BMW X1 3代目(U11)

BMW X1 3代目(U11)


QUICK GUIDE

まずはここだけ。3代目X1 U11を30秒で理解

3代目X1は2023年2月に登場したU11型です。発売時のxDrive20iから始まり、48Vマイルド・ハイブリッドのxDrive20d、300PSのM35i xDriveを追加。2026年には前輪駆動のsDrive20iと装備を厳選したsDrive20i originalが加わり、現行ラインアップの性格が整理されています。

日本発売2023年2月

3代目U11


現行ガソリンsDrive20i

1.5L+48V・前輪駆動


ディーゼルxDrive20d

2.0L+48V・4WD


高性能仕様M35i

300PS・xDrive


操作系Curved Display

iDriveコントローラー廃止


2026年追加original

sDrive20iの装備厳選仕様





OVERVIEW

3代目X1 U11って、どんなクルマ?

U11への世代交代を象徴するのが、車内インターフェースの刷新です。BMWカーブド・ディスプレイを採用する一方、従来のiDriveコントローラーは廃止。フラッシュ・ドア・ハンドルも取り入れ、F48から外観と操作体系の双方が切り替わっています。

日本仕様は2023年2月のxDrive20iでスタート。同年5月には2.0Lディーゼル+48VのxDrive20d、9月には最高出力300PSのM35i xDriveが登場。発売から7か月で、U11は性格の異なる3系統を持つラインアップへ広がっています。

2024年に加わった1.5L直列3気筒ガソリンのsDrive18iは、2026年2月で生産を終了。その後を受ける形で、1.5Lガソリンと48Vインテグレイテッド・ハイブリッドを組み合わせた前輪駆動のsDrive20iが2026年5月に登場しています。

そのsDrive20iには、装備構成を変えたoriginalも用意されています。48Vシステムやドライビング・アシスト、デジタル・キー・プラスを残しつつ装備を厳選した仕様です。現在のU11は、sDrive20i系、ディーゼル4WDのxDrive20d、300PSのM35i xDriveという違いを軸に選ぶ構成です。




POWERTRAIN

前輪駆動ガソリン、ディーゼル4WD、300PSのM35i

2026年時点のU11は、動力源だけをガソリン/ディーゼルで分けると実態をつかみにくい構成です。sDrive20iは1.5Lガソリン+48Vの前輪駆動、xDrive20dは2.0Lディーゼル+48Vの4WD、M35i xDriveは300PSの高性能ガソリン4WD。それぞれ役割がはっきり分かれています。

sDrive20i

1.5Lガソリン+48Vの前輪駆動

2026年5月に追加されたガソリン系の現行仕様です。従来のsDrive18iに代わり、48Vインテグレイテッド・ハイブリッドを採用。前輪駆動という点でもxDrive20d、M35i xDriveとは明確に分かれます。

こんな人に合いそう

  • 2026年追加のガソリン仕様を選びたい
  • 前輪駆動のU11を探している
  • 48V化されたsDriveを選ぶ
  • originalも含めて20i系から検討する

xDrive20d

2.0Lディーゼル+48Vの4WD

2023年5月に追加されたディーゼル仕様です。48Vマイルド・ハイブリッドを組み合わせ、駆動はxDrive。sDrive20iとの違いは燃料種別にとどまらず、こちらはxDriveを採用する点にもあります。

こんな人に合いそう

  • U11のディーゼルを選びたい
  • xDriveを条件にしている
  • 48Vディーゼルを候補にする
  • sDrive20iとの駆動方式差を重視する

M35i xDrive

300PSを発生するM Performanceモデル

2023年9月に加わったU11の高性能仕様です。最高出力300PSのガソリンエンジンとxDriveを組み合わせ、sDrive20iやxDrive20dとは出力と位置づけの両方が異なります。

こんな人に合いそう

  • 300PSのU11を選びたい
  • M Performanceモデルを探している
  • ガソリン+xDriveを条件にする
  • 通常X1とは別の高性能仕様を求める




GRADE GUIDE

現行U11は3方向に分けると分かりやすい

現行X1では、sDrive20i系、xDrive20d、M35i xDriveの違いが大きな軸です。sDrive20iには装備を厳選したoriginalも加わっているため、同じ20i系の中でも仕様を分けて見る必要があります。

FWD

sDrive20i / sDrive20i original

エンジン
1.5L直3ガソリン
電動化
48V
駆動
前輪駆動
追加
2026年5月

sDrive20iは従来のsDrive18iを引き継ぐガソリン系仕様です。originalは48Vシステムなどを維持しながら装備を厳選した派生。20iというパワートレインを共通にしつつ、装備構成で選択肢を分けています。

前輪駆動の現行ガソリンX1を選ぶ人に

DIESEL

xDrive20d

エンジン
2.0Lディーゼル
電動化
48V
駆動
xDrive
追加
2023年5月

U11のディーゼルは48Vマイルド・ハイブリッドを組み合わせたxDrive20dです。現行sDrive20iとの違いは燃料種別だけではなく、前輪駆動と4WDという駆動方式にも及びます。

ディーゼル4WDのU11を選ぶ人に

M PERFORMANCE

M35i xDrive

最高出力
300PS
燃料
ガソリン
駆動
xDrive
追加
2023年9月

M35i xDriveは300PSを発生するM Performanceモデルです。通常のsDrive20iやxDrive20dの延長ではなく、U11の中で高性能側を受け持つ独立した選択肢です。

300PSのM Performanceを選ぶ人に

2024年追加のsDrive18iは2026年2月に生産終了しており、現行ガソリン系はsDrive20iへ移っています。




SPECIFICATIONS

3代目X1 U11の代表仕様

U11は世代途中でラインアップを増やし、ガソリン系もsDrive18iからsDrive20iへ交代しています。仕様を見るときは、モデル名と追加時期をセットにすると現在の構成と過去の構成を混同しません。

世代3代目
型式U112023年〜

sDrive20i1.5L直3+48V
xDrive20d2.0Lディーゼル+48V

M35i300PS
20i駆動FWD前輪駆動

20d駆動xDrive4WD
20i燃費18.8km/L

世代内の違いを読む代表項目

発売時のxDrive20i、後発のxDrive20dとM35i xDrive、さらにsDrive18iを経て2026年のsDrive20iへ。同じU11でもモデル構成は一定ではありません。車名と導入時期を組み合わせれば、発売時仕様と現在のラインアップを切り分けられます。

項目代表値・内容
世代3代目
型式U11
日本発売2023年2月17日
発売時モデルxDrive20i
xDrive20d追加2023年5月26日
M35i xDrive追加2023年9月26日
sDrive18i追加2024年5月29日
sDrive18i生産終了2026年2月
sDrive20i追加2026年5月13日
sDrive20i original追加2026年5月27日
sDrive20iエンジン1.5L直列3気筒ガソリン
sDrive20i電動化48Vインテグレイテッド・ハイブリッド
sDrive20i駆動前輪駆動
sDrive20i燃料消費率18.8km/L
xDrive20d2.0Lディーゼル+48V・xDrive
M35i xDrive最高出力300PS

iX1はX1 U11と関連する電気自動車ですが、ELCでは別車種として管理するため、このX1世代記事のグレードには含めていません。




MODEL HISTORY

発売後3年でパワートレインの選択肢が組み替わった

2023年にxDrive20iで始まったU11は、ディーゼル、M Performance、前輪駆動ガソリンへ順に枝を広げています。2026年にはsDrive18iから48VのsDrive20iへ交代し、さらにoriginalを設定。短い期間でもモデル構成の変化がはっきりした世代です。

  1. 3代目U11を日本発売

    xDrive20iでスタート。BMWカーブド・ディスプレイ、フラッシュ・ドア・ハンドルを採用し、iDriveコントローラーを廃止するなど操作系も刷新されています。

  2. xDrive20dを追加

    2.0Lディーゼルに48Vマイルド・ハイブリッドを組み合わせたxDrive20dが加わり、U11にディーゼル4WDという選択肢が生まれます。

  3. M35i xDriveを追加

    最高出力300PSのM Performanceモデルを設定。ここでU11に、300PSを軸とする高性能側の選択肢が生まれています。

  4. sDrive18iを追加

    1.5L直列3気筒ガソリンと前輪駆動を組み合わせるsDrive18iが登場。このモデルは2026年2月で生産を終え、ガソリン系の役割をsDrive20iへ渡します。

  5. 48VのsDrive20iへ移行

    1.5L直列3気筒ガソリンに48Vインテグレイテッド・ハイブリッドを組み合わせたsDrive20iを追加。これによって、前輪駆動のガソリン系も48V仕様へ移行しています。

  6. sDrive20i originalを追加

    48Vシステム、ドライビング・アシスト、デジタル・キー・プラスなどを残しつつ装備を厳選したoriginalを設定。20i系の中に装備構成で選ぶ派生が加わっています。

U11では2026年のsDrive18i終了とsDrive20i追加が、ガソリン系を見分ける重要な境目です。




SELECTED VIDEOS

3代目X1 U11を動画でも見てみよう

動画では、通常モデルと300PSのM35i xDriveを分け、2026年追加のsDrive20iでは48V化された現行ガソリン仕様として見るとU11の違いをつかみやすくなります。

  • U11:カーブド・ディスプレイと新しい操作系を見る
  • xDrive20d:48Vディーゼル4WDを見る
  • M35i xDrive:300PSのM Performanceモデルを見る

iX1は別車種として扱い、X1 U11の動画とは分けて掲載します。




GOOD POINTS

3代目X1 U11を選ぶ4つの理由

01

現行ガソリンのsDrive20iまで48V化された

2026年に加わったsDrive20iは、1.5L直列3気筒ガソリンへ48Vインテグレイテッド・ハイブリッドを組み合わせています。前身のsDrive18iからモデル名を変えただけではなく、ガソリン系エントリーのパワートレイン自体が更新された点がU11後期の特徴です。


02

xDrive20dはディーゼルと4WDを一組で選べる

2.0Lディーゼル+48VのxDrive20dは、前輪駆動のsDrive20iとは駆動方式も異なります。現行U11では「20iか20dか」という名前の差が、そのままガソリン/ディーゼルとFWD/xDriveの違いにつながっています。


03

300PSのM35iが通常モデルと明確に分かれる

M35i xDriveは2023年9月に追加されたM Performanceモデルで、最高出力は300PS。sDrive20iやxDrive20dの上位装備版としてではなく、高性能側を受け持つ別の選択肢としてU11のラインアップに置かれています。


04

操作系もF48から大きく切り替わった

カーブド・ディスプレイの採用に加え、U11では従来のiDriveコントローラーを廃止。デジタル・キー・プラスやリバース・アシストも含め、2代目から乗り換えるときはエンジン以上に車内操作の違いが大きく感じられる世代です。





WHO IS IT FOR?

3代目X1 U11は、こんな人に合いそう

48VのsDrive20iを選びたい
ディーゼル4WDのxDrive20dを探している
300PSのM35i xDriveを候補にする
2026年追加のoriginalまで比較したい
F48とは異なるカーブド・ディスプレイ世代を選ぶ
sDrive18iとsDrive20iの切り替わりを見分けたい



CHECK BEFORE BUYING

買う前に、U11で見落としたくない4点

U11は2023年の登場時と2026年のラインアップが同じではありません。とくにガソリン系はxDrive20i、sDrive18i、sDrive20iと動いています。候補車のモデル名と登録年を一緒に追うと、駆動方式や48Vの有無を取り違えにくくなります。

01

sDrive18iとsDrive20iを同じガソリン車として括らない

sDrive18iは2024年に追加された1.5Lガソリンの前輪駆動車で、2026年2月に生産終了。後継のsDrive20iは同年5月に登場し、48Vインテグレイテッド・ハイブリッドを採用しています。U11のガソリン車を探すなら、この交代が大きな境目です。


02

20iと20dでは駆動方式まで違う

現行sDrive20iは前輪駆動、xDrive20dは4WDです。両方に48V技術が使われていますが、燃料だけを比較して選ぶモデルではありません。モデル名のsDrive/xDriveがU11では具体的な駆動方式の差を示しています。


03

originalは別パワートレインではない

sDrive20i originalは、sDrive20iの48Vパワートレインを使いながら装備を厳選した仕様です。originalという名称から動力系まで別物と考える必要はありません。20i系の中で装備構成を分けるモデルとして見ると関係が明快です。


04

M35iは300PSのM Performanceとして切り離す

M35i xDriveは300PSの高性能ガソリン4WDです。sDrive20iやxDrive20dと同じ尺度で装備差だけを比べると、U11内での位置づけを見誤ります。M Performanceを求めるかどうかで先に候補を分けるモデルです。





USED CAR GUIDE

3代目X1 U11を中古車で探すなら

U11は販売期間がまだ短い一方、モデル追加が多い世代です。2023年のxDrive20i、xDrive20d、M35i xDrive、2024年のsDrive18i、2026年のsDrive20iでは中身が違います。年式だけで並べず、正式なモデル名から候補を分ける方がU11では合理的です。

01

2023年式は発売時20iと後発20d・M35iを分ける

2023年2月の発売時はxDrive20iのみでしたが、5月にxDrive20d、9月にはM35i xDriveがラインアップへ入っています。同じ2023年式でもパワートレインの系統が一つではありません。登録年だけで絞るよりモデル名まで指定する方が正確です。


02

2024〜2026年の前輪駆動ガソリンは18iと20iを区別する

sDrive18iは2024年5月追加、2026年2月生産終了。sDrive20iは2026年5月追加なので、前輪駆動ガソリンでも時期によって仕様が変わります。48Vを条件にするなら20iへの切り替わりが基準です。


03

ディーゼルを探すならxDrive20dがU11の対象

3代目のディーゼルは2023年5月追加のxDrive20dで、2.0Lディーゼルと48Vマイルド・ハイブリッド、xDriveを組み合わせます。F48のxDrive18dとはモデル名も世代も異なるため、「X1ディーゼル」だけで検索すると先代が混ざります。


04

iX1をU11のX1グレードとして混ぜない

同時期の電気自動車iX1は、ELCではX1とは別車種として管理します。X1 U11の記事で探す対象は内燃機関系のX1です。中古検索でもiX1 eDrive20やxDrive30をX1のグレードとして数えると、サイト内の車種区分と一致しません。


中古のU11は、この順番で候補をそろえる

  • 正式なモデル名で2023年以降の仕様を分ける
  • sDrive18iと48VのsDrive20iを切り分ける
  • xDrive20dとM35i xDriveを別系統として見る
  • iX1はX1とは別車種として除外する


NEXT STEP

気になる1台を見つけて、カーライフをもっと楽しもう。

この世代が自分に合いそうだと感じたら、実際の車両や今のクルマの査定額も見てみましょう。


OFFICIAL SOURCES

公式情報で最終確認

U11の発売時仕様と、その後に追加された各モデルはBMW公式発表を基準に整理しています。