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ダイハツ ムーヴ完全ガイド|初代から最新型までの軌跡と歴代モデル情報

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投稿日:2025年5月22日| 最終更新日:2025年8月2日
メーカー:ダイハツ
目次
  • ダイハツ ムーヴの概要
  • ダイハツ ムーヴの歴代モデル概要

ダイハツ ムーヴの概要

ダイハツ ムーヴは、1995年の初代登場から四半世紀以上にわたり、日本の軽自動車市場における「軽トールワゴン」というカテゴリーを牽引し、常にその時代のベンチマークとして進化を続けてきた、ダイハツの屋台骨を支える基幹車種です。広大な室内空間と優れた実用性、そして経済性を高い次元でバランスさせ、日常のあらゆるシーンでユーザーの期待に応える「生活密着型」の軽自動車として、長きにわたり絶大な信頼と人気を誇っています。

歴代ムーヴに通底するのは、軽自動車という限られた規格の中で、最大限の価値をユーザーに提供しようとするダイハツの真摯なクルマづくりです。時代ごとのデザイントレンドを取り入れつつも、基本となるのは使い勝手の良さ。そして、スタンダードモデルと、より個性的で上質な「カスタム」モデルという2つのキャラクターを設定することで、幅広いユーザーの嗜好に応えてきました。ムーヴは、まさに日本の生活者の視点に立ち、その変化と共に歩んできた、軽自動車の歴史を語る上で欠かせない一台と言えるでしょう。

ダイハツ ムーヴの歴代モデル概要

初代 ムーヴ (L600S/L602S/L610S型)

  • 販売期間:1995年8月 – 1998年10月
  • 型式:L600S (FF NA), L602S (FF ターボ), L610S (4WD NA/ターボ)
  • 特徴:
    • 「ムーヴィング・コンパクト」をコンセプトに、背の高いボクシーなスタイルによる広い室内空間を特徴として登場。セダンに匹敵する走行性能も目指して開発されました。
    • 利便性の高い横開き式のバックドアと、多彩なシートアレンジが実用面で高く評価されました。
    • 1997年のマイナーチェンジでは、エアロパーツなどを備えたスポーティな「カスタム」シリーズが初めて設定され、後のムーヴにおける二枚看板戦略の先駆けとなりました。
    • パワートレインには、EF型660ccエンジン(自然吸気およびインタークーラーターボ)を搭載。特にターボモデルは、当時の軽自動車としては力強い加速性能を有していました。

2代目 ムーヴ (L900S/L902S/L910S/L912S型)

  • 販売期間:1998年10月 – 2002年10月
  • 型式:L900S (FF NA), L902S (FF ターボ), L910S (4WD NA), L912S (4WD ターボ) など
  • 特徴:
    • 1998年の軽自動車規格改定に合わせてフルモデルチェンジ。「クオリティ・コンフィデンス・ムーヴ」をテーマに掲げ、内外装の質感と安全性能を向上。
    • 衝突安全ボディ「TAF(Total Advanced Function body)」を初採用し、当時の軽自動車として高いレベルの安全性を実現しました。
    • エンジンはEF型をDOHC化。一部のカスタム系グレードには、パワフルな4気筒DOHCターボエンジン「JB-DET型」が搭載され、そのスポーティな走りで人気を博しました。
    • 標準モデルとカスタムモデルのデザインの差別化がより一層明確になりました。

3代目 ムーヴ (L150S/L152S/L160S型)

  • 販売期間:2002年10月 – 2006年10月
  • 型式:L150S (FF NA), L152S (FF ターボ), L160S (4WD NA/ターボ)
  • 特徴:
    • プラットフォームを一新し、クルマの基本性能を向上。「カスタムRS」などに採用された特徴的な丸型4灯ヘッドランプなど、より立体的でシャープなデザインへと進化しました。
    • インテリアはインパネデザインの刷新や素材の見直しにより、質感を向上させました。
    • パワートレインには、新開発のツインカムDVVT付き3気筒エンジン「EF-VE型」(NA)と、高性能な4気筒DOHCターボ「JB-DET型」(カスタムRS系)、そして3気筒DOHCターボ「EF-DET型」を設定。
    • SRSサイドエアバッグ(一部グレード)やキーフリーシステムなど、当時の先進的な装備も採用されました。

4代目 ムーヴ (L175S/L185S型)

  • 販売期間:2006年10月 – 2010年12月
  • 型式:L175S (FF), L185S (4WD)
  • 特徴:
    • プラットフォームとエンジンを全面刷新。エクステリアは、Aピラーからルーフエンドへと流れるようなワンモーションフォルムが特徴的な、スタイリッシュなデザインへと変貌。
    • 長年の特徴であったセンターメーターレイアウトを廃止し、運転席前にメーターを配置する一般的なレイアウトに変更されました。
    • パワートレインには、新開発のKF型直列3気筒DOHCエンジン(自然吸気「KF-VE型」、ターボ「KF-DET型」)を搭載。トランスミッションにCVTを積極的に採用しました。
    • 新プラットフォームによる低重心化やサスペンションの最適化により、ハンドリング性能と乗り心地も向上しました。

5代目 ムーヴ (LA100S/LA110S型)

  • 販売期間:2010年12月 – 2014年12月
  • 型式:LA100S (FF), LA110S (4WD)
  • 特徴:
    • ダイハツの低燃費技術「ミライーステクノロジー」の一部を本格的に採用し、クラストップレベルの低燃費を追求。
    • 第2世代アイドリングストップシステム「eco IDLE(エコアイドル)」を多くのグレードに標準装備しました。
    • 2012年12月の一部改良で、軽自動車として初めて衝突回避支援システム「スマートアシスト(スマアシ)」を一部グレードに設定。環境性能と安全性能を飛躍的に向上させました。
    • パワートレインはKF型エンジンを継続採用しつつ徹底的に改良し、NA車ではJC08モード燃費27.0km/L(当時)を達成しました。

6代目 ムーヴ (LA150S/LA160S型)

  • 販売期間:2014年12月 – 2023年7月頃 (次期型への移行に伴い生産終了)
  • 型式:LA150S (FF), LA160S (4WD)
  • 特徴:
    • 軽量高剛性ボディ骨格構造「Dモノコック」を軽自動車として初採用し、優れた操縦安定性と上質な乗り心地、高い衝突安全性能を高次元で実現。
    • エクステリアデザインは、「カスタム」モデルに軽自動車初のBi-Angle LEDヘッドランプ(2灯)を採用するなど、より上質で存在感のあるスタイルとなりました。
    • パワートレインは、改良型のKF型エンジンを搭載。パワーモード切り替えスイッチ「D assist」も採用されました。
    • 安全技術では、衝突回避支援システム「スマートアシスト」が着実に進化。「スマートアシストII」から、後期型ではステレオカメラを用いた「スマートアシストIII」へと進化しました。

7代目 ムーヴ (LA850S/LA860S型)

  • 販売期間:2025年6月 – 現在 (2025年6月時点)
  • 型式:LA850S (FF), LA860S (4WD)
  • 特徴:
    • 長らく登場が待たれる中、2025年6月に待望のフルモデルチェンジを果たした最新世代。「新時代の軽トールワゴンの指標」となるべく、プラットフォームからパワートレイン、内外装に至るまで全てを刷新しました。
    • ダイハツの新世代クルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を全面採用。軽量でありながら高剛性なボディは、操縦安定性と乗り心地、そして静粛性を飛躍的に向上させています。
    • パワートレインは、従来のガソリンエンジンモデルに加え、ダイハツ独自のシリーズハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」搭載モデルを新たにラインナップ。モーター駆動ならではの滑らかで力強い加速と優れた静粛性を実現し、燃費性能も大幅に向上させています。
    • エクステリアは、標準モデルがよりクリーンで上質なデザインに、そして「カスタム」モデルは大型グリルと精悍なLEDヘッドランプで、より存在感と高級感を増したスタイルへと進化。
    • インテリアは、大型のディスプレイオーディオやフルデジタルのメーターパネル(一部グレード)を採用し、先進性と使いやすさを両立。安全性能も最新世代の「スマートアシスト」を搭載し、全方位での安全運転をサポートします。
  • ダイハツ ムーヴ(7代目:LA850S/LA860S型)のユーザー評価と詳細レビューはこちら

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