展開された節目です。
-
車いす移動車に4WDを追加
新型スペーシア 車いす移動車の4WD車を発売。福祉車両でも積雪地域などを想定した選択肢が加わり、3代目スペーシア系の用途が広がりました。
-
2代目スペーシア ギアが同世代へ展開
3代目スペーシア系のプラットフォームと安全技術をベースに、アウトドア志向のスペーシア ギアが登場。標準車とは別モデルですが、撥水シート、防汚ラゲッジ、ルーフレールなど用途特化の選択肢が同世代に加わりました。
標準スペーシアの購入では、カスタムやギアの追加を「標準車の改良」と混同しないことが重要です。HYBRID G/Xの仕様変更が公式発表された場合は、その内容を別の節目として追加します。
3代目スペーシアを動画でも見てみよう
映像では後席のマルチユースフラップ、スライドドア、荷室、運転席からの視界を確認できます。GとXの装備差も実車で見ると判断しやすくなります。
- 後席:フラップ3モードの使い方
- 内外装:G/Xの装備差
- 試乗:自然吸気MHEVの加速と静粛性
動画はグレード・駆動方式・メーカーオプションを確認して参考にしてください。
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3代目スペーシアを選ぶ4つの理由
後席を「座る場所」以上に使える
HYBRID Xのマルチユースフラップは、オットマン、荷物ストッパー、レッグサポートとして使い分けられます。送迎、買い物、長距離移動など、同じ後席を場面に応じて変えられることが3代目ならではの実用的な進化です。
DSBS IIを全車標準化
ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたDSBS IIをスズキで初採用し、標準スペーシア全車へ搭載。グレードを下げても基本となる衝突被害軽減ブレーキを維持できるため、GとXを価格・快適装備中心で比較しやすくなっています。
軽規格の中で広い室内とスライドドアを両立
全長3,395mm・全幅1,475mmの軽規格を守りながら、2,460mmのホイールベースと背の高い室内を確保。狭い駐車場で扱いやすい寸法と、子どもや荷物を載せやすいスライドドアを組み合わせています。
Xなら運転支援をさらに拡張できる
HYBRID Xではセーフティプラスパッケージを選ぶことで、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールド、停止保持機能付ACCなどを利用できます。送迎だけでなく高速道路や渋滞を走る機会が多い人には、Gとの差を実感しやすい部分です。
3代目スペーシアは、こんな人に合いそう
買う前に、ここだけは見ておきたい
3代目では、G/X、2WD/4WD、後席装備、セーフティプラスの4点を先に決めると選択が整理できます。
特に標準スペーシアはターボの有無で迷う車ではないため、室内の使い方と運転支援に予算をどう配分するかが重要です。試乗では前席だけで判断せず、後席への乗降、チャイルドシートや荷物を想定したスライドドア周辺まで確認します。
3代目スペーシアを中古車で探すなら
3代目は比較的新しいため、年式差よりもグレードとメーカーオプションの違いが重要です。G/X、2WD/4WD、セーフティプラス、全方位モニターなどをそろえて価格を比べます。
HYBRID GとXを分けて比較
同じMK94Sでも後席装備や快適装備が異なります。価格だけを並べず、まずGかXかを決めてから走行距離や支払総額を比較すると条件がそろいます。
Xはマルチユースフラップを実車確認
3代目の特徴的な可動装備なので、動かし方、固定状態、後席スライドとの組み合わせを確認します。写真だけでは使い勝手が分かりにくいため、実際に自分の乗り方を想定して操作します。
セーフティプラス装着車を見分ける
同じHYBRID Xでもパッケージの有無で電動パーキングブレーキやACCなどの構成が変わります。掲載グレード名だけではなく、スイッチや装備表、車両情報で実装備を照合します。
カスタム・ギアと混同しない
同じスペーシア系でもカスタムやギアは外観だけでなくグレード、エンジン設定、装備が異なります。標準スペーシアMK94Sを探す場合は、車名と型式、HYBRID G/Xを確認して比較条件をそろえます。
3代目スペーシア中古車は、この4点を先にそろえる
- HYBRID G / HYBRID X
- 2WD / 4WD
- セーフティプラスパッケージ
- 全方位モニター・ナビなどのメーカーオプション
修復歴、保証、点検記録簿など一般的な中古車確認とは別に、3代目固有の装備差を先にそろえると比較しやすくなります。
NEXT STEP
気になる1台を見つけて、カーライフをもっと楽しもう。
この世代が自分に合いそうだと感じたら、実際の車両や今のクルマの査定額も見てみましょう。
公式情報で最終確認
仕様・装備は変更されるため、購入時はスズキ公式の発売資料と主要諸元で対象車を確認してください。





























